2014年03月11日

1か月ぶりの感染症情報です

mizueyubisashi.jpg インフルエンザの診療に追われてブログの更新を怠ってしまい、手もとには5週間分の感染症情報集計表がたまってしまいました。申し訳ありませんでした。

 今日詳細を掲載しますのは、「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の2月24日から3月2日までの集計結果です。それ以前の情報についてはいくつかの疾患について経緯を掲載するにとどめさせていただきます。

 2月はなんといっても「インフルエンザの猛威」という一語に尽きるでしょう。特に小児インフルエンザに関しては最後に掲載した週の報告数が487、次の週が682、さらに次の週には702に達しました。その後減少に転じ498例まで減少しました。成人インフルエンザは小児よりも1週間早く減少に転じました。そして161例まで減少しました。これが2月24日までの集計結果です。この時点で小児と成人を合わせたインフルエンザの報告数659例です。この数字は定点医療機関からの報告数で、区内すべての医療機関での発生数ではありません。

 そして今日お伝えする2月24日から3月2日までの集計ではインフルエンザは小児でも成人でも再び上昇に転じています。両方合わせての報告数は684例でした。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もB型が多いのですが、小児ではA型:B型が約2:5(B型がA型の2.5倍)で、成人ではA型:B型は約3:4(B型がA型の1.3倍)となっています。

 感染性胃腸炎溶連菌感染症は増減を繰り返していますが、感染性胃腸炎は減少しながらの増減で、この週の報告数はもっとも多かった時の半分以下になっています。溶連菌感染症は増減しながらもほぼ同じような報告数が出ています。

 その他では水痘がなかなかの流行を見せています。

 今週報告数の増加が2桁以上だったのは、成人インフルエンザ(+16例)、逆に2桁減少の疾患は感染性胃腸炎(-23例)で、それぞれ1疾患ずつでした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、次の順位表にお示しする5疾患でした。

第1位《1》小児インフルエンザ(報告数507)
第2位《2》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数198)
第3位《3》成人インフルエンザ ↑↑(報告数177)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数51)
第5位《5》水痘(報告数25)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹の報告が休載期間中に1例ありましたが、今週はゼロになり、麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。



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2014年02月05日

小児インフル3倍以上増加!!!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の1月20日から1月26日までの集計結果です。

 この週はなんといっても小児インフルエンザの驚異的な増加の一語に尽きるでしょう。前の週の報告数が146、そしてこの週の報告数が487。わずか1週間で3倍以上もの数に上っています。成人インフルエンザは2週連続の倍増でした。そして成人・小児合わせたインフルエンザ報告数は707例でした。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もA型が多いのですが、小児ではA型:B型が約2:1で、4:1だった前週よりB型の比率が高くなっています。成人ではA型:B型は約3:1で、こちらも4:1だった前週よりB型の比率が高くなっています。

 また、前の週にいったん減少した感染性胃腸炎はこの週再び増加に転じました。2桁の増加を見せましたが、小児インフルエンザの激増の前についに報告数第1位の座を明け渡してしまいました。

 今週報告数の増加が2桁以上だったのは、小児インフルエンザ(+487例)と成人インフルエンザ(+111例)と感染性胃腸炎(+60例)と溶連菌感染症(+15例)の4疾患にも上りました。逆に2桁減少の疾患はありませんでした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、突発性発疹がまた1桁台に後退し、先週より1疾患少ない6疾患でした。順位は次の通りで第1位の交代がありました。

第1位《2》小児インフルエンザ ↑↑↑(報告数487)
第2位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数465)
第3位《3》成人インフルエンザ ↑↑↑(報告数220)
第4位《4》溶連菌感染症 ↑↑(報告数52)
第5位《5》リンゴ病(報告数19)
第6位《6》水痘(報告数18)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹の報告がゼロになり、麻疹百日咳を合わせてすべて報告数はゼロでした。


