2017年04月29日

週間診療情報(5月1日から5月7日まで)

kanban600.jpgこども診療所の来週の診療日情報をお知らせいたします

再三お知らせしているゴールデンウィークの情報と重複しています(変更はありません)

個々にお知らせした日以外は
いつもどおりの診療です


診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



5月 1日(月)   通常診療
5月 2日(火)   通常診療
5月 3日(水)   祝日休診
5月 4日(木)   祝日休診
5月 5日(金)   祝日休診
5月 6日(土)   臨時休診
5月 7日(日)   日曜休診


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2017年04月28日

感染症情報集計ミス訂正

mizueyubisashi.jpg 今週火曜日に掲載した4月10日から4月16日までの集計結果にミスがありました。訂正版が届きましたので、正しいデータを再掲載いたします。(ピンクの文字が正しいデータです)

 インフルエンザは減少を続けています。火曜日の記事では小児が2桁減、成人は1桁減とお伝えいたしましたが、正しくは「小児も成人も1桁の減少でした」。それでも成人の報告数が小児の報告数を上回る結果となっています。A型:B型の比率は小児が1:5弱、成人が1:3弱とあるのが、正しくは「小児が1:6、成人が1:3強」で、ともにB型の比率が高まっています。

 インフルエンザ流行の終焉はまだまだと言えそうです。

 その他の疾患には余り大きな動きは見られませんでしたが、先週報告数2桁入りした突発性発疹はわずか1週間で報告数1桁に後退しました。

 この週2桁以上の報告数があったのは突発性発疹が抜けて4疾患となり、小児インフルエンザ成人インフルエンザの順位が入れ替わりました。しかし、第2位から第4位までは僅差であり、来週はまた順位の変動があるかもしれません。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数145
第2位《3》成人インフルエンザ(報告数38
第3位《2》小児インフルエンザ(報告数35
第4位《4》溶連菌感染症(報告数31)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと9週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。先週報告数が7まで増加してしまいましたが、上でもお知らせした通り、今週の報告数は先週と同じ2例でした。


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2017年04月26日

ゴールデンウィークの診療情報(再掲)

kanban600.jpgこども診療所のゴールデンウィーク(4月28日から5月8日まで)の診療日情報をお知らせします

4月13日に掲載した内容と同じで
変更はありません




診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



4月28日(金)   通常診療
4月29日(土)   祝日休診
4月30日(日)   日曜休診
5月 1日(月)   通常診療
5月 2日(火)   通常診療
5月 3日(水)   祝日休診
5月 4日(木)   祝日休診
5月 5日(金)   祝日休診
5月 6日(土)   臨時休診
5月 7日(日)   日曜休診
5月 8日(月)   通常診療


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2017年04月25日

インフルまだまだ

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月10日から4月16日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 インフルエンザは減少を続けていますが、小児と成人では減少のスピードが違うようです。A・B併せた報告数は、小児では先週41例で今週が29例と2桁減を続けていますが、成人では39例と35例で、先週に続いて今週も1桁の減少にとどまりました。そのため成人の報告数が小児の報告数を上回る結果となっています。A型:B型の比率は小児が1:5弱、成人が1:3弱で、ともにB型の比率が高まっています。

 インフルエンザ流行の終焉はまだまだと言えそうです。

 その他の疾患には余り大きな動きは見られませんでしたが、先週報告数2桁入りした突発性発疹はわずか1週間で報告数1桁に後退しました。

 この週2桁以上の報告数があったのは突発性発疹が抜けて4疾患となり、順位では小児インフルエンザが2桁減で第2位から第4位に後退しましたが、第2位から第4位までは僅差であり、来週はまた順位の変動があるかもしれません。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数142)
第2位《3》成人インフルエンザ(報告数35)
第3位《4》溶連菌感染症(報告数31)
第4位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数29)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと9週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。先週報告数が7まで増加してしまいましたが、上でもお知らせした通り、今週の報告数は先週と同じ2例でした。


