2013年07月19日

手足口病大激増

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の7月1日から7月7日までの集計結果です。この集計表は毎週火曜日に医師会から届けられますが、先週末が連休だったため今週は3日遅れで届きました。

 先週2桁報告数でそろい踏みとなった三大夏風邪ヘルパンギーナ手足口病プール熱は今週も増加しています。特に手足口病は先週の報告数が13例でしたが、今週は4倍以上の59例にも上っています。

 7月に入ってから手足口病は急激に増加しています。メディアの報道では東京都内では7月初旬としては過去10年間で最多の発症が報告されているそうです。

 手足口病についての解説は来週月曜日のヤブログ医学講座に掲載する予定です。

 インフルエンザの報告数がやっとゼロになりました。大きな流行は冬だけですが、インフルエンザは通年性の病気と考えた方がよさそうです。

 今週は色々な疾患が増加しました。2桁増加した疾患は手足口病(+46例)、プール熱(+15例)、溶連菌感染症(+10例)の3疾患、2桁減少した疾患は感染性胃腸炎(-14例)の1疾患のみでした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、突発性発疹が1桁に後退しましたが、おたふくかぜが2桁にランクインして、疾患数としては先週と同じ7疾患でした。手足口病が先週の第7位から第2位へと大躍進しました。順位のあとの《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↓↓(報告数151)
第2位《7》手足口病↑↑(報告数59)
第3位《2》溶連菌感染症↑↑(報告数53)
第4位《3》プール熱↑↑(報告数37)
第5位《6》ヘルパンギーナ(報告数20)
第6位《4》水痘(報告数19)
第7位《0》おたふくかぜ(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は、この週は報告が1例でしたが、指定医療機関だけからの報告ですので、江戸川区全体ではもっと多いかと思われます。(全例報告ではありません)

《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。





posted by YABOO!JAPAN at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。