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2014年01月28日

インフル倍増

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の1月13日から1月19日までの集計結果です。

 この週の全疾患の報告数は775例で、前の週より111例増えました。年末の全報告数は958例でしたから、ほとんどの方々の生活が平常に戻った、そして感染症もそれなりの水準に戻ったということでしょう。

 中でもインフルエンザの増加は著しく、報告数は成人・小児ともに前の週の倍になりました。そして成人・小児合わせたインフルエンザ報告数の増加は133例で、この1週間の報告数の増加はすべてインフルエンザによるものと言ってもいい状況です。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もA型が中心でA型80%に対してB型20%の比率です。前週の比率がA型85%:B型15%でしたから、前の週に比べるとB型の比率がやや増加しているようです。

 このように急増したインフルエンザですが、それでも成人と小児を合わせた報告数は感染性胃腸炎の60%強です。毎年インフルエンザの最盛期には順位が逆転しますから、インフルエンザは今後さらに増加すると見られます。十分にご注意下さい。

 もっとも、ニュースなどで皆さんご承知のように全国各地でノロウイルスの集団感染が発生しています。例年ですとこの時期には感染性胃腸炎は減少を始めていて、インフルエンザとの逆転現象となるのですが、今年は感染性胃腸炎の流行がとても長引いていると言えます。どちらも十分ご注意下さい。

 ちなみに、感染性胃腸炎の報告数は前週に比べてやや減少しています。このまま減少が続くのか、あるいは一時的な減少なのか、現時点では何とも言えません。

 今週報告数の増加が2桁だったのは、小児インフルエンザ(+82例)と成人インフルエンザ(+51例)の2疾患、逆に2桁減少した疾患は感染性胃腸炎(-16例)と水痘(-16例)の2疾患でした。

 報告数が2桁以上だった疾患は、突発性発疹の復帰で先週より1疾患多い7疾患でした。順位は次の通りで、上位陣の順位変動はありませんでした。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓(報告数405)
第2位《2》小児インフルエンザ ↑↑(報告数146)
第3位《3》成人インフルエンザ ↑↑(報告数109)
第4位《4》溶連菌感染症(報告数37)
第5位《6》リンゴ病(報告数26)
第6位《5》水痘 ↓↓(報告数18)
第7位《0》突発性発疹(報告数11)
《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、風疹が久しぶりに中央地区で1例報告されています。麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2014年01月21日

正月休みも終わり全疾患増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の1月6日から1月12日までの集計結果です。

 この週の前半は学校や園でまだ冬休み中のところもあったようですが、ほぼ3学期に入ってすべての疾患が増加しました。というより休み前の状態に戻りました。といっても年末の全疾患の報告数が958例だったのに対して、この週の全報告数は664例ですから、全体としては年末の3分の2、本格化するのはこれからというところだと思います。

 ですから今週は増えた減ったよりも年末の状況とこの週の状況の比較をご覧下さい。

 まず年末の順位表です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数747)
第2位《3》水痘 ↑↑(報告数62)
第3位《2》溶連菌感染症(報告数51)
第4位《4》プール熱 ↑↑(報告数28)
第5位《0》おたふくかぜ ↑↑(報告数19)
第6位《5》リンゴ病(報告数15)
第7位《0》突発性発疹(報告数10)

 続いて新年の順位表です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数421)
第2位《0》小児インフルエンザ ↑↑(報告数64)
第3位《0》成人インフルエンザ ↑↑(報告数58)
第4位《3》溶連菌感染症 ↑↑(報告数36)
第5位《2》水痘 ↑↑(報告数34)
第6位《6》リンゴ病 ↑↑(報告数22)

《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 とにかく際立つのがインフルエンザの増加です。年末に2位と3位だった水痘溶連菌感染症を抜き去って突然の上位進出です。