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2017年04月24日

こどもの発熱 ーガタガタ震えてても冷やすの?ー

clinic.jpg 月曜日は医学講座の日。なぜなら人間のからだを表す言葉には「月」(ニクヅキ)のつく漢字が多いから。

 「熱を下げるということは熱を逃がすことだ」と何度も何度もしつこくお話ししていますが、皆さんの実感としては「冷やす」という言葉のほうがしっくり来るようです。ですから最近の私は最初に「冷やす」という言葉を使ってそのあとで「逃がす」という言葉を使うようになりました。言葉はどうあれ実体は同じことなのです。

 ところで、熱があるときは冷やすということが段々浸透してくるようになると、次のような質問が出てきます。「急に熱が出てきて寒がってるんですけど、そういうときでも冷やしていいんですか?」

 確かに熱の上がり際には寒気や震えがきます。熱がゆっくりと上昇するときにはあまり見られませんが、急激に上昇するときによく見られます。このような寒気や震えを、前者は悪寒、後者は戦慄といいます。寒くてガタガタ震えることです。熱が上がりきると止まります。寒くてガタガタ震えている子の洋服をはぎ取るようなことは残酷に思えて、先ほどのような質問をなさるのだと思います。

 私の答はこうです。「理屈だけから言えば、熱があるんだから冷やしてかまわないということなんですけど、寒くてガタガタ震えている子にさらに寒い思いをさせるようなことは人情としてはできませんよね。この寒気や震えは熱が上がりつつあるときだけなので、温めようが冷やそうがどっちみち熱は上がるところまでは上がるわけです。ですから、お子さんが寒いと言っている間は寒気がなくなるぎりぎりのところまで温め、熱が上がりきってお子さんが暑いと言い出したらすぐに冷やし始めるということでいいんじゃないですか。」

 熱が出てきて寒気や震えが来ると、お子さんはきっと心細い思いをしていると思います。そんなとき少しでもぬくもりを感じることができれば、熱はどんどん上がるかもしれませんがお子さんの心も少しは安らぐのではないでしょうか。その意味では抱いて温めてあげるほうが効果は大きいと思います。



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2017年04月22日

週間診療情報(4月24日から4月30日まで)

kanban600.jpgこども診療所の来週の診療日情報をお知らせいたします。

個々にお知らせした日以外は
いつもどおりの診療です


診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



4月25日(火)   午後臨時休診です
           午前の診療は行います


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2017年04月18日

小児インフルエンザ半減

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月3日から4月9日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 小児インフルエンザがA・B併せて2桁減を続けています。報告数ではA7例、B33例で報告数全体としては半減しました。A型の減少が目立っています。比率もB型がA型の5倍弱となりました。

 成人インフルエンザでは、報告数全体としては1例の減少に留まっていますが、内容的にはA:B=12:27でA型が半減し、B型が倍増しました。その結果成人インフルエンザでもB型の比率のほうが高くなりました。

 感染性胃腸炎は微減でほぼ横ばい。溶連菌感染症は2桁の減少となりました。

 突発性発疹が一挙に10例増え報告数2桁となりました。

 先週増加した水痘おたふくかぜはどちらも報告数が5例減りました。

 この週2桁以上の報告数があったのは突発性発疹が加わって5疾患となり、順位では成人インフルエンザが2桁減の溶連菌感染症を抜き返して第3位に返り咲きました。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数149)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数41)
第3位《4》成人インフルエンザ(報告数39)
第4位《3》溶連菌感染症 ↓↓(報告数27)
第5位《0》突発性発疹 ↑↑(報告数11)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと8週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。先週報告数が7まで増加してしまいましたが、上でもお知らせした通り、今週は一挙に5例減少してして報告数2となりました。

