2017年03月24日

ほとんどの疾患が減少

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月6日から3月12日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 インフルエンザの報告数は小児も成人もどんどん減少を続けています。100例もの減少はなくなりましたが、それでも80例の減少です。

 A型とB型の比率ですが、小児インフルエンザではA:Bが報告数では47:81、比率ではB型がA型の2倍弱で、先週の約1.2倍よりさらにB型の比率が高くなっています。成人インフルエンザではA:Bが報告数では38:20でまだA型の報告の方が多いですが、比率では先週の7:2が今週は約2:1で、やはりB型の比率が高くなっています。成人と小児で比較しますと、まず報告数の上では両者とも減少していて、決してB型のインフルエンザ自体が増えているわけではありません。A型の減少幅の方がB型より大きいために比率としてはB型の割合が高くなっているということです。小児の報告数は先週と同じで成人のちょうど4倍で小児のほうに圧倒的に多く見られています。

 先週増加した感染性胃腸炎は今週2桁の減少に転じました。

 その他の疾患には大きな変動は見られていません。

 この週2桁以上の報告数があったのは先週と顔ぶれも順位も同じ感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患でした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数160)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数128)
第3位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数58)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数38)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと4週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。この週の報告数は前の週から1例減って報告数5でした。麻疹などと同様「報告数ゼロが当然」になるのはまだまだ先のことでしょうか・・・。

posted by YABOO!JAPAN at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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