2008年03月25日

和風創作料理のまねごと

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

un0b.jpg 「和風創作料理」と銘打って全国に何十軒も店を展開している「庵」グループというのがあります。関西が中心のようですが、東京にも銀座・赤坂・神楽坂・新宿などのそれっぽいこじゃれた街と、どういうわけか巣鴨にもお店があります。私は一度も行ったことはないのですが、相棒が以前銀座店に行ったことがあるとかで、そのチェーンのレシピ本を持っていました。

 英語では「AN」と書かずに「UN」と書くみたいですね。「アンビリーバボー」の「アン」ですね。

 3月20日の春分の日、寒い雨が一日中降ってましたね。箱膳で昼ご飯を食べたあと、雨と寒さでどこへも行く気がしなくて家の中でぼけーっとしていたらだんだん夕方になってしまい、体力も余っていたので、久しぶりに料理でもしてみるかということでこのレシピ本を引っ張り出してきました。

un1b.jpg 簡単にできそうなレシピはないかと思ってさがしましたが、さすがに創作料理と言うだけあって手の込んだものばかりでした。それでも手抜きができそうなレシピ2つを選んで作ることにしました。1つ目が左の写真、「炙り貝柱のカルパッチョ」です。出来上がったのが右下の写真。これはまあまあ見た目は同じように出来上がりました。

 カルパッチョですから、材料を皿に並べて塩胡椒をしてオリーブオイルをかけりゃそれでオシマイと思いきや、なにやらややこしい作りのドレッシングをかけると書いてあったので、完成したときの味を想像して適当に手抜き。まず、オニオンスライスを皿に並べ、その上の万能ネギの小口切りを敷き詰めます。un1c.jpgそこに炙ったホタテ貝の貝柱を並べてチャービルとクコの実をのせ、ややこしいドレッシングをかけて食べるのだそうですが、近くのスーパーにはチャービルがなかったし、クコの実も冷蔵庫のどこかにあったかもしれないのですが探すのが面倒くさかったので、万能ネギの一部を貝柱にのせることにしてしまいました。バーナーもないので貝柱はバターで炒めてしまい、フライパンに残ったバターは貝柱にかけてしまいました。酒と醤油とミリンを適当に混ぜて一煮立ちさせ、さめたら粒マスタードを溶かし込み、さらにポン酢と混ぜ合わせてドレッシングを作り、全体に回しかけて出来上がり。ホンモノの味がわからないので何とも言えないのですが、これはこれでなかなかいける味でした。

un2b.jpg 2つ目は左の写真、「朝引き地鶏と有機野菜の炭火焼き」です。出来上がったのは右下の写真。レシピとは似てもにつかないものになってしまいました。というのも、まず近所のスーパーには骨付きのもも肉がありませんでした。それで手羽先を使うことに変更。野菜はレシピではズッキーニと赤と黄のパプリカとトマトを使うことになっていましたが、ズッキーニやパプリカは値段が高かったので、ミニアスパラとシシトウと黄色だけのパプリカに変更。ローズマリーは飾るだけなので省略。

un2c.jpg 炭火焼きなんてできないのでフライパンにオリーブオイルをしいて、蒸し焼きにしてしまいました。味付けはレシピでは塩胡椒だけでしたのでその通りにしましたが、食べてみたら、火を止める直前にたれの素かなんかを回しかけると良さそうな味でした。実際には食べるときに醤油をチョビッとかけましたがそれでも塩胡椒だけよりはうまみが出ました。もっともこげ目がチョット足りなかったので、もっとこがせば塩胡椒だけでもいけるのかもしれません。

 皿に盛りつけようかとも思いましたが、蒸し焼きにするときにきれいに並べてフライパンごとテーブルに出しました。幾何学模様がなかなかきれいでした。

 どちらの料理もかなり勝手にアレンジしてしまいましたし、ホンモノがどんな味かわかりませんので評価のしようもありませんが、そのうちお店に行ってホンモノを試食してみたいと思っています。


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2008年03月20日

本日の箱膳メニュー(3/20)

hakozennail.jpg 木曜日は箱膳の日。なぜなら箱膳は「木」でできているから。

 久々の箱膳メニューです。今日は春分の日でお休みなので昼食に箱膳を使ってみました。やっぱ明るいと箱膳のわびしさが出ませんね。なんか寄せ集めの残りモンで作ったご飯って感じですよね。

yuuge223.jpg ところがこれがホントに冷蔵庫にあったものだけで作ったメニューなんです。まずメインディッシュ(?)が油揚げと三つ葉の卵とじ、付け合わせが小松菜とツナの炒め物、そして白飯と、豆腐とワカメの味噌汁です。

 貧乏侍の時代にツナ缶があったかどうか疑問なので、(アルワキャネ〜ダロ!)「付け合わせが小松菜とほぐしマグロの炒め物」と訂正させていただきます。
ラベル:箱膳 一汁一菜
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2008年03月18日