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2017年04月17日

こどもの発熱 ーからだは熱いけど手足が冷たいー

clinic.jpg 月曜日は医学講座の日。なぜなら人間のからだを表す言葉には「月」(ニクヅキ)のつく漢字が多いから。

「熱が39.2℃あるんでからだは熱いんですけど、手足が冷たくなってるんです。手袋とか靴下をしたほうがいいんでしょうか?」
赤ちゃんや年齢の低いお子さんではよくこういうことが起こります。私の答はこうです。「あまり冷たくてかわいそうだったら手袋とか靴下をしてもいいですけど、熱を下げてあげると手足は温かくなりますよ。」
質問なさった方は訳がわからず一瞬目が点になります。もちろん私はきちんとフォローします。

「熱が高くなると心臓の拍動は早くなるんです揺れるハート。そうすると手足が冷たくなるんですけど、そう言われたってわかりませんよね。ではゴムボールで考えてみましょう。ゴムボールに1カ所穴を開けて水を入れます。ゴムボールをギュッと握って水を飛ばすとき、力を入れてギュ〜〜〜ッと握れば遠くまで水が飛びますねあせあせ(飛び散る汗)。でもキュッキュッキュと頻繁に握ったのでは水は遠くまで飛びませんよねバッド(下向き矢印)。心臓もそうなんです。通常の早さでギューッギューッギューッ黒ハートと動いているときには血液が勢いよく送り出されるのでからだのすみずみまで血液が十分に送られるんです。ところが熱が高くなって心臓の動きが速くなると心臓のちぢみかたはキュッキュッキュ揺れるハートになってしまって1回に送り出される血液のパワーが落ちて、手足の先みたいに心臓から最も遠いところまで十分な血液が届かないんです。だから色が悪くさわると冷たいという現象が起きてしまうんですね。熱が下がれば心臓の動きが遅くなってギューッギューッギューッ黒ハートになりますから手足の先まで血液が届き温かくなってくるんです。」

 言葉だけではこの辺のニュアンスは伝えにくいので、私は身振り手振りを交えて説明します。「は〜あ、な・る・ほ・ど」と納得していただいたところで、「熱を下げるというのは熱を逃がすことなんですよ。」と私の持論につなげていくのは当然のことです。この持論の詳しいことは3月20日と3月27日の「こども診療所医学講座」をご覧下さい。



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2017年04月15日

週間診療情報(4月17日から4月23日まで)

kanban600.jpgこども診療所の来週の診療日で特にお知らせしたい情報です


個々にお知らせした日以外は
いつもどおりの診療です


診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



4月18日(火)   午後の診療開始が遅れます
           松江小の内科健診業務のため
           午後3時30分からの診療となります


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2017年04月13日

ゴールデンウィークの診療情報

kanban600.jpg
こども診療所のゴールデンウィーク(4月28日から5月7日まで)の診療日情報をお知らせいたします。




診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



4月28日(金)   通常診療

4月29日(土)   祝日休診

4月30日(日)   日曜休診

5月 1日(月)   通常診療

5月 2日(火)   通常診療

5月 3日(水)   祝日休診

5月 4日(木)   祝日休診

5月 5日(金)   祝日休診

5月 6日(土)   臨時休診

5月 7日(日)   日曜休診

5月 8日(月)   通常診療


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2017年04月11日

インフルエンザ終焉か?

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月27日から4月2日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 2週続けて同じような動きをを見せた四強(感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患)ですが、今週はそれぞれ独自の動きを見せました。増えたのは感染性胃腸炎溶連菌感染症。減ったのは成人と小児のインフルエンザです。

 感染性胃腸炎は微増でほぼ横ばい。溶連菌感染症は2桁の増加となりました。

 インフルエンザは小児も成人も2桁の減少でした。このまま減少を続けて今シーズンの流行が終わる可能性が高くなってきました。

 小児インフルエンザのA型とB型の比率ですが、A:Bは報告数では26:59、先週とは逆でA型よりB型の減少率のほうが高くなりました。比率ではB型がA型の約2.2倍で先週の約2.4倍とほぼ同じでした。A・B合わせた報告数もついに2桁となりました。

