2010年02月18日

今年の春休みこども将棋教室はありません

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 ホントに久しぶりの将棋の話です。といってもあまりいいニュースではありません。

 昨年春休みと夏休み(2回)に開催して好評だったこども診療所の「○○休みこども将棋教室」ですが、残念ながら今年の春休みは開催しないことにいたしました。理由は新型インフルエンザの流行がまだおさまっていないからです。

 一時に比べればかなり下火になったとはいえ、江戸川区内でもまだかなりの患者数が報告されています。春休みまでにはもっと少なくなることも予想されますが、ある病気が流行している時期に医療機関で大勢の人が集まることは好ましいことではありません。

 夏休みにはぜひ開催したいと思いますのでそれまでどうかお待ちください。その間の宿題を出しておきます。詰め将棋です。写真をクリックすると拡大されます。二問ありますが別々にクリックできます。両方とも3手詰めです。3手詰めにしてはけっこうむずかしいと思いますがノーヒントです。自分で考えてください。

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タグ:将棋
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2009年10月22日

YABOO!JAPANの将棋入門(9)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 下手が定跡を知っていてそれを正しく指したら上手に勝ち目はありません。そこで上手としてはわざと定跡はずれの手を指して下手を困らせるのです。この定跡はずしの意地悪を「紛れ」といいますが、下手は紛れを乗り越えなければ勝ちをおさめることはできません。そこで今回は、上手の意地悪とその対処法をご紹介します。

 まずは上手の意地悪を二つ続けてご紹介します。出典は先崎八段の「最強の駒落ち」です。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 先崎八段の本には、上手がこのような意地悪をしたら、「その時は慌てずゆっくり、右側から攻めていけばよい」と書いてあります。「二つしかない金の一つが離れるのは上手にとって大打撃なのだ」そうです。

 右側から攻めるといえば所司七段の「駒落ち定跡」で勉強した棒銀しか知りませんから、先に掲載したそれぞれの紛れに対して棒銀攻撃に切り替えた棋譜をご覧ください。対局は将棋ソフト(上手)対私(下手)ですので、最善の手順かどうかはわかりませんが参考にはなると思います。

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 いかがでしたか?この程度の意地悪ならそれほど苦戦せずに勝てますね。でも、上手にはもっと凄い意地悪があるんです。次回は究極の意地悪ともいうべき手をご紹介します。お楽しみに!
タグ:将棋
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2009年10月15日

YABOO!JAPANの将棋入門(8)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 今回は、先週ご紹介した先崎学八段著の9筋端攻め戦法(こういう名前はないかもしれません)で下手が正しく指すとどうなるかという手順をご紹介します。

 まずは先週の手順を盤面で復習しましょう。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 では、20手目を下手が▲8二成香としたあとの展開をご覧ください。三曲続けてメドレーでどうぞ!じゃなかった、三局続けてご覧ください(先週と同じじゃん!)。私の対局の部分、コメントは入っていません。駒の動かし方の参考にしてください。

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 いかがでしたか?やはり序盤で正しく指したほうが勝ちやすいですね。定跡というのはこの序盤を有利に導くための手順で、中盤以降はやはり自分で考えるしかありません。香ご紹介した手順も私が考えた手順ですから、もっといい手順がきっとあるんだと思います。

 次回は上手の意地悪についてご紹介します。お楽しみに!
タグ:将棋
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2009年10月08日

YABOO!JAPANの将棋入門(7)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 今回は、先週ご紹介した2冊の参考書のうち、先崎学八段著の講談社現代新書1757「最強の駒落ち」の八枚落ちの部分から、先週とは違った戦法をご紹介します。先週は棒銀戦法の定跡で、2筋の歩をのばし、棒銀の活躍で敵陣を突破し、飛車を成り込んで玉を追いつめるという手順をご紹介しましたが、今回は9筋の歩をのばし、香車を成り込ませてから飛車が9筋に展開するという9筋端攻め戦法(こういう名前はないかもしれません)をご紹介します。

8book2.jpg 参考書の写真を再掲します。左の赤い本は日本将棋連盟で出版している「駒落ち定跡」(所司和晴七段著)という本です。八枚落ちから香落ちまで、駒落ちのすべてを網羅した【決定版】(本の副題)です。右の本は講談社現代新書1757「最強の駒落ち」(先崎学八段著)です。「駒落ち定跡」はまさにオフィシャルブックの定跡書です。それに対して「最強の駒落ち」は定跡をたどりながらも、わりと自由な指し方を目指す指導書で、上手の戦い方も書かれています。

