2012年05月29日

溶連菌増加/はやり目出現/インフル終焉

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の5月14日から5月20日までの集計結果です。

 報告数から見るとやはり感染性胃腸炎が最も多い疾患です。増減で見ますと溶連菌感染症の増加、はやり目(流行性角結膜炎)の出現が目立ったところです。インフルエンザは小児と成人を合わせた報告数がついに1例のみとなり、流行としては終わったと言っていいでしょう。しかし、2009年に新型インフルエンザが発生したときには夏場に流行が広がった経緯があり、インフルエンザは決して冬場だけの病気とはいえなくなっています。

 今週2桁以上増加した疾患は溶連菌感染症だけでしたが、夏風邪の代表格であるプール熱は微増で2桁を維持しはやり目が1桁増ながら報告数が2桁に達しています。逆に2桁減の疾患は水痘だけでした。水痘はずっと増えたり減ったりを繰り返していますので、今後の動きは何とも言えません。

 夏風邪の代表格であるヘルパンギーナ手足口病はしばらく前から散発的に報告されていますが、今週の報告数は両者とも1例にとどまっています。ただ、こども診療所での印象としては手足口病がこの1週間ほど増加してきているように感じられます。

 今週報告数2桁以上の疾患ははやり目が新たに加わりましたが、水痘が1桁台に後退したため、先週と同じ5疾患でした。順位は下記の通りです。順位のあとの《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数193)
第2位《2》溶連菌感染症↑↑(報告数57)
第3位《5》プール熱(報告数13)
第4位《4》突発性発疹(報告数12)
第5位《0》はやり目(報告数10)

(矢印は前々週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、今週も麻疹風疹百日咳すべて報告数ゼロでした。




posted by YABOO!JAPAN at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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