幻のジャガ入り焼きそば

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 今日ご紹介するのは、何の変哲もないソース焼きそばです。どこがグルメなんだと思われるかもしれませんが、特別に相棒に頼んで作ってもらった、私にとっては忘れられない少年の日の思い出を秘めた幻の焼きそばなんです。

maboyaki.jpg 写真をご覧になってすぐに気がつかれると思いますが、他のソース焼きそばとちょっと違っているのはジャガイモが入っているところです。他には豚肉とキャベツ、できあがったら青海苔をかけて紅しょうがを添えて「ハイ、召し上がれ」の普通のソース焼きそばです。

maboyakiup.jpg でも、具の切り方がちょっと違います。まずジャガイモは約1cm角のさいの目で先に茹でておきます。肉は豚のこま切れをさらに細く切ります。挽き肉だとそばにからまずに最後に皿に残ってしまうので、こま切れを切るのがいいのです。キャベツは約1cm幅で長さ2〜3cmに切ります。このように具の下ごしらえにちょっと手間がかかるのですが、それが他の焼きそばにはないこの焼きそば独特の風味をかもし出しているのです。

 なぜ幻かといいますと、この焼きそばは今から約50年前、私が生まれ育った栃木県のある地方都市で、おばちゃんが(といってもその当時35歳から40歳ぐらいだったかもしれません)リヤカーに載せた屋台で小学校の近所を売り歩いていたのです。そして私はこの焼きそばが大好きでよく買い食いしていたものなのです。ソースには甘いのと辛いのがあり、どちらかを選んでかけてもらうのですが、せこい私は「甘辛」と言って両方一緒にかけてもらっていました。両方かけても代金は同じでした。さらにせこい私は「おこげも」と言って、鉄板にこびりついたおこげも金属製のへらではぎ取ってもらって焼きそばの上にかけてもらっていました。ま、常連のわがままという奴ですね。でもそれだけだったら幻でもなんでもない、ただの「なつかしのソース焼きそば」です。

 幻の幻たるゆえんは、小学5年生になったある日突然(50年前)、私がこの焼きそばを食べに行けなくなってしまったからなのです。行けなくなってしまった理由は物理的なものではなくて、精神的な壁ができてしまったとでも言いましょうか。

 5年生の組替えで、私はM君と一緒のクラスになりました。M君は小柄でいつも丸刈り頭で目がクリッとしていました。温和な性格で何事にもまじめに一所懸命取り組むタイプでした。M君の家が母子家庭であることは、学期の始めに担任の先生がみんなに公表していました。この歳になって思えば、なまじ隠していじめの原因になるよりはみんなが知っていれば逆にいじめの抑止効果になると担任の先生が考えたのかなと思えるのですが、その当時の私は逆に「かわいそうな家庭の触れてはいけないこと」と受け止めてしまったのでした。

 そして運命の日を迎えることになりました。その日も私はいつもの友達との帰り道でおばちゃんの焼きそばを見つけ友達を誘いました。するとその中の一人が「あれMの母ちゃんだど」と言ったのです。その言葉を聞いたとたん私はなんかものすご〜く恥ずかしさがこみ上げてきて、おばちゃんの顔を見ることができず、他の道を通って帰宅してしまいました。そしてその日以来、おばちゃんの焼きそばを口にすることは一度もありませんでした。
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2008年03月11日

ナプレってどういう意味?

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

DSC03107.JPG 今日ご紹介するのは東京ミッドタウンのガーデンテラス1Fにあるピッツェリア・トラットリア「ナプレ」です。ナプレっていうのはナポリ地方の方言でナポリのことだそうです。表参道にもお店があるそうです。先週ロートレック展を観たあとで夕食を食べてきました。

 メニューはけっこう豊富でしたが、初めてだったのでコース料理にしました。コース料理は5コースあり、AとBが安くて3,990円。内容はオードブル盛り合わせと自由に選べるピッツァ(Aコース)または自由に選べるパスタか肉料理(Bコース)とデザートとコーヒーか紅茶にパンが付きます。ピッツァもパスタも肉料理も、自由に選べるとはいっても値段が決まっていますが、差額を払えば高いのを選んでもいいそうです。こういう融通の利くところはいいですね。分量がわからなかったので、足りないとさみしいと思い稚鮎とサヨリのフリットをアラカルトで追加しました。写真は左からオードブル、フリット、ピッツァ、パスタ、デザートです。二人でAとBを一つずつ頼みました。

DSC03090.JPGDSC03093.JPGDSC03097.JPGDSC03102.JPGDSC03111.JPG

 料理が出てきてビックリがく〜(落胆した顔)。オードブルは「こんなにいっぱい盛らなくてもいいんじゃないの」と言いたくなるぐらいの山盛り。ピッツァは直径40cmぐらい。パスタも40cmぐらいのお皿にそこそこの量だし、フリットはいらなかったなと後悔しました。しかし、後悔しながらも全部食べきったことは言うまでもありませんわーい(嬉しい顔)