 今日ご紹介するのは「最強の駒落ち」の八枚落ちのページです。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 駒落ち将棋について書かれている本には常に「下手が正しく指せば必ず勝てる」と書いてあります。でも初心者が正しく指せるはずもなく、また上手だって定跡はずしの手を打ってきますから、「必ず勝てる」なんてあり得ません。先崎八段の本はその辺のところを踏まえて、なおかつ定跡を覚えるように書いてあるので、実戦的ではありますが、逆に複雑になってしまうという点もあります。私の経験からすると所司七段の定跡本より、先崎八段の本のほうが勉強になると思います。

 さて、今日ご紹介した棋譜は47手目で終わっています。そして、「このあとは上手の玉をいかに詰ますかということになり、何局やっても詰ませられるようになれば八枚落ちは卒業である」という先崎八段のお言葉が載っています。

 そこで、47手目の△2八と以下、どのように指せば勝ちに持っていけるかを、私(下手)と将棋ソフト最強の六段(上手)との対局でご紹介します。私はもちろん八枚落ちはとうの昔に卒業しているのですが、それでもちょっと間違えるとアッという間に不利になってしまいます。上手はそれだけ強いということですね。

 では、三曲続けてメドレーでどうぞ!じゃなかった、三局続けてご覧ください。私の対局の部分、コメントは入っていません。駒の動かし方の参考にしてください。

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 終わりのほうに歩を打って王手というのが2回ありましたが、玉に逃げ場がありますから「打ち歩詰め」の反則にはなりません。

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 今回は下手が「自然な悪手」(先崎八段の言葉)を指したために、上手が理想の駒組を完成させる余裕を与えてしまいました。こうなるともともと弱い下手が勝つのは大変です。駒落ち将棋ではなるべくミスを少なくして上手に反撃の余裕を与えないことが重要です。そこで次回は今週と同じ先崎流9筋攻めを下手が正しく指したらどうなるかをご紹介します。お楽しみに!
タグ:将棋
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2009年10月01日

YABOO!JAPANの将棋入門(6)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 今回から八枚落ちに挑戦です。八枚落ちの上手は玉と二枚の金だけで戦います。下手はもちろん玉から歩まで20枚すべて使用可です。なんですが、実際には八枚落ち程度でしたら下手は多くの種類の駒を使わなくても勝ててしまうんですね。

8book2.jpg さて、八枚落ちになると本格的な参考書が現れます。左の赤い本は日本将棋連盟で出版している「駒落ち定跡」(所司和晴七段著)という本です。八枚落ちから香落ちまで、駒落ちのすべてを網羅した【決定版】(本の副題)です。右の本は講談社現代新書1757「最強の駒落ち」(先崎学八段著)です。「駒落ち定跡」はまさにオフィシャルブックの定跡書です。それに対して「最強の駒落ち」は定跡をたどりながらも、わりと自由な指し方を目指す指導書で、上手の戦い方も書かれています。

 今日ご紹介するのは「駒落ち定跡」の八枚落ちのページです。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 上手に金が二枚増えただけでずいぶんとむずかしい戦い方になります。やはり作戦(定跡)がないと勝てません。ただし、駒落ち将棋の定跡というのは、初心者に様々な手順を覚えさせながら下手を勝ちに導くように書かれています。実際に上手と対局するとこんなにスイスイと勝てるわけではありません。

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 こんなにうまくいくわけないよとお思いでしょうが、こういう思い切った手は定跡を知らなければ絶対に指せませんね。でも「駒落ち定跡」にはこの棒銀定跡2局しか書いてありません。

 では次に私(下手)と将棋ソフト最強の六段(上手)の対局をご覧ください。

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 私は手合いとしては二枚落ちですから、この辺はスイスイ勝たなければいけないのですが、八枚落ちを指していたのはもう3年ぐらい前なので定跡も忘れてしまいました。でもこのレベルなら多少のミスはあってもだいたい勝てますね。

 では次回は先崎八段の本から別の戦法をご紹介します。お楽しみに!
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2009年09月24日

