2009年06月06日

インフルエンザの封じ込め

c_title.gif

 5月中旬から6月初旬にかけて、葛西地区の2つの学校で季節性インフルエンザA香港型(H3N2)が相次いで(?)発生しました。5月中旬に発生した学校(中学校)では新型インフルエンザはまだ関東にまで拡大していませんでしたから、ごく普通のインフルエンザとして対応しました。6月初旬には、東京都もすでに新型インフルエンザの国内発生期としての対応を取り始めていましたから、6月初旬に発生した学校(小学校)では直ちに学級閉鎖の措置を講じました。その結果どうなったか・・・?

 5月の中学校では当初15名だった発熱者のうち9名からA香港型のウイルスが検出されましたが、通常の授業を続けた結果、1年生から3年生までの全学年で、合計129名のインフルエンザ感染者が発生してしまいました。

 いっぽう、6月の小学校では当初の2年生の1クラスでの発熱者3名全員からA香港型のウイルスが検出され、発生の翌日から3日間そのクラスを学級閉鎖にした結果、そのクラスからさらに3名、合計6名の感染者が出ただけで、他のクラスや他の学年からは1名も感染者が出ませんでした。

 この2つの学校での事例からは、インフルエンザ対策として封じ込め作戦がいかに重要かということを学ぶことができます。

 封じ込め作戦には2つの方法があります。一つは感染者を隔離する方法で、日本初と思われていた神戸の高校生は成田空港の検疫で発見されて成田市内の病院に隔離されました。

 もう一つは、感染する場所をなくすということです。中学校ではそういう措置(登校時間制限や学級閉鎖・休校など)をとらなかったため100名以上の感染者が出てしまいましたが、小学校では直ちに学級閉鎖を行ったため6名の感染者で食い止めることができました。

 新型インフルエンザに関して、自分が感染しないための防御法が大切なのはもちろんですが、自分がインフルエンザかもしれないというときに人に感染させないということも十分に念頭に置いていただきたいと思います。


posted by YABOO!JAPAN at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ローカルニュース江戸川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。