 インフルエンザの内訳は小児も成人もA型が中心でA型85%に対してB型15%の比率です。

 今週に入ってからもこの急増は続いていて、区内の小中学校で学級閉鎖が相次いでいます。十分にご注意ください。 

 プール熱おたふくかぜ突発性発疹は1桁台に後退してしまいました。

 来週はさらにこの傾向が強まると予想されます。焦点はインフルエンザがいつ感染性胃腸炎を追い抜くかということでしょう。

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2014年01月17日

年末年始の参考データ

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月23日から12月29日までと年末を挟んで12月30日から1月5日までの集計結果です。

 年末年始は定点観測指定医療機関も含めてほとんどの医療機関が一斉に休診になりますので、患者数報告がほとんど上がらずほぼすべての疾患が大激減しています。参考とも言えない参考データですが、2週間の流れをかいつまんでお知らせします。来週からの集計がほぼ現状を反映するものとお考え下さい。

 唯一増加したのが成人インフルエンザで、年末に2桁の増加を見せました。年が明けてからはこれまた2桁の減少で、1月5日時点では微増という結果でした。それでも報告数は2桁を維持しています。今シーズンは成人インフルエンザの流行が先行しているように見えます。A型がほとんどでB型はA型の1〜2割程度です。小児インフルエンザは1月5日時点ではほぼ横ばいの結果でした。報告の内訳ではA型よりB型がやや多いという内容でした。

 ただし、1月10日頃からの寒波でインフルエンザにかかる人は急に増え始めました。すでに江戸川区内の小学校で学級閉鎖も出ています。十分にお気を付け下さい。

 1月5日の時点で報告数が2桁以上の疾患は3疾患と大きく減少しましたが、あくまでも年末年始のデータとお考え下さい。。順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↓↓↓(報告数133)
第2位《2》水痘 ↓↓(報告数19)
第3位《0》成人インフルエンザ(報告数13)

(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。


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2014年01月07日

水ぼうそう(水痘)が急増

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月16日から12月22日までの集計結果です。今年第1回の感染症情報ですが、集まった情報は年末のものです。

 感染性胃腸炎は今週も3桁の増加で、全疾患の報告数958例の4分の3以上を占めてしまいました。でもこの程度は毎年のことで珍しくはありませんが、年末のこの時期まで猛威を振るうのは珍しいことだと思います。そろそろピークを迎えるのではないかと思われます。

 感染性胃腸炎の流行が長引いているせいか、インフルエンザの増え方はそれほど急激ではありません。ほとんど流行とは言えないような状況が続いています。ただし、少数ながら江戸川区内全域で報告が来ています。「じわじわ」という感じです。成人も小児もすべてA型でした。インフルエンザの流行はこれからが本番です。十分にご注意下さい。

 先週半分以下に激減した溶連菌感染症は、今週は微増(横ばい?)でした。それでもまだなかなかの流行状況ですので、今後の動向には引き続き注意が必要でしょう。

 今週特筆すべきは水ぼうそう(水痘)の激増です。一挙に先週の報告数の2.5倍に達してしまいました。水痘としては大流行の部類に入ります。

 ただこれらの報告数は冬休みに入る前のものなので、すでに3学期が始まっている現在の状況をそのまま反映していないかもしれませんのでご了承下さい。
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+207例)と水痘(+36例)とプール熱(+13例)とおたふくかぜ(+13例)の4疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 おたふくかぜ突発性発疹が2桁台に復帰したため、今週報告数が2桁以上だったのは先週より2疾患多い7疾患となりました。順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数747)
第2位《3》水痘 ↑↑(報告数62)
第3位《2》溶連菌感染症(報告数51)
第4位《4》プール熱 ↑↑(報告数28)
第5位《0》おたふくかぜ ↑↑(報告数19)
第6位《5》リンゴ病(報告数15)
第7位《0》突発性発疹(報告数10)

(矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年12月27日

胃腸炎猛威そしてインフルじわじわ

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月9日から12月15日までの集計結果です。

 週末をはさむ連休があると、集計結果の掲載は金曜日になります。ご了承下さい。通常は火曜日掲載です。

 先週は報告数が3桁(100例)に迫る勢いだった溶連菌感染症ですが、今週は半分以下に激減してしまいました。それでもまだなかなかの流行状況ですので、今後の動向には引き続き注意が必要でしょう。

