
金曜日は鉄道模型の日。なぜなら鉄道の「鉄」の字は金ヘンだから。
診療所デビューを果たしたサンタランド鉄道ですが、開業早々思わぬ難関にぶつかりました

。サンタランド鉄道の花形スター「機関車トーマス」とその仲間の「パーシー」が不調なのです。この二人が活躍してくれないと「サンタランド鉄道物語」は「出発、進行」にならないのです。
<サンタランド鉄道物語>
ここは北欧フィンランドの北部、ラップランドにあるサンタランドです。北緯60度以北にあるこのサンタランドではオーロラが美しく輝いています。あたりは一面の銀世界。クリスマスが近づいてきて、サンタランドのトナカイ牧場ではトナカイたちがクリスマスイブの出番にそなえてトレーニングに余念がありません。近くの森ではシカの親子たちがトナカイのトレーニングを見守っています。

サンタランドには世界中からクリスマスプレゼントが届けられてきます。もちろんクリスマスイブに世界中のこどもたちへのプレゼントとしてサンタさんに運んでもらうためです。駅にプレゼントが届くたびにサンタさんは馬ぞりに乗せてサンタハウスに運びます。
イギリスからはトーマスとパーシーが代表でプレゼントを運んできました。パーシーはいつもの仲間スクラフィーの貨車を牽いてやってきました。トーマスはいつもはアニーとクララベルが仲間ですが、客車ではたくさんのプレゼントを運べないので、ロンドンで別の貨車にプレゼントを載せて運んできました。・・・・・・と続くのですが、肝腎のトーマスとパーシーが不調ではお話しが始まりません

。

そこでトーマスとパーシーを分解掃除することにしました。今までは車両が不調のときには「まこと屋さん」にお願いして修理してもらっていたのですが、レイアウトを完成させたことで妙に自信がついてしまって、自分でやってみようという気になってしまったのです

。写真に映っているピンセットは診療で使っているものです。分解するときにカプラー(連結器)のスプリングが1個どこかへ飛んでいってしまいましたが、まあそれは大目に見るとして、ギアの部分に潤滑油を差し込み修理は終了。そして試運転。

試運転の結果がどうなったかをお話しする前に、トーマスとパーシーが運ぶこどもたちへのプレゼントがどうなっているか説明させて下さい。
まず100円ショップでカラー消しゴム7色セットというのを見つけて買ってきました。これを細かく切ってサインペンでリボンを描きプレゼントを作ります。そして貨車に乗せてトーマスとパーシーに牽かせるとご覧の通り見事「ギフトトレイン」の完成です(写真右下)。

で、試運転の結果ですが、1回目は失敗

。トーマスはどこかギアの噛み合わせが狂ってしまったらしくて、ガタゴトガタゴト振動しながら走るようになってしまいました。パーシーは何かが車輪にあたるらしくうなり声は上げるのですが全くスピードが出ません。そこで再び分解。今度は慎重に組み立ててもう一度試運転。
もしこれでだめだったらストーリーを変えようと思っていました。「ソドー島からやってきたトーマスとパーシーは、フィンランドのあまりの寒さにいつもの調子が出ません・・・」なんてね。
でも、
やったー
見事に昔の元気な走りが復活しました


。でも残念ながらトーマスとパーシーを左上の写真のように一緒に走らせることはできないのです。スピードが違いすぎてあっという間にトーマスがパーシーに追いついてしまうからです。どちらか片方が走っているときはもう一方は引き込み線で待機です。
イヤハヤ、こどもたちに喜んでもらおうという夢(サンタランド鉄道)の実現はなかなか大変です。
(ナ〜ンチャッテ、一番喜んでるのは自分だったりして…)
posted by YABOO!JAPAN at 17:28|
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