2007年10月28日

「フェルメール」観てきました

 f-ticket.jpg 国立新美術館で開催中の「フェルメール」を観てきました。なぜ「フェルメール」とカッコを付けるかといいますと、右のチケットを見てください。チケットだけでなく地下鉄の中のポスターも同じなのですが、この文字サイズと配列を見たら、誰だって「フェルメール展」だと思いますよね。ところがです。展示されている「フェルメール」は一点だけ。最高傑作といわれる「牛乳を注ぐ女」です。そりゃよく見れば確かに”フェルメール”の文字の下にやや小さく”「牛乳を注ぐ女」と”と書いてあり、その下にもっと小さく”オランダ風俗画展”と書いてありますから、”フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展”と続けて読むのが正しいのだと言われりゃそうですが、な〜んか詐欺っぽいですよね。

 私はこの事実を美術館に向かう途中で相棒から聞かされて大分腹を立てていたので、入場券を買うときも「牛乳を注ぐ女」1枚のために1,500円も払うのかと思っていました。でも元を取ろうと思って、入場後他の展示には目もくれずフェルメールに直行、じっくりと鑑賞してもう一度スタートからオランダ風俗画展を見直し、再度フェルメールとご対面。もう一度じっくり鑑賞して、残りの展示を見終わり、さらにもう一度フェルメールのもとへ引き返し、別れの挨拶をして帰ってきました。

f-milk.jpg 絵葉書を携帯で写した写真を掲載しますが、いや〜、実物はスンバラシイですよ。構図・色彩もさることながら、音が聞こえました。牛乳を注ぐ音です。他の音が全く消えた静寂の世界、時間も止まっているはずなのに牛乳を注ぐ音だけが「ヒタヒタヒタヒタ」と遠くから聞こえてくる。そんな気がしました。展示されている他のオランダ風俗画達はすべてこの絵を引き立てるために来日したとしか言いようがありません。12月17日までですから、是非一度会いに行ってはいかがでしょうか。

 と、入場したときとはうってかわった上機嫌で会場を出て、夕食を食べようとしてまた不機嫌に。美術館内のポール・ボキューズで夕食を知的に優雅に(似合わないって?)食べるのを楽しみにしていたのに、「貸し切りです」と冷たく断られてしまったのです。前に「モネ展」を見に行ったときも「貸し切り」で断られたものですから、「毎日毎日貸し切りにしているわけではないが、運悪く2回続けて貸し切りの日に当たってしまった」などと寛大に考える余裕などなく、「貸し切りで確実な収入を挙げようなんて商売っ気の多いボキューズだな」と悪態をついて(心の中で)帰ってきました。

 ちなみに、夕食は家の近くのイタ飯屋でピッツァとカロッツァとイベリコ豚のグリルを食べました。もちろんワインと一緒に。フェルメールに3回会うために展示会場を2回半歩いたことになりますから、帰宅後はぐったり疲れて、このブログも半分眠りながらやっと書き終わりました。



posted by YABOO!JAPAN at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | こども診療所日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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