DSC03089.JPG そして肝腎のお味はと言いますと、ピッツァは絶対お勧めです。あとはマアマアといったところでしょうか。Bコースではパスタのペンネを選びましたが、アルデンテと言うより「まだ芯が残ってるんじゃないの」と言いたくなるほど固かったです。でも流しのお兄さんが各テーブルを回って歌るんるんのサービスをしてくれたり、店員の接客態度もとてもよかったりで、気分よく食べることができました。DSC03115.JPGこのボリュームでこの味で3,990円ならハナマルは無理でも二重丸はつけられます。生ビールを一杯ずつと500mlデキャンタのハウスワインを二人であけて、気分よく食べて飲んで、浮かれた私は帰りにこんなパフォーマンスまでしてしまいました。

 予約は絶対必要です。新国立美術館の帰りに予約なしで行って、もう2回も満席で断られていたので、今回は予約をしてから行きました。それから、オードブルやデザート以外は二人で一品ぐらいがちょうどいい量です。相棒は「この店はピッツァとワインだけでいいね」と言っていました。タシカニ。
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2008年03月04日

器用な板前さん

ampan1.jpg 右の写真なんだかわかりますか?こう訊かれたら誰でも「アンパンマン!」と答えますよね。では、何でできているアンパンマンでしょう?こう訊かれたらわかりますか?・・・・・・実はこれ巻き寿司なんです。

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 ヤブロググルメ情報、お寿司の情報が続いたのでついでといってはなんですが、今週もお寿司の話題です。

edomasa_up.jpg こんな愉快な巻き寿司を作ってくれる板前さんがいるのは、江戸政という、こども診療所から歩いて3分ぐらいのところにあるお寿司屋さんです。私がこども診療所を現在地にオープンして以来、もうじき12年になろうというおつきあいです。いいネタをリーズナブルな値段で食べさてくれるので、寿司好きの私にとってはたまらない魅力のあるお店です。

kodomo.jpg 普通巻き寿司というと左の写真のように(ちなみにこれはこの店のお子様メニューです)幾何学的な模様に巻くのがほとんどですが、ここの板前さんはとても器用な人で、アニメキャラクターの巻き寿司を作るのが得意です。出前の注文も受けているそうです。

micky.jpg この記事の最初に掲載したアンパンマンの他に、右の写真のミッキーマウスや、ドラえもんやドラミちゃんも作ったことがあるそうです。ただ、作り方のマニュアルがあるわけではないので、シャリや食材の色遣いなど、その時の気分などで毎回ちょっとずつ違ったキャラクターになってしまうそうです。

ampan2.jpg 左の写真もアンパンマンですが、上の写真に比べて顔色が真っ白ですし、口の色なども違います。もちろん、巻きずしですから、ノリの幅(20cm弱ぐらい?)だけの長さが一巻となり、切り口は皆一緒だそうです。直径は約10cmというところでしょうか。

 お子様の誕生日や色々なお祝いのホームパーティーに出前を注文なさる方もいらっしゃるそうですが、作るのに時間がかかるので、その場で注文してすぐにとはいかないそうです。板前さんは「できれば1週間ぐらい前に注文していただきたい」と言っていました。どんなキャラクターができるのかは直接板前さんに尋ねてみてください。

 ついでにお店のメニューの一部も紹介しちゃいましょう。写真は江戸政のホームページから拝借してきたものです。にぎりとチラシはどこの店でも大差ないので省略しました。
ladys_s.jpglunch4.jpg barachirasi_s.jpg
 写真左から、レディースコース、ランチメニューの一部、ばらチラシです。

 お酒の好きな方にはおつまみも充実しています。左の写真はいろんなものを少しずつ楽しめる小鉢の色々。右は本格的おつまみの色々です。
kobachi_s.jpgotsumami.jpg
 お酒の種類が少ないところが淋しいと言えば淋しいのですが、寿司屋はおいしいネタをほどほどに楽しむところ。飲み過ぎ食べ過ぎは肥満の素。それに財布にもひびきますからね。財布がやせてからだが太る、これではいけません。
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2008年02月28日

本日の箱膳メニュー

hakozennail.jpg 木曜日は箱膳の日。なぜなら箱膳は「木」でできているから。

 今週も箱膳メニューにおつきあいください。

hakozen218.jpg レストラン本日の箱膳メニューレストランでございます(写真右)。本日は今までと違ったアングルから撮影してみました。メインディッシュは子持ち樺太シシャモ、皿の端に載っているのはジャガイモの皮を素揚げにして塩少々をふったもの。酒のつまみにもなります。ジャガイモの皮さえ無駄にしない貧乏侍の暮らしぶりがしのばれますね。

 酒のつまみはお土産にいただいた「しそ巻きの素」という得体の知れないものにシソ(大葉)を巻いてカラッと素揚げにしたもの。「しそ巻きの素」というのは飴のような餅のような歯ごたえで甘みのある不思議な食べ物です。それだけだと甘くて酒のつまみにはなりませんが、しそで巻いて揚げるとなかなかなお味になります。

