2014年05月27日

インフル終焉/溶連菌倍増

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の5月12日から5月18日までの集計結果です。

 ゴールデンウィークも終わり、感染症が増加の兆しを見せています。その中でも溶連菌感染症が報告数で倍近い増加を見せています。

 インフルエンザは、成人も小児も報告数1桁となり、流行は終わったと言ってよいと思います。トータルの報告数は成人4例+小児7例=11例(前週より4例減少)でした。

 今週報告数が2桁増加したのは感染性胃腸炎(+11例)と溶連菌感染症(+12例)の2疾患。2桁減少した疾患はありませんでした。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は、小児インフルエンザが1桁台に後退し、リンゴ病が2桁台に復帰したため、先週と同じ5疾患でした。順位は次の通りです。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数193)
第2位《2》溶連菌感染症 ↑↑(報告数47)
第3位《3》水痘(報告数25)
第4位《4》突発性発疹(報告数11)
第5位《0》リンゴ病(報告数10)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、今週は風疹麻疹百日咳すべて報告数はゼロでした。



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2014年05月20日

GW後半の参考

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の5月5日から5月11日までの集計結果です。

この時期はゴールデンウィークの後半に当たる週でしたので、医療機関の休診も多く、ほとんどの感染症が減少しています。参考程度にご覧下さい。

 インフルエンザは、成人も小児も1桁の減少です。成人の報告数は先週から1桁になりました。小児は微減で報告数はかろうじてまだ2桁台にとどまっています。トータルの報告数は成人4例+小児11例=15例(前週より6例減少)でした。

 インフルエンザ以外でも2桁減少した疾患はありませんでした。ほとんどの疾患が横ばいか微減でした。そんな中で唯一感染性胃腸炎(+12例)だけが2桁増加しました。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は、先週と同じ顔ぶれの5疾患でしたが、小児インフルエンザは報告数2桁以上の疾患中最下位まで後退しました。順位は次の通りです。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数182)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数26)
第3位《3》水痘(報告数18)
第4位《5》突発性発疹(報告数12)
第5位《4》小児インフルエンザ(報告数11)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、今週は風疹麻疹百日咳すべて報告数はゼロでした。


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2014年05月13日

GW前半の参考

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月28日から5月4日までの集計結果です。

この時期はゴールデンウィークの前半に当たる週でしたので、医療機関の休診も多く、ほとんどの感染症が減少しています。参考程度にご覧下さい。

 インフルエンザは、成人も小児も2桁の減少です。成人の報告数は1桁になりました。小児では先週の半分の報告数でした。かろうじて2桁台にとどまっています。トータルの報告数は21例(前週より36例減少)でした。

 インフルエンザ以外で2桁減少した疾患は感染性胃腸炎(-55例)、溶連菌感染症(-25例)と水痘(-10例)の3疾患で、これらはすべて報告数ランキングの上位を占める疾患です。2桁増加した疾患はありませんでした。

 今週目立つのは突発性発疹の増加です。増加は1桁ながら報告数で2桁台に復帰しました。しかし、もともと増減の多い疾患ですし、かかる年齢層が低年齢に限られていますので、保育園以外ではあまり大きな問題になることはありません。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は、成人インフルエンザリンゴ病が1桁台に後退し、突発性発疹が2桁台に復帰したため、先週より1疾患減って5疾患となりました。順位は次の通りです。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数170)
第2位《2》溶連菌感染症 ↓↓(報告数25)
第3位《4》水痘 ↓↓(報告数17)
第4位《3》小児インフルエンザ ↓↓(報告数14)
第5位《0》突発性発疹(報告数12)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、今週は風疹麻疹百日咳すべて報告数はゼロでした。


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2014年05月10日

水痘(水ぼうそう)急増!

