2016年08月15日

やっぱり増えたヘルパンギーナ

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の7月25日から7月31日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 なお、先週こども診療所は夏休みを取らせていただきましたので、今日掲載するのは本来先週届く筈だった感染症情報です。

 
 前の週1桁台の増加だったヘルパンギーナ、この週は2桁台の増加(+27例)となりました。今後の動きがさらに気になるところです。
 
 そして2桁の動きを見せたのは、このヘルパンギーナだけでした。全体としての報告数は小幅な増加と言っていいと思います。

 「その他」の疾患の中ではRSウイルス感染症がやや多く報告されているとの注釈が添えられています。実数はわかりませんが、生まれて間もない赤ちゃんにとっては怖い病気です。

 この週報告数が2桁以上だった疾患は3週連続で顔ぶれも同じ5疾患でした。順位は次の通りです。順位も先週とほぼ同じでした。

第1位《1》ヘルパンギーナ ↑↑(報告数162)
第2位《2》感染性胃腸炎(報告数116)
第3位《3》溶連菌感染症(報告数37)
第4位《4》手足口病(報告数11)
第4位《5》プール熱(報告数11)

 《 》内の数字は前の週の順位、数字0は前の週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳すべての報告数が2週連続でゼロとなりました。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。ちなみにこの週の報告数は前の週より2例増えて3例でした。小学生など予防接種が定期化されたときすでに対象年齢を超えていた比較的年齢の高いお子さんがかかっているようです。


posted by YABOO!JAPAN at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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