 感染性胃腸炎は今週また3桁の増加で、1週間の報告数がついに500例を突破しました。こども診療所では、ノロウイルス以外のウイルスによると思われる胃腸炎が増えているような印象を受けています。感染性胃腸炎が年末のこの時期まで猛威を振るうのは珍しいことだと思います。

 感染性胃腸炎の流行が長引いているせいか、インフルエンザの増え方はそれほど急激ではありません。「じわじわ」という感じです。報告があったのは小松川地区・葛西地区・小岩地区の3地区のみで、今まで報告があった地区以外には広がっていません。成人はすべてA型でしたが、小児ではA型とB型が混在しているようです。園や学校が冬休みに入りましたので、本格的な流行は年明けの1月中旬頃からと思われます。ただし、塾の冬休み講習などに出席しているお子さんの所属する小学校中学年以上と中学校では3学期早々から流行が始まる恐れもあります。ご注意下さい。

 感染性胃腸炎の治療に関しては、連載は終わっていますが、「ヤブログ医学講座」のカテゴリーでご覧になることができます。
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+106例)だけでした。2桁減少した疾患は溶連菌感染症(-52例)とプール熱(-11例)の2疾患でした。

 おたふくかぜがまた1桁台に後退し、リンゴ病が2桁台に顔を出したため、今週報告数が2桁以上だったのは先週と同じ5疾患となりました。リンゴ病はここで報告されているよりも多く発生しているのではないかと思われます。
 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数540)
第2位《2》溶連菌感染症 ↓↓(報告数43)
第3位《4》水痘(報告数26)
第4位《3》プール熱 ↓↓(報告数15)
第5位《0》リンゴ病(報告数14)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年12月17日

溶連菌感染症3桁に迫る

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の12月2日から12月8日までの集計結果です。

 今週の特徴は溶連菌感染症の続伸です。先週25例の増加でしたが、今週はそれを上回る31例の増加で、報告数も95例と3桁(100例)に迫る勢いです。溶連菌感染症の報告数が3桁に達したのは記憶にありませんが、今後の動向に厳重な注意が必要でしょう。

 感染性胃腸炎は先週130例の増加でしたが、今週は85例の増加でした。1週間の報告数が400例を突破しましたが、毎年500例を超えていますのでこれからもしばらくは増え続けるものと思われます。流行の中心はやはりノロウイルスと思われます。

 インフルエンザは葛西地区で小児の報告例が2例(A型)、葛西地区と小岩地区で成人の報告が各1例・計2例ありました。どちらもA型でした。しばらく小児の発生が報告されていた小松川地区では今週報告がありませんでしたが、松江で開業なさっている小児科の先生のところでは先週末に小松川地区の小学校に通っているお子さんがB型のインフルエンザと診断されたそうです。まだまだ油断はできなさそうです。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。(連載は今週で終わりました)
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+85例)と溶連菌感染症(+31例)の2疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 突発性発疹がわずか1週間で1桁台に後退したため、今週報告数が2桁以上だったのは先週より1疾患少ない5疾患となりました。
 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数406)
第2位《2》溶連菌感染症 ↑↑(報告数95)
第3位《4》プール熱(報告数25)
第4位《3》水痘(報告数24)
第5位《6》おたふくかぜ(報告数14)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。

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2013年12月10日

感染性胃腸炎が3桁増!!!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月25日から12月1日までの集計結果です。

 各メディアの報道を通して皆さんもご承知と思いますが、江戸川区でも感染性胃腸炎が猛威を振るっています。メディアの報道のようにノロウイルスによるものが主流と思われますが、他のウイルスによるウイルス性胃腸炎も散見されています。感染性胃腸炎はこの週だけで100例以上、つまり3桁の増加を見せています。十分にご注意下さい。