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月21日から4月27日までの集計結果です。

 先週半分以下に減少した成人インフルエンザは、今週わずかですが増加に転じました。一方小児インフルエンザは大幅に減少して先週の半分強の報告数となりました。トータルの報告数は57例(前週より16例減少)でした。

 内訳は小児も成人もB型が多く、A型とB型の比率は先週小児・成人ともB型がA型の10倍以上でしたが、今週は小児・成人ともに3.5倍弱で、先々週までの傾向に戻りました。

 今週目立つのは水痘(水ぼうそう)の増加です。先週2桁の減少でランキング表から後退してしまいましたが、今週大幅な増加を見せ、報告数は先週の4倍近くになっています。特に中央地区と葛西地区での流行が目立ちます。ご注意下さい。

 この週報告数の増加が2桁だった疾患は感染性胃腸炎(+48例)と水痘(+20例)の2疾患でした。逆に2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-23例)のみでした。

 今週報告数が2桁以上だった疾患は、水痘リンゴ病が2桁台に登場し、突発性発疹が1桁台に後退したため、先週より1疾患増えて6疾患となりました。順位は次の通りです。今週は小児インフルエンザ溶連菌感染症の順位が入れ替わりました。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数225)
第2位《3》溶連菌感染症(報告数51)
第3位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数30)
第4位《4》成人インフルエンザ(報告数27)
第4位《0》水痘 ↑↑(報告数27)
第5位《0》リンゴ病(報告数13)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、今週は風疹麻疹百日咳すべて報告数はゼロでした。



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2014年05月02日

まだまだインフル

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月14日から4月20日までの集計結果です。

 先週減少が鈍った成人インフルエンザは、今週半分以下に減りました。しかしまだ2桁の報告数を維持しています。小児インフルエンザはごくわずかですが増加しています。この時期に報告数が増加するのは珍しいことです。トータルの報告数は73例(前週より19例減少)でした。

 内訳は小児も成人もB型が多く、A型とB型の比率は先週・先々週と1桁の倍率でしたが、今週は小児ではB型がA型の10倍弱、成人では20倍弱で、A型が極端に減少していることがうかがえます。

 この週報告数の増加が2桁だった疾患は感染性胃腸炎(+35例)と溶連菌感染症(+16例)の2疾患でした。逆に2桁減少した疾患は成人インフルエンザ(-22例)と水痘(-12例)の2疾患でした。

 水痘が1桁台に後退したため、報告数が2桁以上だった疾患は5疾患となりました。成人インフルエンザ溶連菌感染症の順位が逆転しました。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数177)
第2位《2》小児インフルエンザ(報告数53)
第3位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数44)
第4位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数20)
第5位《6》突発性発疹(報告数10)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、今週は風疹の報告がなくなり、麻疹百日咳とともに報告数はゼロでした。



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2014年04月23日

成人インフルの減少ゆるむ

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の4月7日から4月13日までの集計結果です。

 インフルエンザは減少を続けています。トータルの報告数は92例(前週より35例減少)で、報告数100を切りました。しかし、小児ではこの1週間で報告数が30%以上減ったのに比べ、成人では約15%の減少にとどまり、減少速度がややゆるんでいます。

 内訳は小児も成人もB型が多く、A型との比率も小児と成人ほぼ同じという状況は前週から続いています。ただ、前週はB型とA型の比率が約4.5倍でしたが、今週はともに約2倍となっていて、B型の減少のほうが多いことが示されています。

 前週減少した溶連菌感染症水痘は今週増加に転じています。

 この週報告数の増加が2桁だった疾患は溶連菌感染症(+10例)の1疾患でした。逆に2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-27例)と感染性胃腸炎(-14例)の2疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、リンゴ病がわずか1週間で1桁台に後退したため6疾患となりました。順位に変動はありませんでした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数142)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数50)
第3位《3》成人インフルエンザ(報告数42)
第4位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数28)
第5位《5》水痘(報告数19)
第6位《6》突発性発疹(報告数16)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹が中央地区で1例報告されましたが、麻疹百日咳の報告数はゼロでした。



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2014年04月15日

減っても減ってものインフル

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月31日から4月6日までの集計結果です。

 インフルエンザはどんどん減っています。トータルの報告数は127例(前週より93例減少)で、3桁近い減少が見られています。それでもこの週の報告数は小児77例・成人50例で、昨年同期の小児12例・成人4例に比べると、トータルで見ても8倍弱の発生が見られています。

