2017年03月07日

インフルエンザ:全体は減少・B型出現

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の2月20日から2月26日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 インフルエンザは小児も成人も減少を続けていますが、もともとの報告数が3桁もあるので、全体としては大きな変動とはなりません。それに今週は感染性胃腸炎も減少したので、疾患の種類や順位などを含めてほぼ先週並みという結果になっています。

 年末から流行しているインフルエンザはほとんどがA型でしたが、ここに来て小児インフルエンザにB型が増えてきました。例年ですとA型が下火になり始めるとB型の報告が増え始めるのですが、今シーズンはいつまでたってもB型の報告が少ないという特徴がありました。今後の動きに要注意です。
 
 A型とB型の比率ですが、小児インフルエンザではA:Bが2:1、成人インフルエンザではA:Bが15:2で、B型は小児のほうに圧倒的に多く見られています。

 報告数の増減でいえば、インフルエンザだけでも全体で100例以上報告が減ったため、全報告数は先週より122例減少して602例でした。インフルエンザ感染性胃腸炎の報告数を合わせると532例で、全報告数602例の88%、先週の90%とほとんど変わらない比率になっています。

 この週2桁以上の報告数があったのは先週と順位もまったく変わらず、小児インフルエンザ感染性胃腸炎成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患でした。

第1位《1》小児インフルエンザ ↓↓(報告数257)
第2位《2》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数155)
第3位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数120)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数47)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は先週に引き続きゼロでした。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。この週の報告数は前の週より2例増えて報告数5になってしまいました。麻疹などと同様「報告数ゼロが当然」になるのはまだまだ先のことでしょうか・・・。

posted by YABOO!JAPAN at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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