
例年この週は休診となる医療機関が多いので、一応参考になさる程度がよろしいかと思います。
先週増加した百日咳ですが、今週は急に減少して葛西地区で1例報告されているだけになりました。
先週小児も成人も2例ずつ報告されたインフルエンザの報告は、小児も成人もゼロでした。
今週の2桁増加疾患は水痘だけでした。2桁減少疾患はヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、リンゴ病、手足口病、百日咳の5疾患でした。
今週報告数2桁の疾患は先週より1疾患少ない7疾患でした。プール熱と水痘が2桁台を回復し、リンゴ病と百日咳と突発性発疹が1桁台となりました。順位は第1位と第2位が入れ替わり、第1位感染性胃腸炎↓↓(報告数61)、第2位ヘルパンギーナ↓↓(報告数44)となりましたが、両疾患とも2桁減が続いています。第3位手足口病↓↓(報告数29)、第4位おたふくかぜ↓(報告数18)は先週と同じで、第5位に水痘↑↑(報告数16)が復帰し、第6位を溶連菌感染症↓(報告数13)とプール熱↑(報告数13)が同数で分け合いました。(矢印は前週の報告数との比較/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)
定期予防接種の対象となっている病気としては、すでにご報告したように百日咳が1例でしたが、麻疹と風疹はともに報告数ゼロでした。