 成人インフルエンザではA:Bが報告数では24:13、合計37例で、こちらは50例を割り込みました。AもBも共にかなり大きく減少しました。比率はA:B=約2:1で似たような経過が続いています。

 その他の疾患には大きな変動は見られていませんが、水痘(1→7)とおたふくかぜ(2→7)が報告数も増加数も1桁ながら、先週よりかなり増えています。

 この週2桁以上の報告数があったのは先週と顔ぶれは同じですが、順位の変動がありました。順位は次の通りです。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数155)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数85)
第3位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数42)
第4位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数40)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと7週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。先週報告数が1まで減って報告数0が期待されましたが、上でもお知らせした通り、今週は一挙に6例も増加して報告数7になってしまいました。


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2017年04月10日

こどもの発熱 −熱の高さと緊急度−

clinic.jpg月曜日は医学講座の日。なぜなら人間のからだを表す言葉には「月」(ニクヅキ)のつく漢字が多いから。

 こどもの病気と発熱について4回続けてお話ししました。記事のタイトルの代わりに番号しか表示しませんでしたら、「記事の内容がわからない。つまらない記事だったら読みたくない。」というリクエスト(?)をいただきました。それで今回からは記事の内容がわかるようなタイトルにいたしました。でも、なるべく全部読んでくださいね。

 午前中診察したお子さんが、午後の外来に再び連れてこられることがあります。「午前中診てもらったときは37.8℃だったんですけど、お昼寝から起きたら39.2℃になっちゃって・・・。」だいたいがこんなパターンです。私は冷たいもので、「ま、もともと熱があったんですからね。39℃を超えることもあるでしょうね。で、午前中と今で変わった様子は?」な〜んて素っ気なく対応します。

 37.8℃と39.2℃を比べたら、39.2℃のほうが病気が重そうだと感じるのは当然だと思います。熱の上がり下がりが病気の流れを判断する上で役に立つことは多々あります。でも37.8℃で顔色も悪く食欲もないという子と、39.2℃で顔色もよく食欲もあるという子がいたら、医者は躊躇なく37.8℃の子を先に診察するでしょう。

 熱は「病気がありますよ」というサインではありますが、必ずしも病気の重さを表すわけではないのです。この辺が数字というものが持つちょっと困った一面ですね。数値が上がるとそれにともなって病気そのものも<悪い方へ>変化していくと感じてしまうのです。問題は数字の変化にともなってその子の暮らしっぷり(食欲・睡眠・元気さ加減・顔色・表情・本人からの訴えなど)がどう変わっていくかなんですけどね。熱はドンドン上がっていくけど暮らしっぷりはあまり変わらないというのであればまず心配な病気ではありません。逆に熱と一緒に暮らしっぷりが悪くなっていくようであればそれなりの対応が必要になるでしょうし、熱は変わらないのに暮らしっぷりはドンドン悪くなるというのであれば、それこそ急いでダッシュ(走り出すさま)次項有病院病院を受診したほうがよいでしょう。

 ただ、暮らしっぷりと一言で言っても、上に書いたように食欲・睡眠・元気さ加減・顔色・表情・本人からの訴えなどと色々ありすぎてどれを目安に緊急度を判断したらよいのか困ってしまいますね。私はこれらの中で、熱をともなう病気の場合の緊急度の判断の目安としては「顔色」が一番わかりやすいと考えています。緊急度というのはもちろん病気が重いからということも含めてのことですが、必ずしも病気の重症度と同じではありません。急いで病院に行った方がいいけれど病院で手当をすればわりとスッキリしてしまうような病気が含まれることもあります。ですからここでいう病気の緊急度というのは病気そのものの緊急性ではなく、受診の緊急性のことだとお考えください。