 内訳は小児も成人もB型が多いのですが、前週小児ではB型がA型の13倍強と圧倒的だったのに対して、この週は約4倍とB型の減少が大きいことがわかります。成人ではB型がA型の約4.5倍で成人と小児の差がほとんどなくなりました。

 前週唯一増加した水痘は減少に転じています。

 それ以外の疾患には大きな変化は見られませんでしたが、リンゴ病突発性発疹がわずかに増加して2桁台に顔を出してきました。

 この週報告数の増加が2桁だった疾患はありませんでした。逆に2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-66例)、成人インフルエンザ(-27例)と、溶連菌感染症(-10例)の3疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、リンゴ病突発性発疹が加わって7疾患となり、6週間ぶりに顔ぶれが変わりました。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数156)
第2位《2》小児インフルエンザ ↓↓(報告数77)
第3位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数50)
第4位《4》溶連菌感染症↓↓(報告数18)
第5位《5》水痘(報告数14)
第6位《0》突発性発疹(報告数12)
第7位《0》リンゴ病(報告数10)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。



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2014年04月08日

感染症の春休み効果

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月24日から3月30日までの集計結果です。

 この時期は保育園以外の園や学校はすべて春休みに入ります。春休みには学校行事もありませんし、塾もお休みのところがほとんどですので学外での交友関係もしぼられます。そんなわけで1年中でもっとも感染の起こりにくい時期になります。

 そんなわけで、この週は水痘以外のすべての感染症が減少しました。水痘は保育園ではやり始めるとなかなか収まりません。保育園には春休みがないためにやや増えていることが考えられます。

 また、インフルエンザの報告数は小児と成人を合わせて220例(先週より125例少ない)でした。3桁の減少が続いています。内訳は小児も成人もB型が多いのですが、小児ではB型がA型の13倍強と圧倒的なのに対して、成人ではB型がA型の3倍強となっています。小児ではB型の比率が前の週の8倍弱よりさらに高くなっています。成人は前の週とそれほど大きくは変わっていません。

 ちなみに昨年の同じ週の報告数は、小児が28例、成人が10例、合わせてわずか38例でした。今年の220例という報告数は昨年の6倍弱となります。先々週の約7.5倍、先週の4倍弱、という数字を見る限り、まだまだ安心できる状況ではないと思います。

 この週報告数の増加が2桁だった疾患はありませんでした。逆に2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-97例)、感染性胃腸炎(-42例)、成人インフルエンザ(-28例)と、溶連菌感染症(-11例)の4疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、次の順位表にお示しする5疾患で、ついに小児インフルエンザが首位の座を感染性胃腸炎に明け渡しました。顔ぶれは5週連続同じでした。

第1位《2》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数152)
第2位《1》小児インフルエンザ ↓↓(報告数143)
第3位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数77)
第4位《4》溶連菌感染症↓↓(報告数28)
第5位《5》水痘(報告数20)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。



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2014年04月01日

インフルの減少続くが・・・

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月17日から3月23日までの集計結果です。

 この週は感染性胃腸炎以外はすべての感染症が減少しました。

 また、インフルエンザの報告数は小児と成人を合わせて345例(先週より121例少ない)でした。先週は66例で2桁の減少でしたが、先々週の減少が152例と3桁でしたから、再び減少速度が上がってきました。このまま減少を続けてほしいものです。内訳は小児も成人もB型が多いのですが、小児ではB型がA型の8倍弱と圧倒的なのに対して、成人ではB型がA型の約2.5倍となっています。この比率は前の週とそれほど大きくは変わっていません。

 ちなみに昨年の同じ週の報告数は、小児が74例、成人が15例、合わせて89例でしたから、今年の345例という報告数は昨年の4倍弱となります。先週の約7.5倍に比べればかなり減ってきてはいますが、まだまだ安心できる状況ではないと思います。

