2013年01月29日

辺野古の海

東大医学部卒業40周年記念のクラス会が沖縄で開催され、先週末土曜日に臨時休診とさせていただいて那覇まで行ってきました。クラス会は夕方からでしたから、土曜日の診察終了を1時間ほど繰り上げて午後の便で出発しても間に合ったのですが、この時期に沖縄へ行くのだったら、普天間飛行場とその移転先の候補である辺野古を是非ともこの目で見てきたいと思い、お休みとさせていただきました。

ちなみに私は過去に3〜4回沖縄に行ったことがあり、観光地はだいたい見尽くしていますので、今回は別の角度から沖縄を見てみたいと思った次第です。

今日はまず辺野古の様子をご覧ください。

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空に向かってフルオートで撮影しているので暗い写真になってしまいましたが、辺野古の信号とその先に交通標識が写っていて、那覇まで67kmと表示されています。辺野古は那覇市の北約70kmのところにあります。高速道路を通って1時間ちょっとで着きました。

観光タクシーの運転手さんに連れられて「ここが辺野古です」と言われたときの私。がく〜(落胆した顔) がく〜(落胆した顔) がく〜(落胆した顔)。ここって海水浴場じゃないの?

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珊瑚砂の遠浅の海岸。静かな波は陽光にきらめき、遠く小島を望む風景は、いかにも軍事施設という風景を想像していた私には意外や意外でした。

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そして、始祖鳥の化石も・・・。ではありません。足下の砂浜には人間の靴跡の上を歩いた水鳥の足跡がくっきり残っているような、それはそれはのどかな光景でした。

でもちょっと引いて写真を撮ると・・・。

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左手になにやら堤防のようなものが写っています。

でもこれは海水浴場ではよく見る光景です。

近づいてみると、これはなんとフェンスだったんですね。

ここが日本とアメリカの国境です。

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そしてフェンスの金網には移転に反対する人たちの横断幕がびっしりと・・・。

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このフェンスはずっとずっと丘の上まで伸びています。

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丘の上を走る道路側まで行くと、米軍「キャンプシュワブ辺野古弾薬庫」のゲートが・・・。

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そして基地の中なのにさらに厳重なゲートに守られた弾薬庫への入り口が・・・。


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そう、ここは紛れもない米軍の基地なのです。

もう一度海岸に戻ります。

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フェンスに遮られていても辺野古の海岸は続いています。フェンスの金網越しに撮影するとやはりのどかな美しい海岸が望めます。辺野古は大きな湾の一部なのです。海中には珊瑚が生息し、近海にはジュゴンも生息しているそうです。

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湾の反対側から遠く辺野古を眺めてみました。

ここを埋め立てて飛行場を造るなんて誰が考え出したんでしょう。とても人間の考えることとは思えません。

環境アセスメントを行ったということですが、この海に人間の手を加えようと考えること自体環境破壊以外のなにものでもないことは誰の目にも明らかです。

この美しい海岸がこのままの姿で次の世代、そしてさらに次の世代へと受け継がれることを切に祈りながら辺野古をあとにしました。





posted by YABOO!JAPAN at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | こども診療所日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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