YABOO!JAPANの将棋入門(5)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 将棋を覚えたばかりのお子さんが将棋を指すとどういうことになるか、コンピューターソフトを使って再現してみました。上手はこのソフトの最強レベルアマチュア六段相当です。下手は最弱(?)レベルの10級です。前回までと同じでブログ上の盤面は八枚落ちになっていますが実際は十枚落ちです。上手の金二枚はありません。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 いかがでしたか?お子さんとの対局っていうのは実際はこんなものなんです。我慢の上に我慢を重ね、忍耐の上に忍耐を積み重ねるっていう感じですかね。それにしてもこういう対局を喜んで(かどうかはわかりませんが)続けている天野三段の忍耐力には改めて感心させられます。

 では次回より、お待ちかねの八枚落ちです。お楽しみに!
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2009年09月17日

YABOO!JAPANの将棋入門(4)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 今日は十枚落ち応用編です。ブログ上で実際に動かすことのできる盤面でお楽しみください。

 前回同様八枚落ちの設定で十枚落ちの棋譜を入力しました。ですから盤面には上手の玉の両隣りに金が居座っていますが、これはいないものと見なしてください。実際の将棋盤で駒を動かすときはもちろん金を置かずに動かしてください。

 今日ご紹介する棋譜は、私とコンピューター対戦ソフトの最強レベルアマチュア六段との対局です。上手がコンピューターですが、時々意味不明の手を指します。それに惑わされずに我が道を行くというのが方針です。とにかく十枚落ちは攻めることだけを考える将棋だと思ってください。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 いかがでしたか?先週の手順に比べるといささか乱暴な感じがしますね。でも、大駒は成れるときに成っておくという姿勢も大事なんです。先週同様飛車と角(龍と馬)の協力で玉を追いつめました。でもだんだん昇格していくうちに飛車と角だけでは戦えなくなってきます。というより、こんな簡単に大駒二枚が成れるなんてことはできなくなります。そこで次に大駒一枚と小駒の協力で玉を追いつめるという手順をご紹介します。やはり私とコンピューターの対局です。

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 大駒が縦横無尽に行き来する将棋に比べると地味な感じがしますが、実際の将棋というのはこんなもんです。それに小駒を成らせるには途中の道筋がありますから、当然妨害されることもあるわけです。それをかいくぐって成金を作るという感覚が大事だと思います。

 ではもう一局、小駒中の小駒、歩を使った攻めをご覧ください。

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 ということで、十枚落ちはこれにて卒業。なんですが・・・。将棋を覚えたて(駒の動かし方がやっとわかった程度)のお子さんと実際に対局すると「玉に向かって攻め込んで玉を追いつめる」という感覚がほとんどありません。「な〜んでそんな手を指すんだよ。他に指す手があるだろ〜!」と言いたくなることがしばしばです。そこで次回はそんな状況をコンピューター同士の対局で再現してみます。お楽しみに!
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2009年09月10日

YABOO!JAPANの将棋入門(3)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 いよいよ今日から実戦編です。ブログ上で実際に動かすことのできる盤面でお楽しみください。

 十枚落ちからスタートしますが、十枚落ちだけ盤面が実際の盤面と異なりますのでご注意・ご了承ください。どういうことかといいますと、盤面作成にはパソコン用将棋ソフトを使っています。このソフトには十枚落ちの設定があり、棋譜が正しく反映されるのですが、この盤面をブログ用に変換するソフトには十枚落ちの設定がないようなのです。色々試してみましたがどうしても十枚落ちを再現することができないので、八枚落ちの設定で十枚落ちの棋譜を入力しました。ですから盤面には上手の玉の両隣りに金が居座っていますが、これはいないものと見なしてください。実際の将棋盤で駒を動かすときはもちろん金を置かずに動かしてください。

takeichi.jpg 参考にした(というより丸写しにした)棋譜は以前ご紹介した武市三郎著「強くなる将棋 - これ一冊で驚くほど実力アップ -」(成美堂出版)の十枚落ちのページです。この本以外には十枚落ちについて解説してある本はありませんでした(私の知る範囲では、ですが)。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。プリント可能ですが、用紙(ページ)設定を横長にしたほうが文字がやや大きくなります。《ヘルプ》

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 いかがでしたか?駒落ち将棋(十枚落ち)の感覚がおわかりいただけたでしょうか?下手(お子さん)がある程度将棋を知っていて、戦いながら玉を追いつめていくという感覚を持っていたら、まず上手は勝てません。でも我慢して相手をしてあげてくださいね。

