2012年06月12日

溶連菌感染症増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の5月28日から6月3日までの集計結果です。

 報告数の増減では、感染性胃腸炎溶連菌感染症、それに夏風邪グループのヘルパンギーナの増加が目立っています。同じ夏風邪グループでもプール熱は減少し、手足口病は低迷しています。手足口病の一時の流行は一段落のようです。水痘は先週とは逆に2桁減少していますが、このところ大きな増減を繰り返していますので、そのうちまた増加するかもしれません。

 今週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎溶連菌感染症、それにヘルパンギーナの3疾患でした。2桁の減少は水痘プール熱の2疾患でした。

 今週報告数が2桁以上だったのは先週と同じ5疾患でした。ヘルパンギーナが2桁に進出し、水痘が1桁台に後退しました。順位は下記の通りです。順位のあとの《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↑↑(報告数228)
第2位《2》溶連菌感染症↑↑(報告数75)
第3位《5》突発性発疹(報告数16)
第3位《0》ヘルパンギーナ↑↑(報告数16)
第5位《3》プール熱↓↓(報告数12)


(矢印は前々週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、先週鹿骨・東部地区で1例報告さた百日咳は報告数ゼロになりましたが、中央地区で風疹が1例報告されています。麻疹、は今週も報告数ゼロでした。

 風疹は近畿地方で昨年と同じ時期の2倍程度の症例数が報告されていて、流行が懸念されています。東京でも一部で小さな流行があるようですが、高校生以上が中心で、小さなお子さんの間ではみられていないようです。MRワクチンは麻疹(はしか)風疹に有効ですから、6歳未満のお子さんでしたらMR1期、それ以上のお子さんでしたらMR2期あるいは3期、4期のいずれかを接種していればほぼ確実に予防できます。江戸川区内でも一応は今後の動きに要注意というところでしょうか。




posted by YABOO!JAPAN at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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