2017年09月12日

手足口病再び急増/首位奪還

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の8月28日から9月3日までの集計結果です。速報とはいえませんが、流行の流れはお伝えできると思います。


 A型インフルエンザは、この集計では報告数ゼロになりましたが、江戸川区小児科医会のネットワークではポツリポツリと報告されています。こども診療所でもお母さんとお子さんのA型インフルエンザ(家庭内感染)が出ています。流行とは言えないほどの発生数ではありますが、なかなか終わりそうにありません。しかも、一之江(こども診療所)・小岩と少しずつ北に移動している様子さえうかがえます。

 はやり目は今週は減少して、報告数は1桁になっています。

 それでは報告数の多い疾患についてご報告いたします。

 先週首位の座を感染性胃腸炎に譲った手足口病ですが、このところこども診療所でも増えているなという印象がありました。やはりそれは集計にも現れていて、今週は2桁の増加となり、感染性胃腸炎から首位の座を奪い返しました。先週「手足口病は夏の病気ですから、いわば当然の現象」と申し上げましたが、まだ一山ありそうです。

 手足口病とは逆に先週2桁増となったヘルパンギーナは一転2桁の減少となりました。

 もう一つの三大夏風邪プール熱は減少が続き、報告数1桁になりました。

 独立した疾患としては報告されていませんが、RSウイルス感染症も2桁の増加を見せているとのことです。

 今週報告数が2桁増加した疾患は手足口病溶連菌感染症と、正確な報告数はわかりませんがRSウイルス感染症はの3疾患でした。2桁減少した疾患はヘルパンギーナだけでした。

 この週2桁以上の報告数があったのは、プール熱はやり目が1桁台に後退したため、先週より2疾患少ない4疾患でした。三大夏風邪の一つプール熱が順位表から姿を消しました。
順位は先週の第1位と第2位、第3位と第4位が入れ替わりました。

第1位《2》手足口病 ↑↑(報告数112)
第2位《1》感染性胃腸炎 ↑(報告数77)
第3位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数42)
第4位《3》ヘルパンギーナ ↓↓(報告数40)

《 》内の数字は先週の順位で、数字ゼロ(0)は先週の報告数が1桁だった疾患です。
矢印は先週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています(は増加、は減少、は不変です)。
報告数というのは定点指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません。

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の3疾患すべてが報告数ゼロでした。10週連続になります。

 水痘の報告数は1例減って3例でした。


posted by YABOO!JAPAN at 14:23| Comment(0) | こんな病気がはやってます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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