2010年10月21日

インフルエンザワクチン(きのうのつづき)

 昨日のヤブログ予防接種講座では、去年1歳未満には接種しなかった新型インフルエンザワクチンが、今年接種可能になった理由はわからないと書きましたが、私なりの考えを述べてみます。

 去年は新型インフルエンザ用単独ワクチンと、従来から使用されてきた季節性インフルエンザ(A型2種とB型1種の混合)ワクチンの2種類のワクチンが使用されました。新型専用は1歳未満接種不可でしたが、季節性用は従来通り生後6か月から接種可能でした。

 今年は季節性インフルエンザワクチンのA型のうちH1N1のほうを新型用のワクチンに置き換えました。ですからワクチンとしての位置づけは従来の季節性用のワクチンと同じということになります。そして日本では新型インフルエンザ用のワクチンはこの1種類しかありません。

 一方、新型インフルエンザ対策としての予防接種は「感染症対策ナンタラカンタラ・・・」という特別措置法によって行われます。ですから国からの行政指導によって各自治体は中学生までのお子さんに公費補助を行っているのです。

 しかしこの法律の対象はあくまでも新型インフルエンザの予防接種に限られているのです。

 でも先に述べたように日本には新型単独ワクチンはありません。

 こういうとき法律というのは便利なもので、「新型インフルエンザの予防に○○のワクチンを使用してもよいものとする」という一文を付け加えることによって○○のワクチンが使えるようになってしまうのです。○○といのは現在使用が始まった日本に1種類しかないインフルエンザワクチンのことです。

 ということで使えるようになったインフルエンザワクチンは従来の季節性インフルエンザワクチンと同じ位置づけですから、生後6か月になれば接種可能になった。

 そんなところではないかというのが私の推理ですが、多分こんなもんだと思いますよ。「オカミ」のやることはようわかりませんな。



posted by YABOO!JAPAN at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | こども診療所日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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