2008年06月28日

瑞江中吹奏楽部とMJOの競演

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 江戸川区にお住まいの方なら、この建物がなんだかすぐわかりますね。そうです。江戸川区総合文化センターです。江戸川区医師会館のとなりにあるあれですね。というより、総合文化センターのとなりに医師会館があるというほうがあってるんでしょうが、商売柄自分に関係の深いほうが中心になってしまうんですね。 

mjo_poster.jpg  この建物で昨晩、おっと、日付が変わってしまったので一昨日の夜、マンハッタン・ジャズ・オーケストラのコンサートが開かれました。私はビッグ・バンド・ジャズは好きなのですが、デューク・エリントンとか、カウント・ベイシーといったオールド・スタイルのジャズのほうが対象で、マンハッタン・ジャズ・オーケストラ(MJO)のことはまったく知りませんでした。

 たまたま東部健康サポートセンターに健診の仕事で行った帰りにロビーでポスターを見つけ、「おっ、ビッグ・バンド・ジャズが江戸川に来るっ!」と、喜び勇んでチケットを買ったのです。

 そして当日、文化センターのロビーには「瑞江中吹奏楽部との合同演奏がございます」と貼り出されているではありませんか!!!「エ〜ッ、吹奏楽部ってブラバンじゃないの?ホントにジャズの競演かね???」と半信半疑でいよいよ開演です。

mjo_devid.jpg MJOのリーダー、デヴィッド・マシューズはNHKテレビの番組「英語でしゃべらナイト」に何回も出演したこともある大の日本通で、公演のすべてを日本語で司会していました。アレンジャーでもあり作曲家でもあるそうですが、今回の公演で演奏したのは彼がアレンジした曲ばかりでした。第1部ではクラシックをアレンジしてジャズにした曲が演奏されましたが、指揮をするマシューズもスコアを見ているし、演奏者もそれぞれ譜面台の楽譜を見ているし、オールドジャズファンとしては違和感を感じました。

 が、アレンジャーとしての才能はものすごいものがあると思います。ものすごく洗練されていて、ジャズとはいえ、ニューヨークの下町のジャズライブハウスで演奏するというよりは、マンハッタンの高級クラブで演奏されるジャズという感じでした。ジャズをクラシック的に表現するとでもいいましょうか、とにかく極めて芸術性の高い音楽でした。

 そして、第1部の最後の曲の前に瑞江中吹奏楽部が登場しました。全員女子生徒で、白いブラウス、紺のスカート、白いハイソックスといういでたちで、思わず映画「スイング・ガールズ」を思い出してしまいました。あとで調べたら、彼女たちはMJBというんだそうです。「Mizuechu Jazz Band」?ノー、ノー!「Mizue Joyful Breeze」だそうです。

 で、どんな曲を演奏するかと思いきや、なんとスタン・ケントンの曲なんて渋いですな〜。タイトルは「アーティストリー・ジャンプ」。なんでもこの吹奏楽部を指導する女の先生のお気に入りの曲だそうですが、そんな歳にも見えないのにスタン・ケントンを知っているだけでもビックリです。

 競演ということでMJOと一緒に演奏するわけですから、残念ながらプロの音の迫力に彼女たちの音はかき消されてしまいました。たとえばワンコーラスはプロが演奏し、ワンコーラスはスイングガールズたちが演奏するという方法をとれば彼女たちの演奏がもっとよく聴けたのにと思います。

 でも、アドリブソロの部分は彼女たちが担当し、スウィンギーなソロを楽しませてくれました。彼女たちの後ろで聴いているMJOのメンバーたちも「やるね〜。こりゃ参ったね〜。」といった感じで苦笑いしていました。
 
 ま、アドリブとはいっても、その場で即興的に演奏していたのではなく、楽譜に書いたパートを練習したものだとは思いますが、それにしてもいいスウィングしてました。MJBメンバー一人一人にとって一生の思い出になるでしょうね。

 第2部はグレン・ミラーの曲をさらにアレンジしたスウィング・ジャズが中心の演奏でした。何度も言いますが、デヴィッド・マシューズのアレンジは最高で、極めて高い音楽性がありました。それを大迫力で演奏するプレーヤー達もすごいモンです。

 最後は「スィング・スィング・スィング」だと思っていたら、「スウィングしなけりゃ意味ないよ」だったので、ちょっとがっかりしましたが、そこはよくわきまえたもので、アンコールが「スィング・スィング・スィング」でした。これで満足でしたが、それでもドラム・ソロが短かったのは残念でした。

mjo_play.jpg

 私の心の中のジャズとはちょっと違っていましたが、それでも素晴らしい演奏・素晴らしいアレンジのビッグ・バンドを聴けて大満足のひとときでした。

 おまけに、「お帰りバス」というのが運行されて、文化センターの玄関前から一之江駅前まで送ってくれたのには感心しました。もちろん有料です。一般の路線バスと同じ200円でした。


posted by YABOO!JAPAN at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ローカルニュース江戸川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今頃になって、このブログに気がつきました。不明をただただ、お詫びするばかりです。
さて、来る2011年7月8日(金)のT14:00〜15:00に、瑞江中学校のおそらく講堂を、「デューク・エリントン・オーケストラ」のメンバーが訪問します。そして、吹奏楽部員を対象に、クリニック活動を展開することとなりました。
できれば、貴ネットワークでお知らせを頂き、記者の皆様に、ご臨席いただければ幸いです。
また、総合文化センター公演本番(7/16(土)15時開演)も、まだまだ良いお席がございますので是非ご予約を賜れば、幸甚でございます。
                    敬具
Posted by 篠原 慎一 at 2011年07月05日 00:11
篠原様
コメントありがとうございます。でも、何か勘違いなさっているのではないかと思われるのですが、このブログにはネットワークのようなものはありませんし、メディアとの繋がりもまったくありません。
一人の町医者が勝手気ままに日々の出来事などを書き綴っているだけのブログです。
私自身は本文にもありますようにビッグバンドジャズが大好きですし、デュークエリントンなんていったら真っ先に駆けつけたいところですが、7/16は午後4時まで仕事、サントリーホールも仕事、7/8の松江中訪問も仕事時間中ということで、残念ながら私の興味の枠からは外れてしまっています。
申し訳ありませんが、他のルートでアナウンスメントをなさってください。
Posted by YABOO!JAPAN at 2011年07月05日 10:29
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