2016年09月06日

夏よさらば

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の8月22日から8月28日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 ヘルパンギーナは今週も報告数が2桁の減少となりました。ヘルパンギーナだけでなく、三大夏風邪と呼ばれることのあるプール熱手足口病も減少して、報告数はついに1桁となってしまいました。三大夏風邪で順位表に残っているのはヘルパンギーナだけとなりました。夏の終わりを実感させられます。

 はやり目の報告が増えました。先週は報告数ゼロでしたが、今週の報告数は7例です。報告数事態はまだ1桁ですが、発生したのが小岩地区・中央地区・葛西地区と、江戸川区をほぼ縦断しています。今後の動きに要注意です。

 葛西地区で小児のA型インフルエンザが1例報告されていますが、このように散発的に発生することは夏に起こります。流行の前触れではないと思います。

 今週2桁以上の動き(減少)を見せた疾患はヘルパンギーナ(-11例)とプール熱(-12例)の2疾患でした。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は、プール熱手足口病が1桁台に後退し、先週返り咲いたばかりのおたふくかぜがわずか1週間で再び1桁台となり、先週より3疾患少ない3疾患でした。

 順位は、溶連菌感染症の順位が数字上は上がりましたが、プール熱の1桁台転落によるもので、全体として変動はなかったといえます。来週ヘルパンギーナ溶連菌感染症の順位がどうなるかというところでしょう。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数85)
第2位《2》ヘルパンギーナ ↓↓(報告数20)
第3位《4》溶連菌感染症(報告数19)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳すべての報告数が6週連続でゼロとなりました。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。この週の報告数は先週より3例減って報告数1でした。麻疹などと同様報告数ゼロが何週間も続くようになるのはまだまだ先のことでしょうか・・・。

posted by YABOO!JAPAN at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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