 では次に、12手目に▲3三角成ではなくて▲3三飛成だったらどうなるかというのをご覧ください。前の棋譜の感覚に合わせて私が考えた手順です。

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 見事に決まりましたね。では今日はここまで。来週は同じ十枚落ちですが、将棋の感覚を磨く別の棋譜を何局かご紹介します。お楽しみに!
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2009年09月03日

YABOO!JAPANの将棋入門(2)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 早速駒落ち将棋の説明に入ります。

s00.jpg 平手将棋(右の写真)では先手と後手といいますが、駒落ち将棋では強い方の人を上手(うわて)、弱い方の人を下手(したて)といいます。そして対局は上手から指し始めるルールになっています。それ以外は平手将棋のルールと全く同じです。

s19.jpg 駒の数ですが、下手はいつでも20枚全部揃っています。その下手との実力差によって上手の駒数が変わります。極端なのは上手が玉だけで戦う19枚落ちですが、これは下手が将棋の一応の基本を知っていたらとても勝負になりません。非現実的です。実際19枚落ちという言葉はありません。でもホントに初めて将棋を指す人に大駒(飛車と角のことです)を成らせることの重要さを教える点では意味があると思います。

s10.jpg 次が上手が玉と歩だけで戦う10枚落ちですが、これも上手にとっては苦痛の対局となるでしょう。私が使っているパソコン用将棋ソフトには最強アマ六段から最弱(?)10級までレベルがあります。この両者で対局をさせてみると、何回やっても10級のほうが勝ってしまいます。もっとも六段のほうは先が読めてしまって途中で投了してしまうので、難しい終盤の詰めを戦わせたら逆転勝利は十分にあると思いますが、とにかくパソコン上は10級の勝ちになります。

s08.jpg その次は上手に左右の金が加わる8枚落ちです。金が2枚加わっただけで上手の守りはずっと強固になります。下手も勝手気ままに駒を進めるだけでは勝てません。作戦(戦法)が必要になってきます。数少ない駒落ち将棋の本ですが、それらはたいていこの8枚落ちから解説が始まっています。

s06.jpg その次が6枚落ちで、上手にさらに左右の銀が加わります。公式にはこの6枚落ち以上が駒落ち落ち将棋となっていて、どの程度の実力差(段級差といいます)で何枚落ちというのが決められています(手合いといいます)。ちなみに6枚落ちというのは段級差10以上の手合いとされています。つまり10級の人が初段以上の人と対局するときのハンディキャップということです。6枚落ちではさらに高度な戦法や手筋が必要ですから、将棋を始めたばかりの人が最初から6枚落ちで指すなんてことはとても無理です。それで非公式ながら8枚落ち・10枚落ちなどがあるわけですね。

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 さらに、4枚落ち(段級差8〜9)、2枚落ち(段級差6〜7)、飛香落ち(段級差5)、飛車落ち(段級差4)、角落ち(段級差3)、香落ち(段級差2)と続きますが、段級差1の場合には平手戦で下位の者が先手ということになっています。正式な平手戦というのは振り駒をして先手後手を決めます。写真は上段左から右へ、4枚落ち、2枚落ち、飛香落ち、下段左から右へ、飛車落ち、角落ち、香落ちの初期局面です。

 では、来週から滅多に解説されることのない10枚落ちの戦い方についての説明を始めたいと思います。お楽しみに。
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2009年08月27日

YABOO!JAPANの将棋入門(1)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 23日の日曜日に通算第3回目のこども将棋教室を開催いたしました。第1回から連続で参加してくれたお子さんもいらっしゃいますが、残念なことにお世辞にも進歩しているとは思えません。やはりたまに将棋を指す程度では上達しないのでしょうね。

 将棋の上達にはご家庭での復習が大切だと思います。そのためにはお父さんかおじいちゃんが将棋をご存知だといいのですが、なかなかお忙しくてお子さんのお相手をしている時間がないのではないでしょうか?

