
ニューヨーク・メトロポリタン・オペラがオペラにもっと親しんでほしいとオペラ普及のために始めたプログラム「MET ライブビューイング」(映画でオペラを観る)でワグナーの大作「神々の黄昏」を東銀座の東劇で観た話は3月に掲載しました。
今回はその続きで、5月5日の土曜日に「マノン」(マスネ作)


次の12日土曜日に「椿姫」(ヴェルディ作)と2週連続でオペラを映画で鑑賞しました。


映画とはいってもステージで上演されているそのままを撮影しているので、時々聴衆の咳払いが聞こえたりします。しかも、「マノン」は今年の4月7日の上演、「椿姫」は4月14日の上演で、わずか1か月後にニューヨークの劇場と同じものが観られるなんてこれは便利

しかも何台ものカメラで撮影しますから、ここが見所というシーンは客席からでは絶対に見ることのできない角度からアップで映し出されますし、スクリーン上に字幕が出ますから、字幕を読むために首をいちいち回転させなくてすみます。
2011〜2012シーズンのプログラムは「椿姫」で終了だそうですが、2012〜2013シーズンも「MET ライブビューイング」のプログラムは続けられるとのことなので、もう今から何を見ようか考えてわくわくしています。