2013年12月06日

麓林鉄道:ロクハンとメルクリンの仲介役

金曜日は鉄道模型の日。なぜなら鉄道の鉄の字は「金」ヘンだから。
電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車

相性の悪かったロクハンとメルクリンの仲を取り持ったのはこれです!!!

xmas11.jpg

ZJ GAOUGE TRAIN CONTROLLERと書いてあります。その横をメルクリンのクリスマス列車がロクハンのレールの上を颯爽と駆け抜けていきます。

ZJゲージ?
食玩と呼ばれるお菓子の景品についてくる鉄道模型です。もともとはちゃちなものだったようですが、「復刻版」というのが売り出されていて、いくつか改良を施してあるらしく、ちゃちといえばちゃちですがかなり精密にできています。細かいことに目をつぶればけっこう走行を楽しめます。

私はZJゲージの車両を2編成所有しています。JR489系の特急電車「白山」とJR485系「ひたち」カラーの特急電車です。これらの車両はロクハンのコントローラーでも問題なく走行しますので、ある人のブログでZJゲージのコントローラーを紹介している記事を読むまでZJゲージにコントローラーがあることは知りませんでした。

その人の記事には「10V・0.8Aだからパワー不足」と書いてありましたが、私には閃くものがありました。

「ZJゲージはだいぶ昔のものだし、半分おもちゃみたいなものだからから室内灯なんかついていない。ということは、常点灯機能だのというややこしい仕組みはないに違いない!とにかく単純に電流を流すだけ!だったらロクハンだろうがメルクリンだろうが関係なく動かせるはずだ!」

問題はフィーダー部分がどうなっているかですが、「いざとなったらZJのフィーダーケーブルとロクハンのフィーダーケーブルを繫ぎゃいいさ」と気楽に考えて、例によってヤフオクでコントローラー探しを始めたところ、あっという間に見つかりました。

「コントローラーと別包のフィーダーケーブルのセット」で出品されていたので、「普通はコントローラーにはフィーダーケーブルがついてくるだろう???なんでフィーダーケーブルが別包になってるんだろう???」といぶかしく思いましたが、とにかく実物を手に取ってみないことには話になりません。

ということで1台無競争で落札いたしまして、すぐにフィーダーケーブルのチェックをしました。

xmas14.jpg

コントローラーの箱にもちゃんとフィーダーケーブルが入っていました。写真の下の黒い奴です。上のグレーの奴が別包のフィーダーケーブルです。ロクハンのレールにすっぽりと収まります。ラッキー手(チョキ)わーい(嬉しい顔)オリジナルのフィーダーケーブルは幅がちょっと広くてロクハンのレールには入りません。

以下は私の推理ですが、「このコントローラーは食玩時代に製造されたもので、フィーダーケーブルは食玩用のレールに合うように作られている。復刻版を発売するに当たって車両は改造したが、ちゃちなレールをきちんとしたものに作り直すよりは、人気が出てきた国産Zゲージのレールに合うようなフィーダーケーブルを作ったほうが安上がりなので別包として売り出した。」のだろうと思います。

私は国産のZゲージのレールはロクハンのものしか知らないので、このフィーダーケーブルが国産他社のレールにもすっぽりと収まるのかわかりませんが、とにかく「ラッキー」だったことは確かです。

xmas13.jpg

そこでもう1台購入して、ご覧のように麓林鉄道診療所線の外回りと内回りのレールに収まっています。

xmas15.jpg

ちなみに、左がロクハンのフィーダーケーブル、右がZJのオリジナルフィーダーケーブルです。

xmas12.jpg

そしてこのコントローラーはレイアウトの片隅に鎮座ましましています。外回り用と内回り用それぞれ1個ずつです。

というわけでクリスマススペシャルは滞りなく発車したわけですが、ZJのコントローラーを紹介した記事にあったようなパワー不足は感じられませんでした。めでたしめでたし。

というところで次回からは車両の詳細についてお届けしようと思います。お・た・の・し・み・に。



posted by YABOO!JAPAN at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤブログ鉄道模型入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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