 サイドディッシュはおひたしなんですが、これがなんとブロッコリなんです。貧乏侍の時代にブロッコリがあるはずもないんで、茹でたブロッコリにマヨネーズをかけて、さらに花カツオをのせて和風にカモフラージュしてあります。マヨネーズに花カツオが意外と合うんですよ。一度試してみてください。

 あとは定番の、ぐい飲み一杯の冷や酒と白飯と味噌汁。味噌汁の具はタマネギとジャガイモ。シシャモの横に載っていたジャガイモの皮は味噌汁の残りでした。
ラベル:箱膳 シシャモ
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2008年02月26日

三越の全国有名寿司展

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 先週に続いて今週もお寿司の話題を。

sushiten.jpg 日本橋三越で開かれていた(24日まででした)全国有名寿司展に行ってきました。北は北海道小樽から南は九州福岡まで、三越が有名と認定した寿司屋が集まって実演を交えながら寿司を販売します。(写真右)一部の店はイートインを作ってカウンターで食べられるようにしてありました。

 色々様々なお寿司が並んでいましたが、結局のところ「にぎり寿司」、「巻寿司」、「ちらし寿司」、「押し寿司」の4種類に分類されるのだということがよくわかりました。

【にぎり寿司の部】
nigiri4.jpgnigiri3.jpg まずは私たちにもっとも馴染みの深い江戸前握りです(左の写真)。江戸前というのは、江戸の前の海という意味で、現在の葛西から浦安の沖にかけて捕れる魚を江戸前の魚といいます。江戸前の魚をネタにしてにぎれば「江戸前」。小樽から出展した店では、北海道の魚をネタにして「北海にぎり」と名付けていました。
 右の写真は、こちらも時々見かける穴子の一本握り。江戸前も有名ですが、仙台湾の穴子や瀬戸内海(特に明石)の穴子も有名です。

【巻寿司の部】
maki1.jpgmaki1.jpg 巻寿司も中に何を入れるかでなんとでも名前が付けられます。でも中身だけでなく、左の写真は普通の白米のすし飯、右の写真はシャリに赤米を使っています。理由はわかりませんが、巻寿司の中身には刺身はあまり使われません。火を通した魚や玉子焼きそれに生野菜が中心になります。どうしてでしょうね。

【ちらし寿司の部】
chirashi1.jpgchirashi2.jpg ちらし寿司は華やかでいいですね。こうやっていくつも一緒に並べてあるとホントに豪華な感じがします。ばらチラシとか蒸し寿司もありますが、基本はすし飯の上にネタをのせるというところで共通です。パーティーなんかでは大皿に盛ったちらし寿司が似合いますね。

【押し寿司の部】
oshi1.jpgoshi2.jpg 押し寿司としては京都『いずう』のバッテラとか、琵琶湖のゲンゴロウ鮒を使った「鮒寿司」とか、富山の鱒の寿司などが有名ですが、これもとにかくすし飯に合いそうなものをのせて型にはめて押せばいいという感じがします。左の写真はカニの押し寿司、右の写真は穴子の押し寿司です。

【バリエーションの部】
nigiri5.jpgtekone.jpg 以上で寿司の基本4型は終わりですが、バリエーションもあります。左の写真はかやくご飯みたいなすし飯を高菜で巻いてにぎったもの。こんなにシャリが大きくては、寿司というよりおにぎりみたいです。おにぎり寿司とでもいいましょうか。
 右の写真はてこね寿司。てこねとはいいますが、手でこねくり回すこともなく、すし飯の上にネタを置いていくという点ではちらし寿司の仲間といえるでしょう。

 買って帰ってきたものは・・・?
kakinoha6.jpg こうやってすべての店を見て回って、最後に買って帰ったのは、左の写真の「柿の葉寿司」と右の写真の高知の「カツオのてこね寿司」。
 柿の葉寿司は奈良県の名物。ところがこれは東京は東陽町にある奈良の柿の葉寿司本舗の東京店の出品。サバの押し寿司なのですが、それを柿の葉で包むことによって香りがよくなるといわれています。東京で手にはいるなら一度行ってみようと思っています。
tekone6.jpg てこね寿司はカツオの他にマグロを使ったものとマグロとウニを使ったものがありました。シャリの中にもネタの細切れみたいなのが入っていて、カツオのものは約1000円。上にのっている錦糸玉子と細切りの海苔と、これまた細切りの大葉を混ぜて食べるとなかなかのものでした。魚をかたどった折りに入っているところもかわいいですね。
 柿の葉寿司は約700円。合わせて1800円でお釣りがきました。

 実演で作っている寿司職人さんの手の動きの速いのにはビックリしました。いくつかの写真をご覧になればそれが実感できると思います。私ももっと修行をしなければ・・・。
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2008年02月21日

