2013年04月16日

おたふくかぜ突然の流行?

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月1日から4月7日までの集計結果です。

 しばらく減少が続くだろうという私の個人的な予想は見事にはずれ感染性胃腸炎が今週は2桁の増加に転じてしまいました。余計な予想はせずにおとなしく様子を見ていきましょう。

 成人インフルエンザはついに報告数が1桁(4例)になってしまいました。小児インフルエンザは今週も2桁減少でした。集計期間がまだ春休み期間中ではありますが、新学期が始まって約1週間の様子では増加の兆しは見えていません。A型とB型の比率は先々週1:7、先週約1:5、そして今週は1:3でした。

 今週特筆すべきは、おたふくかぜの急増です。一気に15例も増加しました。ほとんどは小松川地区と中央地区に限られています。全報告数18例のうち、この2地区で15例が報告されています。今後の動向に注意が必要でしょう。

 溶連菌感染症は減少を続けていますがまだまだ要注意です。

 今週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+25例)とおたふくかぜ(+15例)の2疾患でした。ありませんでした。2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-16例)だけでした。

 今週報告数が2桁以上だったのは、成人インフルエンザが1桁に後退しましたが、おたふくかぜが2桁の仲間入りをして先週と同じ6疾患になりました。おたふくかぜは一気に初登場第3位です。順位のあとの《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↑↑(報告数261)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数35)
第3位《0》おたふくかぜ↑↑(報告数18)
第4位《3》小児インフルエンザ↓↓(報告数12)
第4位《4》突発性発疹(報告数12)
第6位《4》プール熱(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は今週は1例報告でした。麻疹百日咳の報告数はゼロでした。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。





posted by YABOO!JAPAN at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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