2017年05月02日

小児インフル急増!!!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月17日から4月23日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。

 減少を続けていたインフルエンザですが、この週小児インフルエンザが逆に急増しました。このことはメディアなどでも採り上げられていましたが、江戸川区でも同様の現象になっているようです。成人インフルエンザのほうは2週続けて1桁台の減少でしたが、この週には2桁台の減少を見せています。小児も成人もA型とB型の比率に関しては大きな変動はありませんでした。

 こども診療所でも先週インフルエンザの患者さんが受診されましたが、すべてB型でした。しかし、その後インフルエンザの患者さんはパタッと止まってしまいましたので、小児インフルエンザの急増は一時的なものだったかもしれません。それにしても今後の動きはしっかりと見ていかなければならないでしょう。

 その他の疾患では、感染性胃腸炎溶連菌感染症が2桁台の増加を見せています。突発性発疹がまたわずか1週間で報告数2桁に返り咲きました。

 この週2桁以上の報告数があったのは突発性発疹の返り咲きで5疾患となり、順位では成人インフルエンザ溶連菌感染症小児インフルエンザの3疾患、先週の第2位から第4位までの疾患に順位の変動がありました。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数178)
第2位《3》溶連菌感染症 ↑↑(報告数59)
第3位《4》小児インフルエンザ ↑↑(報告数57)
第4位《2》成人インフルエンザ ↓↓(報告数25)
第5位《0》突発性発疹(報告数13)

 《 》内の数字は先週の順位、数字0はその週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患とも報告数は今週もゼロでした。このブログの更新を再開してからですと10週連続となります。

 定期予防接種の対象になった水痘は、本来こちらに移動するべきですが、まだまだ発生数が多いので、当分は順位をお知らせする疾患として扱います。今週の報告数は先週より2例増えて4例でした。


posted by YABOO!JAPAN at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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