箱膳は木でできているから

shogismallnail.jpg 木曜日は将棋の日。なぜなら将棋盤も駒も「木」でできているから。

 だったんですが、このところ将棋会館へ通えなくなって、将棋の記事を書くことができなくなってしまいました。そこで・・・・。

hakozennail.jpg 木曜日は箱膳の日。なぜなら箱膳は「木」でできているから。
というわけで、しばらくは箱膳メニューとおつきあい下さい。
将棋会館へ通えるようになったら将棋と箱膳を交互にお送りしたいと思います。

hakozen0214.jpg レストラン本日の箱膳メニューレストランでございます。一汁一菜を旨とする貧乏侍の箱膳メニューとしてはなんと超豪華な、尾頭付きにサイドディッシュ3品の夕餉でございます。三十石二人扶持から五十石三人扶持に出世したかのようでございます。尾頭付きはキンキの煮付けにシシトウをあしらい、ひじきに大豆とニンジンと油揚げを混ぜた煮物、昆布の佃煮わさび和え、ほうれん草と油揚げの味噌汁とまだ残っていたしば漬け、ぐい飲み一杯の冷や酒と白飯はいつもの通りでございます。

 箱膳からこぼれ落ちんばかりの大ご馳走ではダイエット効果は期待できませんね。これだけご馳走があっては、晩酌もこの一杯だけで済まなかったのは申すまでもありません。うい〜っるんるん
ラベル:箱膳 一汁一菜
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2008年02月19日

寿司パーティー

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 古い話で恐縮ですが、1月29日ににぎり寿司を作ったという記事を掲載しました。実はあれは予行演習だったんです。2月3日日曜日、その日はちょうど節分でした。この日にお客様をお招きして寿司パーティーをやってしまったんです。家庭での寿司パーティーというと、手巻き寿司パーティーが多いようですが、私が30歳代の頃の我が家の寿司パーティーというのは、私が板前に扮してにぎり寿司をお客様に差し上げるというものでした。

netamenu.jpg 久しぶりにそれをやってみようと思ったのですが、もう何十年もやっていなかったので、ちゃんとできるかどうか不安で、それで予行演習をやったのがあのにぎり寿司だったんです。

 「けっこうやるじゃん」と自信を深めて迎えた当日、まずはお品書きを用意いたしましてお客様をお迎えしました。
 
start.jpg 今日は本番ですから刺身盛り合わせの他にも色々用意いたしまして、まずは皆様におまかせ握りを差し上げます。

each.jpg 一皿を拡大しますとこんなモンです。

 お客様がおまかせ握りを召し上がっている間に次の握りを用意いたしまして、テーブルに運びます。次の握りはのりを使って彩り鮮やかな盛りつけをいたします。使いますネタは、いか、ウニ、甘エビ。なんせ4人前を握るわけですから大変です。nori.jpg

 握りばかりだと飽きてしまいますから、次は細巻きです。ネギトロ巻きとカッパ巻きを作りまして、今まさにカッパ巻きを4等分に包丁を入れるところであります。kappa.jpg私が着ている白衣(上っ張り)は、近所のお寿司屋さんから借りてきたホンマモンです。なに?手元しか見えないからオマエじゃないだろうって?何をおっしゃいますやら。

hosomaki.jpg お客様がおなかいっぱいにならないようにシャリを少なくしますから、ご覧のように超細巻きになります。
 
 お客様がお召し上がりの間、私は切り落としたネタをご飯の上にのせたちらし寿司を立ち食いして(これを業界用語でマカナイといいます)、カウンター越しにお客様の接待をいたします。まさにプロの仕事ですな。

ehou.jpg そして最後に、節分にちなんで恵方巻を差し上げて、本日のコース終了となりますが、そのあとお客様のリクエストにお応えして仕事を続けます。

 始めのうち、「どうぞこちらへいらしって一緒に召し上がりませんか?」なんて言ってくれていたお客様もこの頃になるとすっかり寿司屋の客になりきって、「じゃあ、タコを握ってください」なんて注文を出すようになりますから面白いモンですな。

 というわけで、何十年ぶりかの寿司パーティーは無事終了いたしましたとさ。めでたし、めでたし。
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2008年02月12日

あんころもち? Non!

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 ところで、右下の写真を見て「あんころ餅」だと思ったあなた。あなたは日本人としての誇りを失わずに今日まで生きてこられた立派な方です。でも正解はあんころ餅ではありません。ankoro.jpg

 正解は、フォアグラキャビアと並んで世界の三大珍味と称される「生のトリュフ」なんです。チョコレートのトリュフではありませんよ。ぴかぴか(新しい)キノコのトリュフぴかぴか(新しい)です。人工栽培ができないために自生のキノコを見つけなければならず、それ故に高価な食材となっているトリュフを、な、なんと直接手で触って、匂いをかいでしまったのです手(チョキ)。残念ながら食べられませんでしたけどふらふら

kawano.jpg 日曜日に行ったテーブルウェア・フェスティバル2008のアトラクションに登場した、恵比寿と丸の内でレストラン・モナリザを経営するオーナーシェフの河野 透さん(写真左)が持ってきて、客席に回したのです。