 この週報告数の増加が2桁だった疾患は感染性胃腸炎(+22例)の1疾患。逆に2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-97例)、成人インフルエンザ(-24例)と、先週2桁増だった溶連菌感染症(-24例)の3疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、次の順位表にお示しする5疾患で、それぞれの疾患の増減はあるものの、顔ぶれ・順位ともに4週連続同じでした。

第1位《1》小児インフルエンザ ↓↓(報告数240)
第2位《2》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数194)
第3位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数105)
第4位《4》溶連菌感染症↓↓(報告数39)
第5位《5》水痘(報告数17)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。



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2014年03月18日

感染症ランク上位は軒並み減少

mizueyubisashi.jpg  「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の3月3日から3月9日までの集計結果です。

 この週に限って言えば、感染症報告数ランキングの上位を占めるインフルエンザ感染性胃腸炎溶連菌感染症は軒並み減少しています。

 しかし、この集計は今日(3月18日)から見れば10日から2週間前のデータですので、現在の実際とは多少かけ離れることがあります。今週で言えばインフルエンザ溶連菌感染症です。

 インフルエンザはこの前の週(3月2日まで)に減少から増加に転じたばかりです。地区にもよるのでしょうが、こども診療所のある一之江地区ではむしろ次の週(3月3日から)のほうがインフルエンザの増加を実感できました。区全体の報告とは違っています。

溶連菌感染症も区全体では減少している3月3日からのほうが溶連菌感染症と診断した患者さんの数は圧倒的に多かったです。

 もう3月も後半に入りましたからインフルエンザは今後少しずつ減少していきますが、今の時点ではまだまだ厳重注意です。

 この週インフルエンザの報告数は小児と成人を合わせて532例(先週より152例少ない)でした。内訳は小児も成人もB型が多いのですが、小児ではB型がA型の約8倍と圧倒的なのに対して、成人ではB型がA型の約4倍となっています。

 この週報告数の増加が2桁以上だった疾患はありませんでした。、逆に2桁以上減少した疾患は小児インフルエンザ(-105例)、成人インフルエンザ(-47例)、感染性胃腸炎(-30例)の3疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、次の順位表にお示しする5疾患で、顔ぶれ・順位ともに前の週と同じでした。

第1位《1》小児インフルエンザ ↓↓↓(報告数402)
第2位《2》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数168)
第3位《3》成人インフルエンザ ↓↓(報告数130)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数42)
第5位《5》水痘(報告数28)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。
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2014年03月11日

1か月ぶりの感染症情報です

mizueyubisashi.jpg インフルエンザの診療に追われてブログの更新を怠ってしまい、手もとには5週間分の感染症情報集計表がたまってしまいました。申し訳ありませんでした。

 今日詳細を掲載しますのは、「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の2月24日から3月2日までの集計結果です。それ以前の情報についてはいくつかの疾患について経緯を掲載するにとどめさせていただきます。

 2月はなんといっても「インフルエンザの猛威」という一語に尽きるでしょう。特に小児インフルエンザに関しては最後に掲載した週の報告数が487、次の週が682、さらに次の週には702に達しました。その後減少に転じ498例まで減少しました。成人インフルエンザは小児よりも1週間早く減少に転じました。そして161例まで減少しました。これが2月24日までの集計結果です。この時点で小児と成人を合わせたインフルエンザの報告数659例です。この数字は定点医療機関からの報告数で、区内すべての医療機関での発生数ではありません。

 そして今日お伝えする2月24日から3月2日までの集計ではインフルエンザは小児でも成人でも再び上昇に転じています。両方合わせての報告数は684例でした。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もB型が多いのですが、小児ではA型:B型が約2:5(B型がA型の2.5倍)で、成人ではA型:B型は約3:4(B型がA型の1.3倍)となっています。

 感染性胃腸炎溶連菌感染症は増減を繰り返していますが、感染性胃腸炎は減少しながらの増減で、この週の報告数はもっとも多かった時の半分以下になっています。溶連菌感染症は増減しながらもほぼ同じような報告数が出ています。

