私はクラシックも聴きますし、ジャズも好きですが、演歌も大好きです。要するに何でもいい?

明治座の玄関、二人の歌手ののぼり、明治座の客席の様子です。



明治座の緞帳は見事なのが二つもありました。スッゴ〜イ!


劇場内には「明治座横丁」というのがあって、色々な出店が軒を並べお土産を買う人で賑わっていました。
また、1階ロビーは吹き抜けになっていて、その壁にいろんな会社やお友達芸能人やなんかの名入りの提灯がずらっと並んでいました。


その中に「東京都医師会」という名の提灯を見つけました。提灯1個掲げるのにいくらぐらいかかるのかは知りませんが、我々が払った会費から出ているのだろうと思います。明治座に提灯を出したからといって我々会員にどんな恩恵が戻ってくるというのだっ!プンスカッ

肝腎の公演内容ですが、開演中はもちろん撮影禁止ですから画像はありません。
第一部が男の友情を描いた山本周五郎の「さぶ」を女の友情物語に翻案した「おさんとおしの」という時代劇、第二部が二人の歌謡ショウという構成になっていました。
二人とも役者が本業ではありませんから、「おさんとおしの」には若林豪とか勝野洋といったしっかりした脇役がつき、時々くさい芝居もありましたが、なかなかに見応えのある演技でした。
そして第二部。
第一部の芝居よりもこちらが大本命です。皆さんは私が坂本冬美と藤あや子のどちらのファンだと思いますか?たいていの人は「藤あや子だ」とおっしゃいますが、確かに藤あや子は美人だし色っぽいですけどね。正解は坂本冬美です。
私は女性演歌歌手が好きで、外観よりも歌のうまさですね。坂本冬美・天童よしみ・島津亜矢なんてところが好きですね。3人ともあまり美人とは言えませんが、歌はうまいですよ。島津亜矢はまだ若くてもう少し経験を積んでというところはありますがね。
演歌のステージを生(ライブ)で聴いたのは初めてでしたが、いやぁ〜、いいですねぇ〜。私は火曜夜8時、NHK1チャンネルの歌謡番組はほとんど毎週観ていますが、全然違いますよね。ま、テレビが小さいせいもあるんですけどね。
歌手と客席の一体感やレーザービームが自分に向けられたときの臨場感なんかはどんなにテレビが大画面でも劇場でなければ味わえないものでしょうねぇ。気がつくといつもボーッと恍惚状態で舞台のほうを見つめている私がそこにいました。
そして冬美ちゃんがこちらを向いてニコッなんて笑うと、自分じゃないとはわかっていてもつい嬉しくなっちゃって手を振ったりしちゃうんですよねぇ。もうなんかクセになりそうです。