2010年11月20日

ゴッホ展、観てきました

木曜日の午後、こども診療所は休診です。

健康サポートセンターでの乳児健診や3歳児健診、校医の仕事や、平日の昼間でないと開いていないお役所や金融機関などでの用事でつぶれてしまうこともありますが、月に1回か2回は自由に使える数少ない時間帯です。

一昨日はまさにそういった自由時間で、六本木の国立新美術館で開催されている「ゴッホ展」を観に行きました。

「ゴッホ展」は2回目です。1回目は小学生のとき母に連れられて上野の国立博物館に観に行きました。博物館を1周以上取り巻くような長蛇の列でしたが、母が事務所の誰かと話したらあっという間に中に入れたのをとても不思議に思ったのを覚えています。

今日の国立新美術館のほうはどうだったかというと、行列全くなしでした。木曜日の午後4時過ぎに入館しましたが、館内も混雑はなく、じっくりと観賞することができました。

gogh.jpg


ゴッホの人気も落ちたのかと思いましたが、他の人のブログを見たら、けっこう混んでいたようなことが書いてあって、ラッキーでした。

小学生のときは糸杉の渦巻くようなタッチと強烈な色彩、月だか太陽だかわからないような色のコントラストと耳に包帯を巻いた自画像が強く印象に残りました。

gogh1.jpg


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今回のゴッホ展では上の画像の中では、真ん中の「種を蒔く人」だけが出品されていました。

今回のゴッホ展は、ゴッホの画家としての足跡をたどっていくもので、初期にはデッサンばかり描いていて、油彩画を初めてから亡くなるまでに10年もなかったこととか、いわゆるゴッホらしい画風に到達するまでに影響を受けた画家の作品なんかも展示されているとか、色々勉強になる展覧会でした。

ミュージアムショップでは、有名な絵のカードしか販売されてなくて、あんなにデッサンの作品を展示するんだったら、デッサンのカードも売ってほしかったです。

一番印象に残ったのは「麦の穂」という晩年の(なくなる数ヶ月前の)作品でした。出品作は初めて見るゴッホばかりでしたが、この作品も初めて見ました。

gogh-m.jpg


この画像は今回のゴッホ展に出品されている状態を撮影したものですが、私が隠し撮りをしたのではありません。マスコミ関係の方のブログから拝借しました。きっと、一般公開前のマスコミ公開で撮影したものだと思います。

もう1枚、他の方のブログから拝借した拡大画像を掲載します。

gogh53.jpg


ゴッホらしい筆致ではあるものの、淡い色彩を使って、麦の穂だけを描いています。単純なパターンの繰り返しは様式美とも言えそうで、また、インドネシアのバリ絵画に通じるものも感じました。

追われるように絵を描き続けてきたゴッホが、死を間近にして自分が描きたいときに描きたい絵を描いたという印象でした。他にも最後の1年、療養院に入院中に描いた絵は、どれも明るくてゴッホの魂が解き放たれたかのようでした。陳腐な表現ですが・・・。



posted by YABOO!JAPAN at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | こども診療所日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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