 キノコというからもっと柔らかいものだと思っていましたが、触ってみると意外に硬くてゴツゴツしていました。匂いはチーズの匂いのするキノコという感じで、いくら世界の三大珍味とはいえ、このまま食べる気はしませんでしたね。

 河野さんはこの秋から冬にかけてこの高級トリュフを700万円もexclamationがく〜(落胆した顔)輸入したそうです。700万円でどれぐらいの量のトリュフが買えるかは言いませんでしたけど。

 で、当日のアトラクションは何かというと、このトリュフは見せるだけでまったく関係なくパンチ、トマト・ナス・ピーマン・ズッキーニなど野菜だけを使ってグラタンやラタトゥイーユなど4品ほどを特設ステージの上で作ってみせただけでした。

 あ、失礼。ステージで作った料理のレシピのプリントをくれました。
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2008年02月05日

ちょっと変わった北京ダック

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 今日は中華料理の話です。北京ダック、おいしいですよね。でも、北京ダックがメニューに載ってない中華料理屋もあって、いつでも、どこでも食べられる、というわけにはいきません。それに値段も高いですしね。

 江戸川区の一之江駅のすぐ近くに、フランチャイズ系の中華レストラン「バーミヤン」があって、夜遅くまでやっているので、時々夜食を食べに行くことがあります。そこのメニューには北京ダックが載っています。以前、「しばらく北京ダック食べてないな〜」と思って注文しました。出てきたのはフニャフニャ皮の北京ダック。二度と食べたくない北京ダックでした。と言いつつそのときは全部食べちゃいました。だってもったいないですもんね。

pekin.jpg ところで、上野は池之端、ホテルパークサイドの地下にある「蓮風」という名の中華料理屋の北京ダックはちょっと変わっています(写真右)。普通春巻の皮みたいに薄い皮で巻いて食べますが、ここのは薄く切ったはんぺんという感じで、食感もモチモチっとしています。この皮にパリッパリのアヒルの皮とネギとキュウリを巻いて食べると、それぞれの素材のパリパリとモチモチが妙にマッチしておいしいんです。甘味噌もなかなかの味です。

 アヒル1/4羽と、1/2羽と1羽の3種類があって、二人で行って1/2羽を頼んだら、お店の人が「食べられますか?」と尋ねたので、なんでそんなこと訊くんだろうといぶかしく思いながらも「ええもちろん」と答えて、出てきたお皿を見て納得。春巻の皮と違ってはんぺんの皮は結構なボリュームです。でも、全部食べちゃいましたけどね。だっておいしかったんですもん。

 場所は上野の「アブアブ」前から、不忍通りを池之端沿いに西へ進んで、不忍通りが右へ大きくカーブする信号の手前左側の角から2・3件目。ホテルパークサイドの地下1階です。中華海鮮をウリにしているお店です。他の料理もおいしいです。地下へ降りる階段やエレベーターの位置がわかりにくく、地下に降りても廊下が迷路みたいになっていて、ものすごくわかりにくいお店です。
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2008年01月29日

へい、おまち!

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 今日は自作の料理をご紹介します。といっても材料は全部出来合いか冷蔵庫の残り物、しかも、すし飯と味噌汁は相棒が作りましたので、私は握っただけです。自作と言えるほどのものではありませんが、とにもかくにも、できましたのは握り一人前、へい、お待ち!

nigiri1.jpg 材料はスーパーで買ってきた白身魚の刺身三点盛り合わせ、湯ぶりマグロ、厚焼き卵。これでにぎり寿司5種類が4巻ずつ(湯ぶりマグロだけ6巻)。一人で食べるのは多すぎるので二つに分けて二人前。冷蔵庫にあったふえるわかめちゃんとジャガイモで味噌汁を作って「上にぎり」ができあがりです。
 
 ホントは卵焼きにのりで帯をつけたかったけど、ちょうど切らしていました。残念ふらふら。それとガリはケチって買わなかったのですが、食べるときはちょっとさびしかったですふらふら

nigiri2.jpg 笹の葉(ビニール製)は刺身盛り合わせについてきたものを使いました。

 作り方のコツは、すし用のネタと違って刺身用は幅がないので、シャリを極端に少なくすることです。これを「ミニ握り」といいます。シャリが少ないと握るのも大変なのですが、その辺は経験ってヤツですよ、お客さん。

 スーパーの刺身の盛り合わせなんてと思っている方も、今まで買ってきてそのままわさび醤油で食べていただけの方も、一度おためしください。でも、決して握りながら食べないでくださいね。あとになんにも残りませんから。
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2008年01月22日

