2008年07月31日

最後の四枚落ち

shogismallnail.jpg木曜日は将棋の日。なぜなら将棋盤も駒も「木」でできているから。

 先週は四枚落ちを卒業したあまりの嬉しさに、指導対局の棋譜だけ先に掲載してしまいました。そして記事の最後には、「では次回から二枚落ちの棋譜でお楽しみくださ〜い。ルンルンかわいい」な〜んてなことまで書いてしまいました。

 でも、「四枚落ちもこれが最後か」と思うと、「もしここでこう指したらどうなっただろう?」という疑問がいくつか出てきて、将棋ソフトを使って試してみました。

 今日は、先週のビギナーズセミナーの詰め将棋と、将棋ソフトで試した変化の棋譜再生をご覧ください。

 まず先週の詰め将棋です。左側がみんなで考える3手詰め。右側が「これが解けたらエライ」(先生)「エラクなくてもいいですから解けたら二枚落ちにしてください」(私)『ダメです』(先生)というやりとりのあった5手詰めです。正解は棋譜再生画面のあとに掲載してあります。

tsume3_724.JPGtsume5_724.JPG

 では棋譜再生です。盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。《ヘルプ》

<拡大表示>

 どっちにしても上手の玉が詰まされるんですけど、61手目は△7二銀より△7二桂のほうが手数がかかるようですね。

 次は65手目に先生が投了せずに△6三銀と打ったとき、私の考えていた手で勝てるかどうかという変化です。

<拡大表示>

 きっちり詰み上がりましたね。では、詰め将棋の正解です。まずは3手詰めから。

 ▲3五馬△同銀▲2三金までの3手詰めでした。2三の地点を守っている銀を移動させることによって▲2三金が成立します。初手▲2三金だと△同銀に▲3五馬としても△2四銀と当てられて詰みません。また、2手目に2四に合駒をしてきたら3手目▲1二金の詰みとなります。

 次に5手詰めです。▲7七龍△4八玉▲4七金△5九玉▲7九龍までの5手詰めでした。「ちょ〜っと待った!▲7九龍に対して6九に合駒ができるじゃないか!」と考えたあなた、実は私もそう考えて、初手を▲6七龍にして考えていて時間切れになってしまったんですが、盤上の駒をよく見てください。

 詰め将棋には「盤上の駒以外はすべて玉方の駒とみなす」というルールがあります。その他にも詰め将棋特有のルールがありますが、それ以外はすべて通常の将棋のルールが適用されます。盤上にない駒といえば歩と香車と桂馬だけなんです。この3種類の駒は後ろに引けない駒だから、6九に打ってはいけない(行き場のない駒は打てない)、打つと反則になってしまうんですね。つまり6九に打ってもいい駒はすでに全部盤上にあるということなんです。ですから▲7九龍で詰みなんです。

 「攻め方の玉は盤上にないから合駒できるんじゃないの?」と考えたへそ曲がりなあなた。攻め方の玉が相手方にあるということは勝負がついているということ、つまりこの詰め将棋自体が成り立ちませんから、攻め方の玉は合駒としては使えないんです。

 将棋のルールを逆用したトリッキーな5手詰めでした。これが解けなかった私は、始めに先生が「解けたら二枚落ち」と言ってくださったとしても二枚落ちにはならなかったんですが、このあとの指導対局で見事に勝って四枚落ちを卒業しましたからね。と、結局はこの話にいってしまうんですね。

 でもホントにこれが最後の四枚落ちです。次回からは二枚落ちの棋譜でお楽しみくださ〜い。ルンルンかわいい


posted by YABOO!JAPAN at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤブログ将棋教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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