金曜日は鉄道模型の日。なぜなら鉄道の鉄の字は「金」ヘンだから。





























2週間間が空いてしまいましたが、またまた”常点灯機能”のお話しです。
「ロクハンの常点灯機能付きのコントローラーだとメルクリンの車両は走らないが、常点灯機能がなければちゃんと走る」というところから、その謎に挑もうという話の続きです。そしてその後、「新たな問題が発生してしまった」ことまでお伝えしました。
その新たな問題というのは、
常点灯機能がついてなくてもロクハンのコントローラーではメルクリンの車両は長時間走れないということです。最初スイスイ走り出してもものの10分もたたないうちにスピードが落ち、ついには停まってしまうのです。
「安物買いの何とやら」という烙印を押されて博物館入りとなってしまったJR特急電車「白山」7両編成と同じ状態です。
そしてまた単線運転になってしまいましたが、それではあまりにもさびしいってんで、またまたヤフオクにお伺いを立てたところ、ラッキーというか悪運が強いというか、ロクハンのDD51(色が違う)と同じくロクハンの客車セットが同時に出品されていた(出品者も同じ)のです。


この客車は「ユーロピア」といって、実際にJR東海やJR四国などで運転されていたようで、すでに所有していたDD51(ユーロライナー)と同じ配色になっています。

今までメルクリンの貨物列車を牽引していたユーロライナーのDD51にユーロピアを牽引させ、新しく購入したDD51にメルクリンの貨物列車を牽引させようという魂胆です。
これで、牽引車とレールとコントローラーはすべてロクハン製になりました。うまくいかないはずはありません。無事複線運転の再開にこぎつけました。


一方、しこたま買い込んだメルクリンの車両はどうしようかという問題が残りました。
やはりメルクリンはメルクリンでということで、レールとコントローラーの超安い奴はないかと、これまたヤフオクにお伺いを立てたところ、いつでもうまい話が転がっているわけもなく、車両つきのスターターセットが何点か、ホイホイ手を出すにはちょっとというお値段で出品されているだけでした。
それでもめげずに毎日毎日ヤフオクのサイトにアクセスを続けていたところ、開始価格が5000円という超安値のスターターセットが出品されたのです。しかも新品で!
オークションですからいくら開始価格が安くても人気商品はどんどん値が吊り上がってしまいます。ダメモトで入札をしたところ、入札者が2・3人しかいなかったもんですから、他のスターターセットの3分の1ぐらいの価格で落札できてしまったのです。出品者も「強運ですね」と言ってました。

これがそのスターターセットです。小さなタンクロコと貨車が1両ついていますが、なんせ新品ですから試運転だけですぐにしまってしまいました。
わずか32p四方にすっぽり収まってしまうほどの小さな楕円レールと9ボルトの角形バッテリー使用のコントローラーです。コントローラーというより電源装置ですね。スピードコントロールはできません。前進とバック運転をスイッチで切り替えるだけの超簡単な電池パックです。
でも私が所有しているメルクリンの動力車はすべて、といっても数えるほどですが、スイスイと楽しそうに走りました。まるで水を得た魚という感じでした。メルクリンがこんなに楽しそうに走るのを見たのは初めてです。ま、楽しいのは私なんですがね。
全部が全部メルクリンですから当然といえば当然ですが、と・こ・ろ・が!!!
「もしかして」と思って、「安物買いの何とやら」という烙印を押されて博物館入りとなってしまったJR特急電車「白山」7両編成の動力車を博物館から引っ張り出してきてこのメルクリンで走らせてみたところ、これまたスイスイだったんです

30分以上連続運転をしましたが、疲れも見せず元気に走り回っていました。

この車両は国産ですが、メルクリンと同じような不具合を起こしたのはやはりロクハンとの相性が悪かったということなのでしょうか?
ロクハンの車両をこのメルクリンで走らせたらどうなるんでしょうね。まだ試してませんけど。
とにかくこれで私が所有している車両はすべてスイスイ走れるようになったわけです。めでたいめでたい!
でも・・・・。
私が所有している動力車は、メルクリンが7両、ロクハンが2両、その他の国産が1両で、メルクリンが圧倒的に多いんですよね。いっそのことメルクリンに乗り換えちゃおうかなっていう気がしないでもありません。なんせ種類が豊富ですからね。
かといってロクハンは私の生まれ故郷に本社を持つ会社ですからね。応援したい気持ちもやまやまだし・・・。
「ああ悩んじゃうなぁ」と言いつつ、ヤフオクでメルクリンのレールを探している私です。