 その他では水痘がなかなかの流行を見せています。

 今週報告数の増加が2桁以上だったのは、成人インフルエンザ(+16例)、逆に2桁減少の疾患は感染性胃腸炎(-23例)で、それぞれ1疾患ずつでした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、次の順位表にお示しする5疾患でした。

第1位《1》小児インフルエンザ(報告数507)
第2位《2》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数198)
第3位《3》成人インフルエンザ ↑↑(報告数177)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数51)
第5位《5》水痘(報告数25)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹の報告が休載期間中に1例ありましたが、今週はゼロになり、麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。



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2014年02月05日

小児インフル3倍以上増加!!!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の1月20日から1月26日までの集計結果です。

 この週はなんといっても小児インフルエンザの驚異的な増加の一語に尽きるでしょう。前の週の報告数が146、そしてこの週の報告数が487。わずか1週間で3倍以上もの数に上っています。成人インフルエンザは2週連続の倍増でした。そして成人・小児合わせたインフルエンザ報告数は707例でした。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もA型が多いのですが、小児ではA型:B型が約2:1で、4:1だった前週よりB型の比率が高くなっています。成人ではA型:B型は約3:1で、こちらも4:1だった前週よりB型の比率が高くなっています。

 また、前の週にいったん減少した感染性胃腸炎はこの週再び増加に転じました。2桁の増加を見せましたが、小児インフルエンザの激増の前についに報告数第1位の座を明け渡してしまいました。

 今週報告数の増加が2桁以上だったのは、小児インフルエンザ(+487例)と成人インフルエンザ(+111例)と感染性胃腸炎(+60例)と溶連菌感染症(+15例)の4疾患にも上りました。逆に2桁減少の疾患はありませんでした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、突発性発疹がまた1桁台に後退し、先週より1疾患少ない6疾患でした。順位は次の通りで第1位の交代がありました。

第1位《2》小児インフルエンザ ↑↑↑(報告数487)
第2位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数465)
第3位《3》成人インフルエンザ ↑↑↑(報告数220)
第4位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数52)
第5位《5》リンゴ病(報告数19)
第6位《6》水痘(報告数18)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹の報告がゼロになり、麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。


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2014年01月28日

インフル倍増

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の1月13日から1月19日までの集計結果です。

 この週の全疾患の報告数は775例で、前の週より111例増えました。年末の全報告数は958例でしたから、ほとんどの方々の生活が平常に戻った、そして感染症もそれなりの水準に戻ったということでしょう。

 中でもインフルエンザの増加は著しく、報告数は成人・小児ともに前の週の倍になりました。そして成人・小児合わせたインフルエンザ報告数の増加は133例で、この1週間の報告数の増加はすべてインフルエンザによるものと言ってもいい状況です。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もA型が中心でA型80%に対してB型20%の比率です。前週の比率がA型85%:B型15%でしたから、前の週に比べるとB型の比率がやや増加しているようです。

 このように急増したインフルエンザですが、それでも成人と小児を合わせた報告数は感染性胃腸炎の60%強です。毎年インフルエンザの最盛期には順位が逆転しますから、インフルエンザは今後さらに増加すると見られます。十分にご注意下さい。

 もっとも、ニュースなどで皆さんご承知のように全国各地でノロウイルスの集団感染が発生しています。例年ですとこの時期には感染性胃腸炎は減少を始めていて、インフルエンザとの逆転現象となるのですが、今年は感染性胃腸炎の流行がとても長引いていると言えます。どちらも十分ご注意下さい。

 ちなみに、感染性胃腸炎の報告数は前週に比べてやや減少しています。このまま減少が続くのか、あるいは一時的な減少なのか、現時点では何とも言えません。

 今週報告数の増加が2桁だったのは、小児インフルエンザ(+82例)と成人インフルエンザ(+51例)の2疾患、逆に2桁減少した疾患は感染性胃腸炎(-16例)と水痘(-16例)の2疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、突発性発疹の復帰で先週より1疾患多い7疾患でした。順位は次の通りで、上位陣の順位変動はありませんでした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数405)
第2位《2》小児インフルエンザ ↑↑(報告数146)
第3位《3》成人インフルエンザ ↑↑(報告数109)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数37)
第5位《6》リンゴ病(報告数26)
第6位《5》水痘 ↓↓(報告数18)
第7位《0》突発性発疹(報告数11)
《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹が久しぶりに中央地区で1例報告されています。麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2014年01月21日

