2017年05月12日

全体減少・感染性胃腸炎のみ増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月24日から4月30日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 この週は週末が連休となりましたが、1年の中でも時々あることなので、疾患報告数に対する大きな影響はないと思われます。

 そのような前提で疾患報告数を見てみますと、全体としては減少傾向にあります。特に先週急増を見せたインフルエンザは、この週小児も成人も2桁の減少となっています。そんな中で感染性胃腸炎だけは2桁の増加を見せています。

 その他の疾患では、1桁台の増加ながらプール熱が報告数2桁となりました。プール熱は夏風邪グループの一員ですが、このまま2桁の報告数を維持するかどうかは何とも言えないと思います。

 この週2桁以上の報告数があったのは、突発性発疹がまたもやわずか1週間で1桁に後退し、プール熱が新たに加わり、疾患数としては先週と同じ5疾患でした。順位の変動もありませんでした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数196)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数56)
第3位《3》小児インフルエンザ ↓↓(報告数37)
第4位《4》成人インフルエンザ ↓↓(報告数11)
第4位《0》プール熱(報告数11)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと11週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。今週の報告数は先週よりさらに4例増えて8例になってしまいました。定期予防接種の対象疾患として、報告数2桁だけは避けてほしいところです。


posted by YABOO!JAPAN at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする