2017年04月11日

インフルエンザ終焉か?

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月27日から4月2日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 2週続けて同じような動きをを見せた四強(感染性胃腸炎小児インフルエンザ成人インフルエンザ溶連菌感染症の4疾患)ですが、今週はそれぞれ独自の動きを見せました。増えたのは感染性胃腸炎溶連菌感染症。減ったのは成人と小児のインフルエンザです。

 感染性胃腸炎は微増でほぼ横ばい。溶連菌感染症は2桁の増加となりました。

 インフルエンザは小児も成人も2桁の減少でした。このまま減少を続けて今シーズンの流行が終わる可能性が高くなってきました。

 小児インフルエンザのA型とB型の比率ですが、A:Bは報告数では26:59、先週とは逆でA型よりB型の減少率のほうが高くなりました。比率ではB型がA型の約2.2倍で先週の約2.4倍とほぼ同じでした。A・B合わせた報告数もついに2桁となりました。

 成人インフルエンザではA:Bが報告数では24:13、合計37例で、こちらは50例を割り込みました。AもBも共にかなり大きく減少しました。比率はA:B=約2:1で似たような経過が続いています。

 その他の疾患には大きな変動は見られていませんが、水痘(1→7)とおたふくかぜ(2→7)が報告数も増加数も1桁ながら、先週よりかなり増えています。

 この週2桁以上の報告数があったのは先週と顔ぶれは同じですが、順位の変動がありました。順位は次の通りです。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数155)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数85)
第3位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数42)
第4位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数40)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと7週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。先週報告数が1まで減って報告数0が期待されましたが、上でもお知らせした通り、今週は一挙に6例も増加して報告数7になってしまいました。


posted by YABOO!JAPAN at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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