正月休みも終わり全疾患増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の1月6日から1月12日までの集計結果です。

 この週の前半は学校や園でまだ冬休み中のところもあったようですが、ほぼ3学期に入ってすべての疾患が増加しました。というより休み前の状態に戻りました。といっても年末の全疾患の報告数が958例だったのに対して、この週の全報告数は664例ですから、全体としては年末の3分の2、本格化するのはこれからというところだと思います。

 ですから今週は増えた減ったよりも年末の状況とこの週の状況の比較をご覧下さい。

 まず年末の順位表です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数747)
第2位《3》水痘 ↑↑(報告数62)
第3位《2》溶連菌感染症(報告数51)
第4位《4》プール熱 ↑↑(報告数28)
第5位《0》おたふくかぜ ↑↑(報告数19)
第6位《5》リンゴ病(報告数15)
第7位《0》突発性発疹(報告数10)

 続いて新年の順位表です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数421)
第2位《0》小児インフルエンザ ↑↑(報告数64)
第3位《0》成人インフルエンザ ↑↑(報告数58)
第4位《3》溶連菌感染症 ↑↑(報告数36)
第5位《2》水痘 ↑↑(報告数34)
第6位《6》リンゴ病 ↑↑(報告数22)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 とにかく際立つのがインフルエンザの増加です。年末に2位と3位だった水痘溶連菌感染症を抜き去って突然の上位進出です。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もA型が中心でA型85%に対してB型15%の比率です。

 今週に入ってからもこの急増は続いていて、区内の小中学校で学級閉鎖が相次いでいます。十分にご注意ください。 

 プール熱おたふくかぜ突発性発疹は1桁台に後退してしまいました。

 来週はさらにこの傾向が強まると予想されます。焦点はインフルエンザがいつ感染性胃腸炎を追い抜くかということでしょう。

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2014年01月17日

年末年始の参考データ

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月23日から12月29日までと年末を挟んで12月30日から1月5日までの集計結果です。

 年末年始は定点観測指定医療機関も含めてほとんどの医療機関が一斉に休診になりますので、患者数報告がほとんど上がらずほぼすべての疾患が大激減しています。参考とも言えない参考データですが、2週間の流れをかいつまんでお知らせします。来週からの集計がほぼ現状を反映するものとお考え下さい。

 唯一増加したのが成人インフルエンザで、年末に2桁の増加を見せました。年が明けてからはこれまた2桁の減少で、1月5日時点では微増という結果でした。それでも報告数は2桁を維持しています。今シーズンは成人インフルエンザの流行が先行しているように見えます。A型がほとんどでB型はA型の1〜2割程度です。小児インフルエンザは1月5日時点ではほぼ横ばいの結果でした。報告の内訳ではA型よりB型がやや多いという内容でした。

 ただし、1月10日頃からの寒波でインフルエンザにかかる人は急に増え始めました。すでに江戸川区内の小学校で学級閉鎖も出ています。十分にお気を付け下さい。

 1月5日の時点で報告数が2桁以上の疾患は3疾患と大きく減少しましたが、あくまでも年末年始のデータとお考え下さい。。順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓↓(報告数133)
第2位《2》水痘 ↓↓(報告数19)
第3位《0》成人インフルエンザ(報告数13)

(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。


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2014年01月07日

水ぼうそう(水痘)が急増

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月16日から12月22日までの集計結果です。今年第1回の感染症情報ですが、集まった情報は年末のものです。

 感染性胃腸炎は今週も3桁の増加で、全疾患の報告数958例の4分の3以上を占めてしまいました。でもこの程度は毎年のことで珍しくはありませんが、年末のこの時期まで猛威を振るうのは珍しいことだと思います。そろそろピークを迎えるのではないかと思われます。