 それともう一つ、平手で初心者のお子さんと対局すると絶対に勝ってしまう、そうするとお子さんは面白くない、かといってわざと負けてやるのもなんだか悔しいし面白くない。そんなわけでご家庭で将棋を指す機会というのが少なくなるんじゃないでしょうか。

 そこで駒落ち将棋の登場です。駒落ち将棋というのは、強いほうが相手との実力差に応じて戦力(駒)を落として戦う将棋です。ゴルフのハンディキャップみたいなもので、強い人も弱い人も対等に戦えるようにしてゲームを楽しくする方法です。

 私は将棋教室の講師である天野貴元三段に十枚落ち(天野三段は歩と玉だけで戦う)からスタートしましたが、一発で勝ってしまってたった1局で八枚落ち(天野三段に金が加わる)に昇格してしまいました。その後六枚落ち、四枚落ちと昇格して現在二枚落ち(天野三段に飛車と角がない)です。二枚落ちでは勝てませんが、六枚落ちなら天野三段に絶対勝てる自信があります。

 逆に言えば、ハンディキャップさえあっていれば、上手(うわてと読みます。強いほうの人です。)は必死で戦っても勝つか負けるかのスリルを味わうことができるというわけです。

 前置きが長くなりましたが、ぜひご家族の方(大人の方)に駒落ち将棋を覚えていただき、お子さんと必死で戦っていただきたいのです。ただ残念なことに駒落ち将棋の本というのはそう多くはありません。そこで僭越ながらこのブログを使って駒落ち将棋を覚えていただこうと思い立ったわけです。

takeichi.jpg 申し訳ありませんが、将棋の基本は本屋さんで売っている入門書(こどものための入門書が一石二鳥でいいと思います)で覚えてください。こども診療所の待合室にも入門書が何冊か置いてありますが、内容的には平手将棋が中心で駒落ち将棋について書かれたものはありません。

 そんな中で、1998年に成美堂出版という会社から出版された「つよくなる将棋 - これ一冊で驚くほど実力アップ -」(武市三郎著)というこども向けの入門書には駒落ち将棋について書かれたページがあります。アマゾンで入手可能です。(画像クリックで拡大されます)

 では来週から駒落ち将棋の実際についてお話を進めて参ります。お楽しみに。
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2009年08月23日

夏休みこども将棋教室-パート2-

komao.jpg 夏休み第2回目(通算3回目)のこども将棋教室が今日8月23日こども診療所待合室で開催されました。

8231.jpg 夏休みも残りわずかとなったため、さすがに参加者は少なく、午前の部は参加者5名でした。全員ほぼ同程度のレベルでしたので、全員天野先生にお任せして、私は見回り役(天野先生が順繰りに回ってくるまで待てないお子さんをなだめたり、2回連続で指さないように見張ったり)をしていました。対局は天野先生の5面指しです。さすがに天野先生は5人分の前の局面を覚えていて、駒の位置が違ったりすると「この駒はここだったよ」とか、「2回続けて指しちゃだめ」とか、的確に指摘していました。

 午後の部は参加者が3名で、対局できるお子さんが2名と対局はまだちょっと無理というお子さんが1名だったので、天野先生が上級者(?)の指導、私は初級者の指導という風に二手に分かれて教室が始まりました。

8232.jpg 上級者の二人はなかなか筋がいいらしくて、教室が終わったあと天野先生が「あの二人はやる気も十分だし、けっこう強くなりそうだし、いい将棋教室があったら月に2回ぐらいでも定期的に通ってきちんと指導してもらったらかなり伸びると思いますよ」とおっしゃってました。 

8233.jpg もう一人の初級者のお子さんは、駒の動きはだいたいマスターできているようでしたので、私が十枚落として対局しました。十枚落ちというのはちょっと将棋のわかる人ならどんなに強い上手の人と対局してもまず勝てるというぐらいのハンディキャップなのですが、それでも対局のつぼが全くわかっていないので私が勝ってしまいました。そこで、大駒(飛車と角)を使って大駒を成り込むことの重要さを教えて(写真)もう1回対局したら見事に勝利を収めたのですが、本人はなんで勝ったのかまだわかっていませんでした。

 とにもかくにも2回開催した夏休みこども将棋教室も無事終わってほっとしています。なによりも天野先生が「素質あり」と言うお子さんが出現したことがとてもうれしい今日の将棋教室でした。
タグ:将棋
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2009年08月20日

お子さま向け将棋入門書

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も「木」でできているから。

 夏休みこども将棋教室パート2まであと3日と迫ってきました。今からでも間に合います。奮ってご参加ください。参加ご希望の方は、8月17日の記事をご参照ください。


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 こども将棋教室と直接の関係はないのですが、こども診療所の待合室に置いてある本棚(左の列の一番下の段)にお子さま向け(一部大人向け)の将棋入門書を何冊か並べました。貸し出しもしています。ご家族揃って将棋に親しんでいただければと思います。どうぞご利用ください。
タグ:将棋
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2009年08月17日

