2008年01月17日

プロ棋士への道

shogismallnail.jpg木曜日は将棋の日。なぜなら将棋盤も駒も「木」でできているから。

 今週も駒落ち教室をお休みしてしまいました。ですから詰め将棋も指導対局の棋譜もありません。その代わりというわけではありませんが、今日は駒落ち教室(正式には「ビギナーズ セミナー」)の講師を勤める天野貴元三段のご紹介と、プロ棋士になるための道のりをご紹介します。

 まずはプロ棋士への道です。プロ棋士になるためにはまず試験を受けて日本将棋連盟の「奨励会」というものに入会しなければなりません。奨励会は6級から三段までで構成されており、二段までは関東と関西の東西にわかれて規定の対局を行い、規定の成績を上げると昇級・昇段となります。ただし満23歳(※2003年度奨励会試験合格者より満21歳)の誕生日までに初段になれなかった場合退会させられてしまいます。

 三段になると東西をあわせてのリーグ戦を半年単位で行います。それぞれ18局を戦い、上位二名が四段に昇段し、正式にプロ棋士となります。ただし、「満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる。ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加することができる。以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会」という規定があり、何年かかってでもとはいかない厳しさもあります。

 つまり、毎年4人しかプロ棋士になれないという「超・狭き門」なのです。

 講師の天野三段は、小学6年生のときにNHK主催の「こども将棋名人戦」で準優勝して奨励会に入会し、現在22歳で三段リーグを戦っています。三段リーグ昇格後4・5年経ちますが、残念ながらまだ四段への昇格(=プロ棋士)を果たしていません。蛇足ながら、将棋界では「イケメン」ということになっています。肖像権の関係で写真を掲載できないのが残念です。

 今季の三段リーグは現在第10局まで終了し、天野三段は7勝3敗。34名中5位の成績です。トップは9勝1敗、2位は8勝2敗。7勝3敗は3位の成績なのですが、同率の場合には三段リーグ内の順位が上の人が優先になりますので、四段昇格への順位は5位になってしまいます。残り8局を6勝2敗以上の成績で乗り切れば、プロへの道が開ける可能性があります。なんとか頑張ってプロ棋士になって欲しいものです。


posted by YABOO!JAPAN at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤブログ将棋教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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