下高井戸の「おふろ」

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 先週の土曜日にイラストレーターの伊藤さんたちと会食をしました。伊藤さんの話は土・日のこのブログに掲載しました。で、どこで会食をしたかというと、下高井戸駅から徒歩約3分の「おふろ」という名前の居酒屋です。

furo01.jpg なんで「おふろ」という名前なのか?店の中にお風呂でも置いてあるのかな?茶道で夏に使う「お風炉」のことかな?おふくろの味をウリにしていて「おふくろ」をもじって名付けたのかな?などと色々想像しながらお店に着くと、看板を一目見て「あ、お風呂のことなんだな」というのはわかりました。店内に入りましたがどこにもお風呂は見あたりません。それどころか、居酒屋とは名ばかり、黒を基調とした店内は、高級ダイニングバーという感じで、壁にはワインがずらり。もちろん私の好きな日本酒もずらり。

 「???」と思いつつも、久しぶりにお会いした伊藤さんと積もる話を始めてしまい、すでに伊藤さんが決めておいてくださった料理が運ばれてきては、もう店の名前どころではありません。喰って飲んでしゃべっての大宴会が始まって、店の名前の由来のことをすっかり忘れてしまいました。

料理は珍しい素材を上品な味に仕上げたフレンチ和風な創作料理で、なんと12品(12皿ではありません)も出てきました。一皿一皿の分量が少ないので全部たいらげてしまいましたが、一皿食べ終わって次の皿が運ばれてくるまでの時間が早くもなく遅くもなく、絶妙のタイミングで運ばれてくるので、リズムよく食べられました。

 とにかく品数が多いので写真をずらっと並べますが(左から右へ出てきた順番)、私が初めて食べた蝦夷鹿や富山の固豆腐やジロール茸やウルイ(オオバギボウシソウ)やシャランの窒息鴨など、本当に珍しい素材がたくさん出てきてビックリしました。頼めばパン(写真のはジャガイモを練り込んだパン)も出してくれます。温めてあるのでおいしかったです。最後にご飯を食べて終了。あ〜・し・あ・わ・せ。

furo02.jpgfuro03.jpgfuro04.jpgfuro05.jpgfuro06.jpgfuro07.jpgfuro08.jpgfuro09.jpgfuro10.jpgfuro11.jpgfuro12.jpg

 器は汁碗以外すべて白で統一されていました。

furo13.jpg 最後に店の名前の由来?
トイレの手洗いの写真です。これがきっと風呂桶なんですよ。ナ〜ンテネ。

 行ってみたい方は、「下高井戸 おふろ」で検索すればすぐわかります。「たいていの素材は食べ飽きた」な〜んていう方にはぴったりのお店だと思います。決してそんじょそこらの居酒屋ではありません。女性同士でもいいかも。
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2008年01月15日

懐かしい金太郎飴

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

kinta1.jpg 湯島天神の参堂に並んだ屋台であの懐かしい金太郎飴を見つけました。金太郎飴のどこがグルメかですって?まあいいじゃありませんか、堅いこと言わずに。

kinta2.jpg 金太郎飴、ご存知ですよね。直径1.5cmぐらい、長さ20cmぐらいの細長い飴。断面には金太郎の顔があって、長い飴のどこを切っても断面には金太郎の顔が出てくるあれです。2本入りで400円でした。他に「合格金太郎飴」というのもあって、断面に「合格」の文字が見える飴と金太郎飴がセットになっていました。「どの学校を受験しても合格」というしゃれですかね。

kinta3.jpg 作り方は太巻き寿司と同じで、平らに延ばした白い飴の上に色とりどりの飴をおいて、ぐるりと巻いて出来上がり。

kinta6.jpg ところでこの金太郎飴の金太郎には見事なまつ毛が描いてありました。昔の金太郎飴ってこんなに細かいところまで描いてなかったような気がします。技術の進歩ってヤツでしょうかね。

 それとも昔はオトコのまつ毛なんてのは自慢にもなりませんでしたから、作ろうと思えば作れたけどそんなもん作らないよということだったかもしれませんね。今は目パッチリのイケメンが多いですからね。時代の流れというものかもしれません。

yushima5.jpg 湯島天神の参道ではこんな屋台も見つけました。
「お嬢ちゃんたち二人でこの店やってるの?」
「ウン」
「お母ちゃんは?」
「病気なんだ」
「お父ちゃんは?」
「お父ちゃん、死んじゃった」
「そうかい、そうかい、じゃ、おじちゃんがそのとうもろこしゼ〜ンブ買ってあげるからね」
「ありがとう、おじちゃん」
な〜んてなことを空想していたら、食事を済ませた母親が戻ってきて
「ほら、あんたたちも早くお昼食べちゃいな」

おあとがよろしいようで・・・。
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2008年01月08日

ポールボキューズのデザート

tocbl.jpg 火曜日はグルメの日。なぜなら料理に「火」は欠かせないから。

 左の写真は何かって?コックさんがかぶっている白い帽子「コック帽」ですよ。ちなみにフランス料理の世界ではコック帽のことを「トック」といいます(正確にはトック・ブロンシェ、白くて高いという意味です)。韓国のお餅も「トック」、お酒を入れるのは「トックリ」。これは関係ありませんでしたね。