 ちなみに、感染性胃腸炎は先々週が24例の増加、先週がその倍近い46例の増加でしたが、今週は先週の3倍近い130例も増えています。報告数も先週との比較で1.6倍になっています。

 インフルエンザは今週も小松川地区で小児の報告例が1例ありました。やはりB型です。成人の報告は葛西地区で1例(A型)がありました。今はなんと言ってもインフルエンザより感染性胃腸炎ですね。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。
 
 この週2桁以上増加した疾患は感染性胃腸炎(+130例)と溶連菌感染症(+25例)と水痘(水ぼうそう)(+10例)の3疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 先週わずか1週間で1桁台に後退したおたふくかぜが今度はわずか1週間で2桁台に復帰しました。それから突発性発疹が2桁台に登場して、その結果今週報告数が2桁以上だったのは先週より2疾患多い6疾患となりました。
 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑↑(報告数321)
第2位《2》溶連菌感染症 ↑↑(報告数64)
第3位《4》水痘 ↑↑(報告数23)
第4位《3》プール熱(報告数21)
第5位《0》突発性発疹(報告数16)
第6位《0》おたふくかぜ(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年12月03日

感染性胃腸炎さらに増加

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月18日から11月24日までの集計結果です。

 インフルエンザは今週も小松川地区で小児の報告例が2例ありました。いずれもB型です。成人の報告はありませんでした。

こども診療所では先週の金曜日(11月29日)に小児のインフルエンザが1例発生しました。A型でした。その後は今日までのところ発生していません。

 感染性胃腸炎は先週24例増加しましたが、今週は倍近い46例の増加でした。こども診療所でも同様の傾向が見られています。ノロウイルスによる嘔吐・下痢の症状のお子さんもいらっしゃいますが、その他にも何種類かのウイルス性胃腸炎がはやっているようです。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。
 
 この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+46例)と溶連菌感染症(+21例)の2疾患でした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 プール熱水痘(水ぼうそう)はわずかに減少しましたが2桁台を維持しています。おたふくかぜはわずか1週間で1桁台に後退です。その結果今週報告数が2桁以上だったのは先週より1疾患少ない4疾患でした。溶連菌感染症プール熱の順位が入れ替わりました。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数189)
第2位《3》溶連菌感染症 ↑↑(報告数36)
第3位《2》プール熱(報告数24)
第4位《4》水痘(報告数11)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。


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2013年11月26日

感染性胃腸炎の急増

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月11日から11月17日までの集計結果です。

 インフルエンザは小松川地区で小児の報告例が2例ありました。いずれもB型です。成人の報告はありませんでした。

 感染性胃腸炎が急増しました。毎年11月に入ると感染性胃腸炎が急増し、それが一段落するとインフルエンザの流行期に突入するという傾向が見られます。インフルエンザの2例報告と合わせると、今年も同じような展開になることが予想されます。ご注意下さい。

 感染性胃腸炎の治療に関しては現在毎週月曜日のヤブログ医学講座に連載中です。ぜひご覧下さい。
 
 この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+24例)とプール熱(+13例)の2疾患、2桁減少した疾患は溶連菌感染症(-15例)の1疾患でした。

 先週2桁台に復帰したプール熱水痘(水ぼうそう)は今週も増加を続けました。おたふくかぜが新たに2桁台に加わっています。手足口病は長い間2桁台を維持してきましたが、ついに1桁台に後退しました。その結果今週報告数が2桁以上だったのは先週と同じ5疾患でした。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎 ↑↑(報告数143)
第2位《3》プール熱 ↑↑(報告数26)
第3位《2》溶連菌感染症 ↓↓(報告数15)
第4位《5》水痘(報告数14)
第5位《0》おたふくかぜ(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。


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2013年11月20日

微動ながらめまぐるしい変動

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の11月4日から11月10日までの集計結果です。

 インフルエンザは小児も成人も報告はありませんでした。一挙に11例の報告が一挙にゼロになってしまいました。流行期に入るのはもうちょっと先のようです。

 この週は増えたり減ったりで一定の傾向は見られません。動きも大きくありませんが、報告数が2桁になったと思うとすぐに1桁に後退したり、そしてまたすぐに2桁に復帰したりと、めまぐるしく変動しています。