 感染性胃腸炎の流行が長引いているせいか、インフルエンザの増え方はそれほど急激ではありません。ほとんど流行とは言えないような状況が続いています。ただし、少数ながら江戸川区内全域で報告が来ています。「じわじわ」という感じです。成人も小児もすべてA型でした。インフルエンザの流行はこれからが本番です。十分にご注意下さい。

 先週半分以下に激減した溶連菌感染症は、今週は微増(横ばい?)でした。それでもまだなかなかの流行状況ですので、今後の動向には引き続き注意が必要でしょう。

 今週特筆すべきは水ぼうそう(水痘)の激増です。一挙に先週の報告数の2.5倍に達してしまいました。水痘としては大流行の部類に入ります。

 ただこれらの報告数は冬休みに入る前のものなので、すでに3学期が始まっている現在の状況をそのまま反映していないかもしれませんのでご了承下さい。
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+207例)と水痘(+36例)とプール熱(+13例)とおたふくかぜ(+13例)の4疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 おたふくかぜ突発性発疹が2桁台に復帰したため、今週報告数が2桁以上だったのは先週より2疾患多い7疾患となりました。順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数747)
第2位《3》水痘 ↑↑(報告数62)
第3位《2》溶連菌感染症(報告数51)
第4位《4》プール熱 ↑↑(報告数28)
第5位《0》おたふくかぜ ↑↑(報告数19)
第6位《5》リンゴ病(報告数15)
第7位《0》突発性発疹(報告数10)

(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年12月27日

胃腸炎猛威そしてインフルじわじわ

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月9日から12月15日までの集計結果です。

 週末をはさむ連休があると、集計結果の掲載は金曜日になります。ご了承下さい。通常は火曜日掲載です。

 先週は報告数が3桁(100例)に迫る勢いだった溶連菌感染症ですが、今週は半分以下に激減してしまいました。それでもまだなかなかの流行状況ですので、今後の動向には引き続き注意が必要でしょう。

 感染性胃腸炎は今週また3桁の増加で、1週間の報告数がついに500例を突破しました。こども診療所では、ノロウイルス以外のウイルスによると思われる胃腸炎が増えているような印象を受けています。感染性胃腸炎が年末のこの時期まで猛威を振るうのは珍しいことだと思います。

 感染性胃腸炎の流行が長引いているせいか、インフルエンザの増え方はそれほど急激ではありません。「じわじわ」という感じです。報告があったのは小松川地区・葛西地区・小岩地区の3地区のみで、今まで報告があった地区以外には広がっていません。成人はすべてA型でしたが、小児ではA型とB型が混在しているようです。園や学校が冬休みに入りましたので、本格的な流行は年明けの1月中旬頃からと思われます。ただし、塾の冬休み講習などに出席しているお子さんの所属する小学校中学年以上と中学校では3学期早々から流行が始まる恐れもあります。ご注意下さい。

 感染性胃腸炎の治療に関しては、連載は終わっていますが、「ヤブログ医学講座」のカテゴリーでご覧になることができます。
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+106例)だけでした。2桁減少した疾患は溶連菌感染症(-52例)とプール熱(-11例)の2疾患でした。

 おたふくかぜがまた1桁台に後退し、リンゴ病が2桁台に顔を出したため、今週報告数が2桁以上だったのは先週と同じ5疾患となりました。リンゴ病はここで報告されているよりも多く発生しているのではないかと思われます。
 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数540)
第2位《2》溶連菌感染症 ↓↓(報告数43)
第3位《4》水痘(報告数26)
第4位《3》プール熱 ↓↓(報告数15)
第5位《0》リンゴ病(報告数14)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年12月17日

溶連菌感染症3桁に迫る

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月2日から12月8日までの集計結果です。

 今週の特徴は溶連菌感染症の続伸です。先週25例の増加でしたが、今週はそれを上回る31例の増加で、報告数も95例と3桁(100例)に迫る勢いです。溶連菌感染症の報告数が3桁に達したのは記憶にありませんが、今後の動向に厳重な注意が必要でしょう。