 新シリーズ「ヤブロググルメ情報」のスタートです。色々おいしそうなものを紹介していこうと思います。

creme.jpg まずはフランスの三つ星レストラン「ポール・ボキューズ」の日本店。それも気軽に食事を楽しめるブラッセリーのデザートから。「クレーム・ブリュレ」なんですけど、メニューには「ポールボキューズのクレーム・ブリュレ」と書いてあり、自慢の一品のようです。

 一言で言えば「火炙りプリン」みたいなものなんですけど、表面のこげたカラメルのパリパリ感と、その下のプリンのとろけるような舌触りがマッチして(この辺「美味しんぼ」風ですな)、何ともいえないいい気分にさせてくれます。
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2007年09月09日

上野の山でグルメ

entrance.JPG 上野公園というと、動物園の他に博物館や美術館がいっぱい建ち並び、東京文化会館なんていうホールもあって、芸術の杜という感じがしますが、そんな木々の中にひっそりとたたずむ料亭があります。「韻松亭」という料亭です。上野の寛永寺の鐘が鳴ると「松」に「韻く(ひびく)」というところから命名された、明治8年創業の由緒あるお店です。2年ほど前に初めて連れて行ってもらったのですが、この建物の存在自体は30年以上も前から知っていました。というのは、その頃私は東大病院小児科に勤めていたからです。東大病院の小児科というのは東大病院の敷地の中でも一番東のはずれにあって、不忍池までなら5分足らず、上野の山まででも10分か15分あれば行ってしまう距離だったので、桜(花見)の季節や上野での飲み会の時などはよくこの辺を通っていたからです。なんかやけに古びた家があるなとは思っていましたが、場所が精養軒に入る道のちょうど入り口のところにあったため、精養軒の一部か売店か何かだろうと思っていたのです。それぐらいこぢんまりとしたたたずまいだったのです。

 ところが2年前に初めて中に入ったら、玄関の狭さとは裏腹に奥向きの広さにびっくりしたのを憶えています。そのときはご接待を受ける側で気がついたらこの店に入っていたという有様でした。今回(昨晩)はこちらがご接待をする側でしたので、事前にネットで色々調べました。お店の紹介はそちらをご覧下さい。http://www.innsyoutei.jp/

 ご接待用に会席料理を選びました。3種類あるうちの真ん中(値段が)の「葵」(¥8,400)というのにしました。部屋数が多いのと客が多かったのとで、会席とはいえさらに料理の間隔が長く、午後7時過ぎに食べ始めて終わったら10時になっていました。でもご接待とはいえとても親しい方たちをお招きしたので話が弾み、酒を飲みながら楽しいひとときを過ごしました。酒の種類も豊富です。ビール・日本酒・焼酎はもとより、ワインやシャンパンなどの洋酒もそこそこに取り揃えてあります。外国人の接待に使われることも多いそうです。

appetizer.JPG 料理の一部をご紹介します。まず先付け(右)ですが、お皿にススキの穂がのせてあったり、栗の葉の上に栗のイガを乗せその中に銀杏などの秋を沸々とさせる食べ物が入れてあったりで、季節を感じさせる盛りつけに期待がふくらみます。右手前はミカンの中身をくりぬいて器を作ってあります。dish1.JPG 次に刺身の三点盛り(左)で、一番奥がカツオなのですが、紅葉下ろしで食べます。カツオにはカリッと焼いた(揚げた?)ニンニクがのせてあります。カツオに生ニンニクはよく一緒に食べますが、焼いたニンニクというのも焦げ味がイケました。右の土瓶は鱧と松茸の土瓶蒸しです。dish2.JPG魚の葛の葉焼き(右)も変わった趣向でしたね。朴葉焼きというのはよく聞きますが、葛を使ったところが趣向でしたね。dish3.JPG次は揚げ出し豆腐(左)なのですが、焼き魚も一緒に入っていてなかなか乙な味でした。そして最後に炊き込みご飯。あまりのおいしさに4杯もおかわりしてしまい、写真を撮るのも忘れてしまいました。そればかりか何の炊き込みご飯だったかも忘れてしまいました。そして最後のデザートはフローズンヨーグルトだったのですが、disha4.JPGこれも食べるのに夢中で写真を撮り忘れました。気がついたときは器はすでに空っぽ。空の器(右)だけでもご覧下さい。写真の撮り忘れはもちろん酒が回ったせいもあると思います。酒といえば、私は日本酒党なのですが、この店のお燗の程度の中に「上燗」というのがあるのが気に入りました。ぬる燗と熱燗の間ぐらいなのですが、燗酒の一番美味しいお燗具合だと私は思っています。多分「上等のお燗」という意味なのでしょう、というのは私の勝手な解釈ですが・・・。

 決して安くはありませんでしたが、料理談義に花が咲き、昔話に盛り上がり、値段以上に楽しめた上野の山でのグルメでした。
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