夏休みこども将棋教室迫る!

shougiweb.jpg 大盛況だったこども診療所の「夏休みこども将棋教室」第2回がいよいよ6日後に迫って参りました。夏休みも終盤に入り宿題に追われるせいか、第1回に比べると参加してくださるお子さんが少ないようです。今からでも十分間に合います。どうぞふるってご参加ください。

 詳細は左上のポスターをクリックし拡大してご覧ください。初めての方でもご参加いただけます。なお、将棋歴につきましては、「初めて」「駒の動かし方がわかる」「対局できる」の3つのうちからお選びください。

 勝手ながらお申し込みはファックスかメールでお願いします。お子さまのお名前、年齢、将棋歴、連絡先電話番号、午前午後の別(両方でもご参加いただけます)を記入して、

ファックス:03−5662−7066
または
メール:reception@mizuechan.net
宛にお送りください。

《保護者の方へ》
 将棋大会でも将棋道場でもなくて、将棋教室です。正しい将棋を覚えるために、駒落ち将棋と詰め将棋を中心に指導していただきます。一般的な対局(平手対局)は行いませんので十分ご理解の上お申し込みください。
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2009年07月26日

夏休みこども将棋教室-パート1-

komao.jpg こども診療所恒例の(というほどやってませんが・・・)こども将棋教室が診療所待合室で開催されました。夏休みは長いので7月と8月の2回開催です。今日はその第1回、夏休みの部のパート1です。

 春休みに初めて開催して今回でまだ2回目ですが、春に続いて参加してくださったお子さんもいらっしゃいました。春休み同様午前の部と午後の部に分けましたが、午前中は参加者が少なく、たったの4名でした。それで、指導はすべて講師の天野三段にお任せして、私は将棋をご存じの保護者の方と遊び将棋を楽しんでいました。

 あまり閑散とした教室風景の写真を撮ってもさえないので、参加者が多い午後の部の写真を撮ろうと思って、のんびりと午後の部を迎えたのですが、これがまた大変でした。

 当初17名の予定が2名欠席で15名になりましたが、そのうち10人のお子さんが全くの将棋初体験。こどもの指導には慣れている天野三段ですが、さすがに10人の初心者に指導をしながら経験者の指導も、ということはできないらしく、私が経験者の指導をするよう命じられてしまったのです。

 始めの30分ぐらいは詰め将棋の問題を出してみんなに解いてもらっていましたが、そうそう詰め将棋ばかりもやっていられません。とうとう対局ということになって、私は5人を相手に対局をすることになったのです。将棋用語ではこれを5面指しといいます。プロ棋士が大勢のアマチュアを指導するときにやる方法で、プロ棋士が一手ずつ指してみんなのところを順繰りに回っていきます。5人を相手にするから5面指し、10人を相手にすれば10面指しといいます。

 一人相手の将棋だってヒーヒー言っているのに5面指し、しかも駒落ちです。どの程度落とすかというと、私が天野三段に指導を受けるときのハンディキャップ、二枚落ちです。いつもは天野三段が飛車と角を落としますが、今日は私が飛車と角を落としての対局です。

 幸いそれほど強いお子さんが来なかったのでなんとか勝負にはなりましたが、5人回ってもとの子に戻ったときには前の局面なんかすっかり忘れてしまって、「どの駒動かしたの?」なんて訊く有様です。

 でもどうにかこうにか全員から勝ちを収めることができました。でも終わったあとは頭が痛くなり、全身から力が抜けるような感覚でした。でも、何となくうまくなったような気がしてチョット嬉しかった手(チョキ)わーい(嬉しい顔)

 そんなわけでとても写真撮影どころではなく、今回の教室は写真なしです。

 ところで、5面指しをやって感じたことは、基礎から正しく将棋を勉強すれば私のような年寄りでも局面を正しく把握することができて正着をさせるものなんだなということです。もちろん相手が強過ぎたら駄目ですけど・・・。反面今日参加したお子さん達は全員我流の将棋で、指し手に流れがないということがよくわかりました。だから私でも勝てたんだと思います。正しい将棋を普及するためにこども将棋教室をずっと続けていこうという決意を新たにした今日の将棋教室でした。
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2009年07月02日