 感染性胃腸炎は先週130例の増加でしたが、今週は85例の増加でした。1週間の報告数が400例を突破しましたが、毎年500例を超えていますのでこれからもしばらくは増え続けるものと思われます。流行の中心はやはりノロウイルスと思われます。

 インフルエンザは葛西地区で小児の報告例が2例(A型)、葛西地区と小岩地区で成人の報告が各1例・計2例ありました。どちらもA型でした。しばらく小児の発生が報告されていた小松川地区では今週報告がありませんでしたが、松江で開業なさっている小児科の先生のところでは先週末に小松川地区の小学校に通っているお子さんがB型のインフルエンザと診断されたそうです。まだまだ油断はできなさそうです。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。(連載は今週で終わりました)
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+85例)と溶連菌感染症(+31例)の2疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 突発性発疹がわずか1週間で1桁台に後退したため、今週報告数が2桁以上だったのは先週より1疾患少ない5疾患となりました。
 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数406)
第2位《2》溶連菌感染症 ↑↑(報告数95)
第3位《4》プール熱(報告数25)
第4位《3》水痘(報告数24)
第5位《6》おたふくかぜ(報告数14)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。

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2013年12月10日

感染性胃腸炎が3桁増!!!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月25日から12月1日までの集計結果です。

 各メディアの報道を通して皆さんもご承知と思いますが、江戸川区でも感染性胃腸炎が猛威を振るっています。メディアの報道のようにノロウイルスによるものが主流と思われますが、他のウイルスによるウイルス性胃腸炎も散見されています。感染性胃腸炎はこの週だけで100例以上、つまり3桁の増加を見せています。十分にご注意下さい。

 ちなみに、感染性胃腸炎は先々週が24例の増加、先週がその倍近い46例の増加でしたが、今週は先週の3倍近い130例も増えています。報告数も先週との比較で1.6倍になっています。

 インフルエンザは今週も小松川地区で小児の報告例が1例ありました。やはりB型です。成人の報告は葛西地区で1例(A型)がありました。今はなんと言ってもインフルエンザより感染性胃腸炎ですね。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+130例)と溶連菌感染症(+25例)と水痘(水ぼうそう)(+10例)の3疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 先週わずか1週間で1桁台に後退したおたふくかぜが今度はわずか1週間で2桁台に復帰しました。それから突発性発疹が2桁台に登場して、その結果今週報告数が2桁以上だったのは先週より2疾患多い6疾患となりました。
 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数321)
第2位《2》溶連菌感染症 ↑↑(報告数64)
第3位《4》水痘 ↑↑(報告数23)
第4位《3》プール熱(報告数21)
第5位《0》突発性発疹(報告数16)
第6位《0》おたふくかぜ(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年12月03日

感染性胃腸炎さらに増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月18日から11月24日までの集計結果です。

 インフルエンザは今週も小松川地区で小児の報告例が2例ありました。いずれもB型です。成人の報告はありませんでした。

こども診療所では先週の金曜日(11月29日)に小児のインフルエンザが1例発生しました。A型でした。その後は今日までのところ発生していません。

 感染性胃腸炎は先週24例増加しましたが、今週は倍近い46例の増加でした。こども診療所でも同様の傾向が見られています。ノロウイルスによる嘔吐・下痢の症状のお子さんもいらっしゃいますが、その他にも何種類かのウイルス性胃腸炎がはやっているようです。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。
 
 この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+46例)と溶連菌感染症(+21例)の2疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 プール熱水痘(水ぼうそう)はわずかに減少しましたが2桁台を維持しています。おたふくかぜはわずか1週間で1桁台に後退です。その結果今週報告数が2桁以上だったのは先週より1疾患少ない4疾患でした。溶連菌感染症プール熱の順位が入れ替わりました。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数189)
第2位《3》溶連菌感染症 ↑↑(報告数36)
第3位《2》プール熱(報告数24)
第4位《4》水痘(報告数11)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。


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