2014年11月30日

早くもインフル流行期入り!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月10日から11月16日までの集計結果です。

 ニュースでも報道されているようにインフルエンザが早くも流行期に入りました。やはり小児インフルエンザが急増しました。報告数でいえば約2.5倍の増加です。いよいよインフルエンザの季節到来です。予防接種はお早めに!

 報告されたインフルエンザの型は、B型が小児の2例のみで、小児・成人を合わせて他の51例はすべてA型でした。

 集計結果の注釈に「その他23例のうち、RSウイルス感染症がかなりの数を占めている」とありました。RSウイルス感染症は個別の疾患としては報告されませんが、報告する医療機関が注意を呼びかけているのだと思います。

 今週は報告数の動きとしては、感染性胃腸炎も急増しています。報告数でいえば2倍弱の増加ですが、インフルエンザとは元になる報告数が1桁違いますから、実際の数の増加は特筆すべきでしょう。その他の疾患では大きな動きは見られませんでした。

 感染性胃腸炎小児インフルエンザともに2桁の増加です。2桁減少した疾患はありませんでした。

 今週報告数が2桁以上だった疾患はとても種類が増えました。新顔としてはプール熱突発性発疹おたふくかぜが2桁台に加わり、1桁台に後退した疾患がなかったため、先週より3疾患多い8疾患でした。

 順位は次の通りです。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数200)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数58)
第3位《4》小児インフルエンザ ↑↑(報告数41)
第4位《0》プール熱(報告数14)
第5位《5》成人インフルエンザ(報告数12)
第6位《0》突発性発疹(報告数11)
第7位《3》手足口病(報告数10)
第7位《0》おたふくかぜ(報告数10)

 《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹麻疹百日咳の報告数は今週もすべてゼロでした。

 水痘は10月1日から定期予防接種の対象になったため、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。予防接種が普及して報告がほとんどなくなるといいですね。ちなみに水痘の今週の報告数は7例で、先週より1例増えています。
posted by YABOO!JAPAN at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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