
今週の金曜日、7月27日は土用の丑の日です。だからというわけではありませんが、うなぎの料理です。
オーブントースターを買いに秋葉原のヨドバシカメラに行ったついでに8階のレストラン街にある「うな匠」という店でひまつぶしをしました。
ちがいます。ひつまぶしを食べました。


ひつまぶしを頼んだら、「できあがるまでどうぞ」といって漬け物の小皿が出てきました。キクバリイイ〜!


漬け物をつまんでいるうちにひつまぶしができあがりました。

肝吸い、薬味、出汁です。



ひつまぶしの基本的な食べ方というのが図解入りで壁に掛けてあります(左)。別の壁には鰻の栄養学という蘊蓄も掛かっています(右)。


ガイドに従って食べてゆきます。
まずおひつのふたを取ります。ひつまぶしが出てきます。この4分の1を茶碗によそって何も手を加えずに食べます。

次にまた4分の1を茶碗によそって薬味を好みに合わせてかけて食べます。

さらにまた4分の1を茶碗によそって薬味をかけ、そこに出汁を注いでぶぶ漬けにします。

するとおひつの中には最後の4分の1が残ります。

この最後の4分の1は、今まで食べた3通りの食べ方のうち、自分が一番好きな方法で食べます。私はぶぶ漬けにしました。

そしておひつは空になります。おひつの底に電灯の明かりが反射してまぶしいです。それで「ひつまぶしい」というようになり、現在の「ひつまぶし」に変遷したということです。
なぁ〜んてことはありません。

これで3000円ですが、けっこう楽しめます。