
だからといって前シリーズまでのハラハラドキドキが手抜きになっているわけではありません。しかも、シーズン4全体がこのシーズン5のプロローグだったと言ってもいいぐらい、シーズン4を見事に伏線として使っています。特に、ローガン大統領と二人の補佐官(カミングスとマイク)、そしてピアース(アーロン)護衛官がいいですね。カミングスは早い段階で自殺に見せかけて殺されてしまいますが、このシリーズの主役はCTUではなくてホワイトハウスのこの4人プラスファーストレディーですね。ホントにシリーズ最高傑作だと思います。
でもラストの方はイマイチだったですね。ジャック・バウワーがこんなに派手に大活躍していたら、中国政府(総領事館)が黙っているはずはないと思っていたのですが、やっと最後に出てきましたね。事件が解決するまで、お預けを喰らった犬





だけどそれにしても、このシリーズでも人が大勢死にました。事件に巻き込まれたり、殺されたり。1週間とか1ヶ月の出来事じゃありませんよ。たった1日(24時間)の間の出来事ですよ。こんなに簡単に人を殺してしまう展開は何とかして欲しいですね。もっともアメリカでは「テロってこんなに残酷なものなのだよ。だからテロとの戦いは正義なのだよ。」と戦争好きなブッシュ大統領の主張を宣伝する役も担っているのかもしれませんがね。
「24」が終わったところでこども診療所(http://mizuechan.net/)の夏休みも最終日。明日からまた日常業務に戻ります。
ところで、「ダイハード4」が「24」をパクッタかどうかという話ですが、最初事件に巻き込まれた少年はすぐに舞台から去ってしまってその後二度と登場しませんでしたから、「ダイハード4」とは展開が全然違いましたね。「ダイハード4」さん!疑ったりしてごめんなさい。お詫びして訂正します。「ダイハード4」は{24」をパクッテはいません。