2009年10月01日

YABOO!JAPANの将棋入門(6)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 今回から八枚落ちに挑戦です。八枚落ちの上手は玉と二枚の金だけで戦います。下手はもちろん玉から歩まで20枚すべて使用可です。なんですが、実際には八枚落ち程度でしたら下手は多くの種類の駒を使わなくても勝ててしまうんですね。

8book2.jpg さて、八枚落ちになると本格的な参考書が現れます。左の赤い本は日本将棋連盟で出版している「駒落ち定跡」(所司和晴七段著)という本です。八枚落ちから香落ちまで、駒落ちのすべてを網羅した【決定版】(本の副題)です。右の本は講談社現代新書1757「最強の駒落ち」(先崎学八段著)です。「駒落ち定跡」はまさにオフィシャルブックの定跡書です。それに対して「最強の駒落ち」は定跡をたどりながらも、わりと自由な指し方を目指す指導書で、上手の戦い方も書かれています。

 今日ご紹介するのは「駒落ち定跡」の八枚落ちのページです。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 上手に金が二枚増えただけでずいぶんとむずかしい戦い方になります。やはり作戦(定跡)がないと勝てません。ただし、駒落ち将棋の定跡というのは、初心者に様々な手順を覚えさせながら下手を勝ちに導くように書かれています。実際に上手と対局するとこんなにスイスイと勝てるわけではありません。

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 こんなにうまくいくわけないよとお思いでしょうが、こういう思い切った手は定跡を知らなければ絶対に指せませんね。でも「駒落ち定跡」にはこの棒銀定跡2局しか書いてありません。

 では次に私(下手)と将棋ソフト最強の六段(上手)の対局をご覧ください。

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 私は手合いとしては二枚落ちですから、この辺はスイスイ勝たなければいけないのですが、八枚落ちを指していたのはもう3年ぐらい前なので定跡も忘れてしまいました。でもこのレベルなら多少のミスはあってもだいたい勝てますね。

 では次回は先崎八段の本から別の戦法をご紹介します。お楽しみに!
posted by YABOO!JAPAN at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | ヤブログ将棋教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by クリスチャンルブタン 取扱店 at 2013年07月20日 12:51
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