 この週2桁減少した疾患は小児インフルエンザ(-10例)だけでした。2桁増加した疾患はありませんでした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、先週1桁に後退したばかりのプール熱水痘(水ぼうそう)の2疾患がわずか1週間で2桁台に復帰し、先週2桁台に新登場した小児インフルエンザ、突発性発疹、おたふくかぜの3疾患がわずか1週間で1桁台に後退し、先週より1疾患少ない5疾患でした。安定(?)上位の感染性胃腸炎溶連菌感染症手足口病以外はわずか1週間での総入れ替えでした。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数119)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数27)
第3位《4》手足口病(報告数13)
第3位《0》プール熱(報告数13)
第5位《0》水痘(報告数12)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年11月12日

インフルエンザ一挙に11例

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の10月28日から11月3日までの集計結果です。

 なお、今週からすべての病名を同じ色の文字で表示することにいたしました。ご了承下さい。

 今まで速報でお知らせしていたインフルエンザですが、報告のあった医療機関はどちらも感染症定点観測指定医療機関だったようで、今週の集計にすべての報告が反映されています。平井地区の一医療機関で小児インフルエンザが10名、葛西地区の一医療機関で成人インフルエンザが1名、合わせて11名の報告です。今後の動向にはさらに要注意です。

 この週も多くの疾患が増加傾向でしたが、上昇幅は小幅です。

 この週2桁増加した疾患は小児インフルエンザ(+10例)だけでした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、先週2桁に復帰したばかりのプール熱水痘(水ぼうそう)の2疾患があっという間に1桁台に後退しましたが、小児インフルエンザ、突発性発疹、おたふくかぜの3疾患が新たに2桁台に登場したため、先週より1疾患多い6疾患でした。今週も感染性胃腸炎の独壇場という感じですが、溶連菌感染症がじわじわと増加を続けています。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数126)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数26)
第3位《0》突発性発疹(報告数15)
第4位《3》手足口病(報告数13)
第5位《0》小児インフルエンザ ↑↑(報告数10)
第5位《0》おたふくかぜ(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。


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2013年11月08日

出入りの激しい感染症

mizueyubisashi.jpg 今週は月曜日が祝日でしたので、感染症情報の掲載は金曜日です。

「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の10月21日から10月27日までの集計結果です。

 平井地区で報告のあったインフルエンザは結局全部で7名だったそうですが、その後の発生はないようです。また、11月2日には船堀地区の医療機関で1名(成人)、A型のインフルエンザが発生したとの報告がありました。インフルエンザに関しては今後の動向に要注意です。

 この週は多くの疾患が増加傾向でした。この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+10例)だけでしたが、1桁増ながら溶連菌感染症が4週間ぶりに増加に転じたり、夏風邪グループの手足口病プール熱が増加したり、おたふくかぜ水痘(水ぼうそう)も増加しました。

 この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+10例)だけでした。2桁減少した疾患はありませんでした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、先週1桁に後退したプール熱水痘(水ぼうそう)が2桁台に復帰し、先週より2疾患多い5疾患でした。今週も感染性胃腸炎の独壇場という感じです。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↑↑(報告数123)
第2位《2》溶連菌感染症(報告数20)
第3位《3》手足口病(報告数13)
第3位《0》水痘(水ぼうそう)(報告数13)
第5位《0》プール熱(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹風疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。



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2013年10月29日

インフルエンザ発生!!!

