
神奈川県の相模原市にある女子美術大学の女子美アートミュージアム(JAM)というところで、脇阪克二さんという人のテキスタイル展をやっています。私のいとこが女子美の教授をやっていて、この展覧会の企画委員長だということで招待状を送ってくれ、ついでに宣伝を頼まれました。
宣伝といわれても、江戸川から相模原はメチャ遠くて、仕事帰りにホイというわけにはいきません。おまけに作者が「脇阪克二」なんていう聞いたこともない名前じゃ余計行く気にもなれない、と思ったのですが、この脇阪さんの経歴を見て、「なんとか時間を作って行ってみようかな?」という気になりました。

というのは、この脇阪さん、1968年から1976年まで、フィンランドの有名なテキスタイル会社「マリメッコ」にデザイナーとして在籍していたというのです。脇阪克二の名前は知らなくてもマリメッコの名前はたいていの人が知っていますよね。あの素朴で暖かい自然志向的なデザインは若い人たちを中心に人気がありますからね。

私も若い頃タオルとか寝具にマリメッコの製品を好んで使っていた時期がありました。ちょうど脇阪さんがマリメッコ社をやめてジャック・レノア・ラーセン社に移籍した1970年代後半頃からですが、マリメッコには定番的な製品がたくさんありましたから、きっと脇阪さんがデザインしたタオルなんかも使ったかもしれません。ちょうど左の写真みたいな作風の商品が多かったですよね。今でも大人気だそうですが、さすがにこの歳になるとテレがあって使えませんけどね。

で、結局相模原まで行く時間は作れなかったんですけど、6月29日(日)までやっています。入場料300円です。お問い合わせは、042-778-6801または公式ホームページ
http://www.joshibi.ac.jp/jam/までどうぞ。
posted by YABOO!JAPAN at 06:00|
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