こども将棋教室(夏休み開催)

shougiweb.jpg ご好評をいただいたこども診療所の「春休みこども将棋教室」に引き続き、夏休みにもお子さん達を対象にして将棋教室を開催することにいたしました。春休みにもご指導いただいた日本将棋連盟の天野貴元三段のご好意によるものです。

 しかも夏休みには、7月と8月の2回開催となります。どちらも別々に募集いたしますので、ご都合のよろしい方の教室に是非ご参加ください。もちろん両日ご参加いただいてもけっこうです。

 詳細は左上のポスターをクリックし拡大してご覧ください。初めての方でもご参加いただけます。なお、将棋歴につきましては、「初めて」「駒の動かし方がわかる」「対局できる」の3つのうちからお選びください。

《保護者の方へ》
 将棋大会でも将棋道場でもなくて、将棋教室です。正しい将棋を覚えるために、駒落ち将棋と詰め将棋を中心に指導していただきます。一般的な対局(平手対局)は行いませんので十分ご理解の上お申し込みください。
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2009年06月25日

またも喰らった王手飛車

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も木でできているから。

 夏休みのこども将棋教室の2回目の打ち合わせのあとで、また指導対局をお願いしました。

 早速棋譜を掲載します。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。《ヘルプ》

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 端歩がぶつかったときに取ったほうがいいときと取らないほうがいいときと、判断する基準みたいなのがあるのかどうか先生に尋ねてみました。答えは次の通りでした。

 相手が一歩だけなら取ってもいいという方向で考える、二歩以上持っていたら取らないほうがいいという方向で考えるとのことです。考えるのであって、一歩なら取る、二歩なら取らないという絶対的なものではないそうです。

 今日の本譜の場合は上手は一歩だけでした。そこで▲9五同歩と取って、上手が△9七歩と垂らし、▲同香△同香▲同桂となったとき、△9六歩が打てれば上手が有利になるけれどその歩がない。こういうときは取るほうが良いそうです。

 だから下手が▲9五歩と取ってきても上手は△9七歩の垂らしはしない。ではどうするかというのを次の棋譜でご覧ください。

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 最後に王手飛車取りを避ける手順をご覧ください。

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 2回連続の王手飛車でした。前回の先生のお言葉。「普通は王手飛車取り喰らったらまず負けですけど、王手飛車取り喰らっても勝てるんですから、それだけ二枚落ちは有利ってことですよね」。でも、今回先生が勝ち手順を教えてくれなかったということは、いくら先生でも勝てなかったということなんですね。
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2009年06月11日

天野三段久々の登場!

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も木でできているから。

 夏休みのこども将棋教室のことは昨日のブログでお知らせしましたが、その打ち合わせで久しぶりに天野先生にお目にかかりましたので、指導対局をお願いしました。

 手順を覚えているかどうか不安だったのですが、先生が対局前に「今日は△5五歩止めで指します」と教えてくれました。教えてもらったからといってすぐ対局開始ですから、カンニングするわけにもいかず、結局うろ覚えのままの対局だったんですけどね。

 早速棋譜を掲載します。

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 ▲2六歩で上手の桂馬が死んだときは「やったね!」と思ったんですがねぇ。銀得に目がくらんで王手飛車取りを見逃したのが痛かったですねぇ。

 では次にmore betterの手順をご覧ください。

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 ▲7五歩の突き捨てまで考えながらなんでこの手順に気づかなかったんだろう???要するに下手ってことですね。

 次は、△6五桂に対するコレッキャナイの一手です。

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 棋譜内のコメント以上のことは何もありません。先生のお言葉。「難しいですけどね。気づいてほしかったですね。」私もそう思います。桂馬の頭に銀か角を持っていくなんて結構よく指してる手ですもんね。

 最後は王手飛車取りを喰らったところからの応接です。

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 先生のお言葉。「普通は王手飛車取り喰らったらまず負けですけど、王手飛車取り喰らっても勝てるんですから、それだけ二枚落ちは有利ってことですよね。」そりゃ、先生が指せば勝てるでしょうけど、私が指したんじゃね・・・。
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2009年06月10日

夏休みこども将棋教室

shougiweb.jpg ご好評をいただいたこども診療所の「春休みこども将棋教室」に引き続き、夏休みにもお子さん達を対象にして将棋教室を開催することにいたしました。春休みにもご指導いただいた日本将棋連盟の天野貴元三段のご好意によるものです。

 しかも夏休みには、7月と8月の2回開催となります。どちらも別々に募集いたしますので、ご都合のよろしい方の教室に是非ご参加ください。もちろん両日ご参加いただいてもけっこうです。

