
今週は感染症報告数の順位と報告数二桁以上の疾患の種類は変わっていませんが、ヘルパンギーナの急増が目立ちます。先週第2位の感染性胃腸炎が減少したため、ヘルパンギーナのダントツになっています。
定点医療機関からの報告総数561例のうち、ヘルパンギーナだけで248例と、江戸川区ではやっている感染症の約半分はヘルパンギーナと言ってもいいほどです。
報告数二桁以上の疾患では、他には手足口病が約10%増加していますが、それ以外の疾患は軒並み減少しています。
先週と同じですが、順位は第1位ヘルパンギーナ、第2位感染性胃腸炎、第3位手足口病、第4位溶連菌感染症、第5位プール熱、第6位水痘、第7位突発性発疹の順になっています。
定期予防接種の対象となっている病気としては百日咳、風疹はゼロでしたが、中央地区で麻疹が1例報告されています。
リンゴ病、はやり目はそれぞれ1例報告され、インフルエンザはゼロでした。