

あの有名なグリム童話の「白雪姫」が土台になってはいて、意地悪女王、王子様、毒りんご、7人のこびとなんかが登場しますが、ストーリーは全くと言っていいほど別物です。
この映画の公式サイトはこちらです。このサイトでかなり詳しく紹介していますが、結末はやはり秘密。私も書いてしまいたいところをグッと我慢して・・・、「白雪姫、おめでとう!!」。あっ、書いちゃった。
でもね、いくらストーリーが違うといっても、ラストで「女王様、おめでとう!!」になるだろうとは普通誰も思わないですよね。だからこれぐらいは書いてもいいですよね。
このコスチュームからも想像できると思いますが、映画そのものはファンタジックコメディーです。

衣装デザインは今年の1月に亡くなってしまいましたが、石岡瑛子さんという日本人だそうです。エンドクレジットに「石岡さんに捧ぐ」というテロップがはいっていました。
女王役のジュリア・ロバーツはピッタンコの役柄でしたね。彼女もこれからはこういう役を演じていったらいいんじゃないですかね。そもそもこの映画の原題は「MIRROR MIRROR」、「鏡よ、鏡よ」(この世で一番美しいのは誰だい?)なんですね。ということは実はこの映画の主役はジュリア・ロバーツだったんですね。映画の中で本人(女王)も言ってます。「これは白雪姫の物語ではなくて私の物語よ」って。
白雪姫役のリリー・コリンズはオーディションで選ばれたそうですが、あのフィル・コリンズの娘だそうです。となると、そのオーディションは果たして公正だったかなどと勘ぐってしまいそうですが、それこそ「げすの勘ぐり」というものですね。彼女はすでに少女モデルとして活躍していたようだし、すでに映画にも出演しているようだし、自力でパスする実力はありそうでしたね。

この公式サイトの写真で着ている衣装はラスト近くで白雪姫と王子の結婚のシーンで着ているものなのですが、この写真を見た時に「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンを思い浮かべました。映画の中でもやはりどこかオードリー・ヘップバーンの雰囲気が垣間見えてましたね。リリー・コリンズの眉毛と彼女が頭に付けているティアラがそうさせたのかもしれません。
最近の映画の特徴としてCGをふんだんに使ってあり得ない映像を見せるシーンが多く、私はあまり好きではないのですが、この映画は元々がおとぎ話ですからね。ふんだんなCGシーンもそれなりに良かったですよ。
そしてストーリーとは関係ないのですが、やはりネタバレになるかもしれない話をちょっとだけ書きます。
めでたしめでたしで映画が終わる直前のホントのラストでサービスが二つあります。一つは◯◯◯、もう一つは◯◯◯です。まだね、封切られてから3日ですからね。これから見る人が多勢いると思うとやはり書けないですね。ヒントは主題歌と7人のこびとです。
全編笑いの渦というほどではありませんが、結構笑えます。中にはベタなネタもありますが・・・。
ま、他に観たい映画がなかったらどうぞ、というぐらいですかね。でも観て損する映画ではありませんよ。
帰宅してからリリー・コリンズがオードリー・ヘップバーンにどれぐらい似ているかと思ってヘップバーンの写真を探してみました。

確かに感じとしては似ていますが、ヘップバーンは美人カテゴリー、リリー・コリンズはその辺にいそうなカワイ子ちゃんカテゴリーですね。共通点は眉毛ですかね。それにしてもリリー・コリンズの眉毛すごいですよね。眉毛美人のトップスターの双璧、オードリー・ヘップバーンやブルック・シールズに匹敵しますよね。


同じ眉毛でもこちらは問題外です。
