2010年05月25日

東山魁夷の世界

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 この風景、どこかで見たような気がしませんか?

 下の画像をご覧ください。

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 一番上の写真は曇り空でおまけに携帯での撮影ですから、なんか薄暗い山の風景にしか見えないかもしれませんが、この場所に着いて初めてこの光景を目にしたとき、思わず脳裏に浮かんだのが東山魁夷のこれらの絵でした。

 動物は白馬ならぬ釣り人で、ここは栃木県鹿沼市にあるフィッシングリゾート上永野というところです。先週末に高校時代の仲間3人で、鋭気を養いに行ってきました。仲間の一人がここの常連でマス釣りを兼ねて飲み会を開こうと企画したものです。宿泊施設があり、食事も出ます。

 泊まった晩の夕食にはイワナの刺身が出ました。初めて食べましたが、サーモンのようなオレンジ色の身で、ふんわりとした舌触りと淡泊な味がケッコーでした。すでに日没前から酒盛りが始まっていて、食事の時にはできあがり状態。写真を撮ることなどすっかり忘れていました。

 釣り用の池は人工で、マスは放流していますが、周囲を山に囲まれたとても静かなところで、東山魁夷の世界に浸ってきました。本当は私もマス釣りをしようかなと思っていたのですが、二日酔いでそれどころではありませんでした。

 それで、池のまわりを散歩していたらレンゲソウを見つけました。

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 私がこどもの頃には、春になるとそこら中のたんぼがすべてレンゲ畑になりました。レンゲソウの根粒バクテリアがたんぼの土を改良してくれるのです。花を見るためでも何でもないので、私達がその中で飛び跳ねようが寝転がろうが、お百姓さんに怒られる心配がなく、こども達の格好の遊び場でした。

 花が終わると土おこしをして苗代を作り、やがて田植えが始まります。

 いつしか合成肥料にその座を奪われて今ではレンゲ畑を見ることができなくなってしまいました。レンゲソウを見たのも何十年ぶりのことでした。

 夜東京に戻って、友人が釣ったマスを肴に、晩酌をしてしまう私はホントに呑兵衛なんですねぇ。




posted by YABOO!JAPAN at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | こども診療所日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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