2008年01月31日

将棋ソフトと対局

shogismallnail.jpg木曜日は将棋の日。なぜなら将棋盤も駒も「木」でできているから。

 今週も将棋会館へは行けませんでした。その代わりといってはなんですが、将棋ソフトに対して四枚落ちを二歩突き切りで戦うとどう反応するかというところをご紹介したいと思います。対戦相手のソフトは「激指5」といいます。最強5段まであって、思考時間を無制限にすると私のレベルでは四枚落ちでも全く歯が立ちません。しかし相手はコンピューターソフトですから、四枚落ちの設定には四枚落ち定跡の記憶しかないはずなので、四枚落ちの設定で二枚落ち定跡を使うと混乱するのではないかというのが狙いです。

fig1.jpg「△6二銀▲7六歩△5四歩▲4六歩」果たせるかな、ソフトはここでしばらく考えました。そして結局はなんでもないと思ったのか、ごく当たり前の「△5三銀▲4五歩△6四銀▲4八銀△6五銀」ここは普通上手の金が上がってくるので、上手が△7五歩と突いてから▲7五同歩なのですが、上手が銀だったのでものは試しと「▲7五歩△7六銀▲7八金△4二玉▲4七銀△3二銀▲3六歩△3一玉▲3五歩△4二金▲3八飛△7四歩▲同歩△6五銀▲3四歩△同歩▲同飛」このあたりはほぼ定跡通りの手順で進みました。最後の▲3四同飛に対しては普通は△3三歩と抑えるのですが、歩切れを嫌ったのか「△3三銀▲3六飛△7四銀▲3四歩△2二銀」と銀を下がらせ、「▲5八金△6五銀▲6八銀△7六歩▲6九玉△8四歩▲3七桂」カニ囲いから二歩突き切りの基本形を完成させます。「△3二歩▲4六銀△4一金▲3五銀△5二金左▲4四歩△同歩▲同銀△4三歩」と右銀を戦線に進出させたら早くも大決戦です。「▲3三歩成△同歩▲同銀成△同銀▲同角成△同桂▲同飛成△3二銀▲3六龍△5五角▲4五桂打△9九角成▲3三歩△4一銀▲3二銀△4二玉▲2一銀不成」となったのが右の第1図です。

 角を渡して馬を作られてしまいましたし、角と桂の交換で駒損もしましたが、下手も龍を作って次の▲3二歩成からの攻撃で敵陣を崩せそうに思えませんか?そう思って▲2一銀不成としたのですが、コンピューターソフトの解説によるとこの手が悪手だったそうで、以下だんだん攻め合いになっていってしまいました。私の判断では最後まで勝てるかもしれないと思われたのですが、結局は詰まされてしまいました。

 コンピューターご推薦の次の一手は▲2一銀不成の所▲4一銀成で、以下△同玉▲3二歩成△5一玉▲5三銀△3五歩▲同龍△6四銀▲7九金△5三銀▲同桂成△同金▲6五龍△7一香と進んで下手優勢になるということなのですが、コンピューターによれば、もっと早い時期に▲2五桂と跳ねていればもっと有利に展開したんだそうです。でも、「桂の早跳び歩の餌食」という格言もありますしね、桂を跳ねるにはかなり勇気が必要ですよね。

 駒落ち将棋というのは始めからハンディをもらって、下手有利でスタートするのですが、その有利をずっと維持して最終的に勝つというのはホントに難しいですね。


posted by YABOO!JAPAN at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤブログ将棋教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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