2010年02月27日

ヒブ(Hib)ワクチン公費補助(速報)

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 今年の4月1日から、江戸川区ではヒブ(Hib)ワクチンの接種に対して公費補助を行うことになりました。まだ速報の段階ですので、詳しいことは後日掲載いたしますが、現時点でわかっていることだけお知らせします。

 予防接種事業は区市町村単位で実施することが原則になっていますので、この公費補助については江戸川区にお住まいの方だけが対象になります。江戸川区以外にお住まいの方はそれぞれの区市町村の情報を確認してください。それぞれの区市町村でも同じような動きがあると思います。

 さて、江戸川区の「ヒブ(Hib)ワクチン予防接種の公費補助実施要領」によりますと・・・。

1)生後2ヶ月〜5歳の誕生日の前日(5歳未満ということ)までの乳幼児が江戸川区内の指定医療機関でヒブ(Hib)ワクチンの予防接種を受ける場合、接種票を持参することで、接種1回につき接種料金の内江戸川区が4,000円を補助する。

2)接種希望者は4月1日以降健康サポートセンターに申請し、接種票と区内の協力医療機関一覧の交付を受ける。

3)接種希望者は接種票を持参して医療機関を受診し、接種後料金から4,000円を差し引いた差額を窓口で支払う。


ということになりそうです。


《問題点》
1)接種票の交付は4月1日以降ですので、それ以前に接種の予約をなさっている方は補助を受けることはできないのだと思います。

2)江戸川区は1回の接種料金を8,000円と想定しているようですが、新型インフルエンザのように国が接種料金を全国一律に定め、国の管理下でワクチンを供給するのと違い、ヒブ(Hib)ワクチンの接種はすべて任意接種として行われるため、江戸川区が区内一律料金を定めるのは問題があると思います。

3)公費補助が出るようになってもワクチンは当分の間一つの医療機関に1か月3名分しか供給されない状況が続きますので、何ヶ月も先にならないと接種できないという状況が改善されるわけではありません。

 4月1日の実施までにはこれらの問題点もきちんと整理されると思います。現時点ではあくまでも”速報”としてお考えください。


《4月まで接種を延期するかどうか?》
 2月はもうほとんど終わりますが、3月中に予約をなさっている方は「4月に延期しようか?」と考えると思います。

 これから第1回を接種する方や、1歳以上で1回しか接種なさらない方は4月に延期するのも一つの方法だと思います。でも、4月に延期したためにその間に髄膜炎にかかってしまうという確率は非常に少ないとはいえ、絶対にないとは言えないと思います。医者の立場としては「やると決めたらなるべく早いほうがいい」という意見ですが、ヒブ(Hib)ワクチンの接種料金はかなり高額ですのでなんともむずかしい判断です。

 2回以上接種する方で、すでに第1回(あるいは第2回)の接種を済ませている方の場合、ヒブ(Hib)ワクチンの接種間隔は4週間から8週間となっていますから、その範囲内で後にずらすことは可能だと思います。延期したためにその間に髄膜炎にかかってしまうという確率は全く接種を受けていないお子さんよりははるかに少ないと思いますが、これまた絶対にないとは言えないと思います。効果の点からいえば、8週間以上に延ばすことはやめたほうがいいと思います。2回あるいは3回接種する意味が薄れます。

 追加の接種時期に来ている方は、初期免疫終了後おおむね1年ということですので、1か月程度遅らせることはほとんど問題ないと思いますが、接種を予定している医療機関とご相談ください。

 行政のやることですから、4月以前に接種を受けた方にさかのぼって補助を行うということはあり得ないと思いますので、よくよくお考えになって接種時期をお決めください。


posted by YABOO!JAPAN at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ローカルニュース江戸川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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