
いよいよ今日から実戦編です。ブログ上で実際に動かすことのできる盤面でお楽しみください。
十枚落ちからスタートしますが、十枚落ちだけ盤面が実際の盤面と異なりますのでご注意・ご了承ください。どういうことかといいますと、盤面作成にはパソコン用将棋ソフトを使っています。このソフトには十枚落ちの設定があり、棋譜が正しく反映されるのですが、この盤面をブログ用に変換するソフトには十枚落ちの設定がないようなのです。色々試してみましたがどうしても十枚落ちを再現することができないので、八枚落ちの設定で十枚落ちの棋譜を入力しました。ですから盤面には上手の玉の両隣りに金が居座っていますが、これはいないものと見なしてください。実際の将棋盤で駒を動かすときはもちろん金を置かずに動かしてください。

盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》
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いかがでしたか?駒落ち将棋(十枚落ち)の感覚がおわかりいただけたでしょうか?下手(お子さん)がある程度将棋を知っていて、戦いながら玉を追いつめていくという感覚を持っていたら、まず上手は勝てません。でも我慢して相手をしてあげてくださいね。
では次に、12手目に▲3三角成ではなくて▲3三飛成だったらどうなるかというのをご覧ください。前の棋譜の感覚に合わせて私が考えた手順です。
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見事に決まりましたね。では今日はここまで。来週は同じ十枚落ちですが、将棋の感覚を磨く別の棋譜を何局かご紹介します。お楽しみに!