2016年08月23日

夏休み効果続く

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の8月8日から8月14日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 今週も「感染症の夏休み効果」は続いています。ただ、「夏休み効果」については先週もお話しいたしましたように、その時の流行が大きいほど顕著に現れます。ですから、「夏休み効果」で流行が小さくなってくると、流行はそれなりに続いていても数字の上にはっきりとは出てこなくなります。そのいい例が感染性胃腸炎溶連菌感染症です。

 どちらも前の週で報告数が激減しました。今週も減少はしていますが、減少幅は1桁です。そして報告数は学期中の時期でもこれぐらいになることはあるよという程度の数になりました。それでも減ってさえいれば「夏休み効果」と考えられます。

 ヘルパンギーナは今週も大幅に減少し(-38例)、数の上からも「夏休み効果」がはっきりとわかります。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は先週と同じ顔ぶれの5疾患でした。順位は、溶連菌感染症がわずか5例の減少ながら最下位となりました。

第1位《1》ヘルパンギーナ ↓↓(報告数84)
第2位《2》感染性胃腸炎(報告数79)
第3位《4》プール熱(報告数14)
第4位《4》手足口病(報告数12)
第5位《3》溶連菌感染症(報告数11)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳すべての報告数が4週連続でゼロとなりました。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。ちなみにこの週の報告数は前の週より1例減って報告数ゼロでした。麻疹などと同様報告数ゼロが何週間も続くようになってほしいものです。


posted by YABOO!JAPAN at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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