2016年06月21日

溶連菌感染症とプール熱が増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の6月6日から6月12日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 大きく減少した疾患はありませんが、溶連菌感染症(+11例)とプール熱(+9例)の増加が目立ちます。インフルエンザは報告数わずか1例ですが、まだゼロにはなっていません。

プール熱はアデノウイルスというグループのウイルス性感染症です。アデノウイルスは種類が多く、プール熱という診断ではなくてもアデノウイルスによると思われる発熱性の疾患もはやっています。今年の夏はアデノウイルスに要注意と思われます。

 2桁の動きを見せたのは、増減合わせても溶連菌感染症(+11例)だけでした。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は、突発性発疹水痘が1桁台に後退したため、先週より2疾患少ない5疾患でした。

 順位は次の通りです。疾患数が減りましたが、順位の変動はありませんでした。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数171)
第2位《2》溶連菌感染症 ↑↑(報告数50)
第3位《3》プール熱(報告数27)
第4位《4》リンゴ病(報告数12)
第5位《5》おたふくかぜ(報告数10)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳のすべてが12週連続の報告数ゼロでした。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。ちなみに今週の報告数は2例減って8例。小学生など予防接種が定期化されたときすでに対象年齢を超えていた比較的年齢の高いお子さんがかかっているようです。


posted by YABOO!JAPAN at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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