 熱が上がるに連れて顔色が赤くなるちっ(怒った顔)ようならそれほど心配はありません。お風呂いい気分(温泉)に入ったあとを思い起こしてください。お湯で温まった体は紅潮して赤くなっているでしょう。「温度が上がってからだ(顔)が赤くなる」というのはごく自然な現象なのです。だから病気だとしてもそれほど緊急を要することはないのです。逆に、熱が上がっていくのに顔色は青白くなっていく、あるいは土気色になっていく、唇の色が暗い青紫色になっていくというのは自然ではありません。こんな時は急いで病院(夜間夜であれば夜間診療所や救急病院)に連れて行ってください。お子さんがこのような状態のときには「家にある解熱剤を使ってしばらく様子を見よう」などとは絶対に考えないでくださいexclamation×2
 


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2017年04月08日

週間診療情報(4月10日から4月16日まで)

kanban600.jpgこども診療所の来週の診療日で特にお知らせしたい情報です


個々にお知らせした日以外は
いつもどおりの診療です


診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



4月11日(火)   午後の診療開始が遅れます
           保健所の健診業務のため
           午後3時30分からの診療となります

4月15日(土)   午後の予防接種
           毎月原則として第3土曜日の午後
           予防接種だけを行っています
           一般診療は行いません
           時間は
           午後1時30分から午後3時までです
           前日までにご予約下さい

4月16日(日)   こども診療所で休日診療当番です(9時〜17時)


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2017年04月05日

B型肝炎予防接種の救済措置

inj.jpg 曜日は「予防接種講座の日」。なぜなら予防接種に使うワクチンは液体()だから・・・。


B型肝炎の予防接種は昨年平成28年10月1日から定期接種化され、接種費用は公費負担となり、生後2か月から生後1歳になるまでのお子さんは無料で接種を受けられるようになりました。

B型肝炎の予防接種は3回接種が基本で、3回すべてを完了するのには5か月から6か月の期間を要します。しかし、3回目の接種は1歳になる前に行わなければならないので、昨年の10月1日に既に生後6か月を過ぎてしまったお子さんは接種可能な期間が短く、3回の接種を受けられないという事態が起こってしまいました。

江戸川区医師会や江戸川区小児科医会はこの不平等を解消すべく、江戸川区に対して「平成28年10月1日の時点で接種可能な月齢であったお子さんすべてに3回接種が可能になるような救済措置を」と陳情を重ねて参りました。

この度その要望が受け入れられ、次の条件を満たす方に対して3回接種を可能にするような救済措置(無料接種)が設けられることになりました。次の条件からはずれた方は残念ながら公費負担での接種は受けられません。

《接種可能なお子さんの条件》
平成28年4月1日から平成28年7月31日までの生まれで、B型肝炎予防接種を3回接種していない1歳以上のお子さん
《救済措置の実施期間と実施医療機関》
平成29年4月1日から平成29年7月31日まで、江戸川区内の指定医療機関で(江戸川区外では受けられません)
《接種票の発行》
各健康サポートセンターで発行(接種票に必要事項を記入し、今まで予防接種を受けていた医療機関で接種して下さい)


※ このご案内は広報「えどがわ」平成29年3月20日号と江戸川区のホームページに掲載されています。


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2017年04月04日

四強すべて減少

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月20日から3月26日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

先週揃って2桁増を見せた四強(感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患)ですが、今週は揃って減少に転じました。成人インフルエンザだけは1桁の減少ですが、他の3疾患は2桁の減少となっています。

 インフルエンザについて言えば、このまま減少を続けて今シーズンの流行に幕を下ろすことになるかもしれません。しかしこの2・3週間というもの1週ごとに増減を繰り返していますので楽観は出来ません。

 さてインフルエンザを詳しく見てみましょう。まず小児のほうから。
小児インフルエンザのA型とB型の比率ですが、A:Bは報告数では33:80、A型は半減しましたがB型は20%の減少にとどまっています。比率ではB型がA型の約2.4倍で先週の約1.5倍に比べるとB型の比率が再び高くなりました。
成人インフルエンザではA:Bが報告数では38:25でA型微減・B型微増という結果でした。比率はA:B=1.5:1で先週の2:1よりはB型の比率が高くなっています。

