2009年07月01日

はしか(麻疹)もお忘れなく!

edogawa.gif

vac100.jpg このところ新型インフルエンザにばかり関心が向いてしまって忘れ去られがちですが、はしか(麻疹)の撲滅も大切なんです。日本が世界有数のはしか輸出国であり、先進国ではしかを撲滅できないでいる国は日本ぐらいだという話は今までも何度かしました。

 この汚名を挽回すべく平成20年度から5年計画で「はしか撲滅推進運動」が始まり、この5年間に限って、MRワクチンを1歳〜2歳の1期、小学校入学前1年間の2期の他に、中学1年生に相当する年齢のお子さん全員(第3期)と高校3年生に相当する年齢のお子さん全員(第4期)に公費で予防接種を行うことになったということもお話ししました。

 この計画が予定どおり進めば、2012年(平成24年)には、1歳以上22歳以下の日本人はすべてはしかの免疫を持つようになるはずだということもお話ししました。

 そしてまた残念なことに、この計画は全く予定どおりに進まず、第3期と第4期の接種率は低迷を続けています。初年度である平成20年度、江戸川区では第3期の予防接種率が70.9%、第4期にいたっては55.5%という有様です。全国で最下位を争っている東京都ですが、その中でも江戸川区は最下位を争うほどの惨状です。

 感染症を征圧するためには最低でも全住民の85%が免疫を獲得している必要があるといいますから、この接種率でははしか(麻疹)は撲滅できそうにもありません。

 なぜこんなに接種率が低いのか?答えは簡単です。厚生労働省は文部科学省に協力を依頼しなかったからです。平成20年度の反省に立って、今年度から文部科学省への働きかけを始めると言っていますが、中学生・高校生を相手に何かをしようと思ったら学校を通してやるのが一番。こんなわかりきったことも知らないなんて、縦割り行政と役人の頭の固さにはビックリしますね。


posted by YABOO!JAPAN at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ローカルニュース江戸川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。