2017年04月04日

四強すべて減少

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月20日から3月26日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

先週揃って2桁増を見せた四強(感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患)ですが、今週は揃って減少に転じました。成人インフルエンザだけは1桁の減少ですが、他の3疾患は2桁の減少となっています。

 インフルエンザについて言えば、このまま減少を続けて今シーズンの流行に幕を下ろすことになるかもしれません。しかしこの2・3週間というもの1週ごとに増減を繰り返していますので楽観は出来ません。

 さてインフルエンザを詳しく見てみましょう。まず小児のほうから。
小児インフルエンザのA型とB型の比率ですが、A:Bは報告数では33:80、A型は半減しましたがB型は20%の減少にとどまっています。比率ではB型がA型の約2.4倍で先週の約1.5倍に比べるとB型の比率が再び高くなりました。
成人インフルエンザではA:Bが報告数では38:25でA型微減・B型微増という結果でした。比率はA:B=1.5:1で先週の2:1よりはB型の比率が高くなっています。

 いずれにしてもまだ油断はできない状況といえるでしょう。

 その他の疾患には大きな変動は見られていません。

 この週2桁以上の報告数があったのは先週と顔ぶれも順位も同じ感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患でした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数153)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数113)
第3位《3》成人インフルエンザ(報告数63)
第4位《4》溶連菌感染症 ↓↓(報告数31)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと6週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。この週の報告数は前の週からまたさらに2例減って報告数1でした。果たして来週ゼロを達成できるかどうか楽しみですね。


posted by YABOO!JAPAN at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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