 いずれにしてもまだ油断はできない状況といえるでしょう。

 その他の疾患には大きな変動は見られていません。

 この週2桁以上の報告数があったのは先週と顔ぶれも順位も同じ感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患でした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数153)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数113)
第3位《3》成人インフルエンザ(報告数63)
第4位《4》溶連菌感染症 ↓↓(報告数31)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと6週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。この週の報告数は前の週からまたさらに2例減って報告数1でした。果たして来週ゼロを達成できるかどうか楽しみですね。


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2017年04月03日

こどもの発熱 −パート4−

clinic.jpg 月曜日は医学講座の日。なぜなら人間のからだを表す言葉には「月」(ニクヅキ)のつく漢字が多いから。

 よくあるケースですが、何日か熱が続いたあとのある朝やっと平熱に戻ります。「よかったよかった」と喜んでこどもを幼稚園に行かせたら、午後になって「熱が出たから迎えに来て欲しい」と電話がかかってきます。迎えに行って帰宅の途中私の診療所に寄ります。「朝熱がなかったので右斜め下幼稚園行かせたら幼稚園で熱が出ちゃった右斜め上んです。」と、「どうしてくれるんだ!」みたいな口調です。私は冷静に答えます。

 「朝熱が下がっているのはアテになりません。人間は恒温動物とはいいますが、体温は1日の中で多少は変化します。基本的には朝低めで夕方に多少高くなります。その上がり方が1℃以内の場合は発熱とは言わないんです。人間の体温は朝低くて夜高い、それが健康パターンだと考えてください。さてそこで、病気の時の熱はどうかといいますと、1日中高熱が続いたり、1日の中で何回も上がったり下がったりする場合もありますし、また、朝は平熱近くまで下がるのに夜になると高熱になるというパターンを毎日繰り返す場合もあります。前者の場合は健康パターンではなくなっていますから病気としてもそれなりにしっかりしている、あるいはけっこうやっかいな病気のこともあります。一方後者の場合に、たとえば平熱が36.5℃ぐらいの子が朝37.8℃で夜39.3℃になったというケースで考えてみましょう。

 まず朝の体温ですが、平熱より1℃以上高いですから、この時点ですでに発熱していると言えます。さらに夜までに1℃以上高くなっていますからこれも確実に発熱の状態です。でも、熱が朝低くて夜高いというのはパターンでいえば健康パターンです。熱が健康パーターンであれば、熱の高さはどうあれ、そんなに重大な病気ではないと考えられます。もちろんそれは病気の重さの問題であって、高熱でお子さんが苦しくつらい思いふらふらをすることは別に考えなくてはなりません。

 さて、このお子さんがある朝熱を測ったら36.8℃だったとします。平熱より1℃未満高いだけですから熱が下がったと言えないことはありません。しかし夜になって再び38.0℃になったら朝より1℃以上高い、つまりまだ発熱状態にあるということになります。だから朝の体温だけで熱が下がったとは言い切れないのです。」

 さらに私は続けます。「熱の一日は午後6時に始まる、と考えてください。そう考えれば前の晩に熱のあった子は朝たとえ平熱であってもまだ熱のある一日の中にいるということになります。朝晴れも平熱手(チョキ)夜も平熱手(チョキ)そして翌朝晴れも平熱手(チョキ)となって初めて『熱が下がった』と言えるのです。」

 でもね。朝は普通だったら一日の始まり。その朝に平熱だったら幼稚園でも保育園でも行かせたくなりますよね。その気持ちはよ〜くわかりますが、行かせるかどうか決める際にはどうぞ前の晩の熱の具合を振り返ってみてください。



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2017年04月01日

週間診療情報(4月3日から4月9日まで)

kanban600.jpgこども診療所の来週の診療日で特にお知らせしたい情報です


個々にお知らせした日以外は
いつもどおりの診療です


診療時間の変更や臨時休診などは毎週掲載しています
受診前に確認なさることをお勧めします
(1か月の予定は月初めにホームページに掲載しています)



4月 7日(金)   臨時休診です


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