 詳細は左上のポスターをクリックし拡大してご覧ください。初めての方でもご参加いただけます。なお、将棋歴につきましては、「初めて」「駒の動かし方がわかる」「対局できる」の3つのうちからお選びください。

《保護者の方へ》
 将棋大会でも将棋道場でもなくて、将棋教室です。正しい将棋を覚えるために、駒落ち将棋と詰め将棋を中心に指導していただきます。一般的な対局(平手対局)は行いませんので十分ご理解の上お申し込みください。
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2009年05月14日

将棋武者修行(水戸決戦)

komao.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋の駒も将棋盤も木でできているから。

 こども診療所の近くには、私に駒落ちで対局してくださるような高段者の方ががいらっしゃるのか、いらっしゃらないのか、全く情報がありません。ですから私の駒落ち教室は天野三段との指導対局だけなんです。

 これではなかなか強くなれないと思って、指導対局をしてくださる方を探していましたら、水戸にいらっしゃいました。この方は、以前こども診療所で働いていたスタッフのお父さんで、アマチュア四段という方です。

 お忙しい方でなかなか日程が折り合わず、対局していただく機会がなかなか巡ってきませんでしたが、この前の日曜日に念願かなって武者修行の旅に行ってきました。

 当然二枚落ちでの指導対局をお願いしたのですが、「プロと指すならともかく、アマチュアと対局するときは相手がどんなに強くても平手で指したほうが上達する」とおっしゃって、平手で対局しました。そしてコテンパンにやっつけられました。

 もう少し骨があると思ってらしたのかも知れませんが、あまりの弱さに見かねたのか、第3局目は角落ちでの対戦となりました。角落ちなんて今まで1回も指したことがありませんから、指し方がわかりません。結局これまた負けました。

 最後にようやく二枚落ちでの対局をしてくださいましたので、その棋譜を再生いたします。

 盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。《ヘルプ》

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 局後の指導では、44手目の▲4四歩の無理攻めが敗因と指摘されました。ここは▲2六銀とおとなしく引いて、体制の立て直しを図るべきだったそうです。でもね。体制を整えている間に上手に攻め込まれたら守れないんですよね〜。

 お言葉です。「せっかちに攻めすぎる。二枚落ちは最初からハンディ分リードしているのだから無理攻めをせず、じっくりと攻めていかないとね・・・」。いつも天野三段に言われていることをこちらでも言われてしまいました。私ってそんなにせっかちですかね。
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2009年04月09日

三手詰め見逃し負けた二枚落ち

shogismallnail.jpg木曜日は駒落ち将棋の日。なぜなら将棋盤も駒も「木」でできているから。

 駒落ち将棋ファンの皆さん、今日も天野先生から受けた個人レッスンの模様ををご覧いただきます。

 4月5日(日)にこども診療所の待合室で開催した「春休みこども将棋教室」のあと、お疲れの先生にお願いして指導対局を指していただいた棋譜です。

 では早速棋譜再生、まずは本譜からです。盤面操作でわからないことがあったら、この文の末尾にある緑色の《ヘルプ》の文字をクリックしてください。ヘルプ画面が開きます。《ヘルプ》

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 引き続き46手目の▲4三歩に替わる正しい手順をご覧ください。

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 本譜の順での▲4三歩のところは「ミスといえばミスですけどこれくらいじゃ二枚落ちはひっくり返らないですからね」とのお言葉でした。

 あとで、保存してある過去の棋譜ファイルをチェックしてみたら、この日の指導手順と全く同じでした。先生はこういう手順をいくつもいくつも完全に暗記してるんですね。

 では次に本日のタイトル「三手詰めを見逃した」ところをご覧ください。

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 条件付きとはいえ、見逃したのが三手詰めですからねえ、悔しいですよ〜。あっ、違った。▲7六桂を打ってないから五手詰めだ。それにしても悔しいですよ。

 ところで先生が「▲7六桂を△同金と取るほうがやばい」とおっしゃってたのでどんな風にやばいか将棋ソフトで試してみました。その棋譜をご覧ください。

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 とまあこんな具合です。上手にしたらこちらの手順のほうが紛れが多くて有利だと思うのですが、プロはコンピューターより強いですからね。もっと簡単に上手を追い込む手順ってのがあるんでしょうね。

 それにしても、ぐやじ〜!
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