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の10月14日から10月20日までの集計結果です。

 集計期間外ですが、昨日(10月28日)江戸川区内でインフルエンザ発生の報告がありました。いよいよ来たか!という感じです。

 平井地区の一医療機関で4名、いずれも同じ保育園に通う同じクラスの園児で、インフルエンザの型は全員B型だったそうです。この4人の中の誰かが感染源なのか、あるいは他に感染源がいるのかは不明ですが、今後の動向に要注意です。

 でも、この医療機関が感染症定点観測の指定医療機関だったとしても、集計として届くのは再来週ということになってしまいます。指定医療機関でなければこの集計には登場しません。ヤブログでも情報収集に努めますが、オンタイムの情報は皆さんのお友達ネットワークで収集するようにして下さい。

 では、2週遅れの集計のほうに戻りましょう。
 
この週は感染性胃腸炎以外のほとんどの感染症が減少しました。

 溶連菌感染症は、3週連続の減少となってしまいまいましたが、減少幅は小幅です。先週も申し上げたようにこども診療所のある一之江近辺ではまだ減り始めたという印象はありません。同じ江戸川区といっても地区によって差が出るのは仕方がないと思います。一之江近辺の方は十分にご注意下さい。

 この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+13例)だけ。2桁減少した疾患はプール熱(-19例)と手足口病(-11例)の2疾患でした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、大幅に減少したプール熱と久しぶりに報告数2桁に復帰したおたふくかぜ水痘(水ぼうそう)が1桁台に後退し、先週より3疾患減ってわずか3疾患でした。感染性胃腸炎の独壇場という感じです。

 順位は次の通りです。第1位の感染性胃腸炎と第2・3位の溶連菌感染症手足口病の報告数には100例もの開きがあります。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↑↑(報告数113)
第2位《4》溶連菌感染症(報告数13)
第3位《3》手足口病↓↓(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は8週続けて報告数ゼロでした。そろそろ流行も終わりに近づいてきたようです。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。





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2013年10月22日

プール熱さらに増加!???

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の10月7日から10月13日までの集計結果です。

 この週は冬型感染症の感染性胃腸炎と夏型感染症のプール熱が同じぐらい増加しました。せめぎ合いというより競り合っているという感じです。手足口病はわずか1週間で減少に転じました。

 溶連菌感染症は、この集計では2週連続の減少となっていますが、こども診療所のある一之江近辺ではむしろ増加傾向に思われます。同じ江戸川区と言っても地区によって差が出るのは仕方がないと思います。一之江近辺の方は十分にご注意下さい。

 インフルエンザは今週も報告ゼロでした。

 この週2桁増加した疾患は感染性胃腸炎(+16例)とプール熱(+12例)の2疾患でした。2桁減少した疾患は溶連菌感染症(-16例)だけでした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、1桁の増加ながらおたふくかぜ水痘(水ぼうそう)が久しぶりに報告数2桁に達し、先週より2疾患増えて6疾患になりました。

 順位は次の通りです。プール熱溶連菌感染症の順位が入れ替わってしまいました。夏型が増加し秋型が減少するという珍現象です。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↑↑(報告数100)
第2位《4》プール熱↑↑(報告数25)
第3位《3》手足口病(報告数21)
第4位《2》溶連菌感染症↓↓(報告数15)
第5位《0》おたふくかぜ(報告数12)
第6位《0》水痘(報告数10)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は7週続けて報告数ゼロでした。そろそろ流行も終わりに近づいてきたようです。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。

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2013年10月18日

夏と秋のせめぎ合い?

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の9月30日から10月6日までの集計結果です。

 先週は溶連菌感染症の増加を受けて、記事のタイトルが「秋の訪れ」でしたが、今週は溶連菌感染症が一転減少に転じ、三大夏風邪の手足口病プール熱が増加に転じました。タイトル通り夏と秋がせめぎあっているような感じです。

 インフルエンザは今週も報告ゼロでした。

 この週2桁増加した疾患はありませんでした。2桁減少した疾患は溶連菌感染症(-11例)だけで、先週増えた分(+12例)そのまま減ったという感じです。

 この週報告数が2桁以上だったのは、プール熱がわずか1週間で2桁に復帰したため、先週より1疾患増えて4疾患になりました。

 順位は次の通りです。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数84)
第2位《2》溶連菌感染症↓↓(報告数31)
第3位《3》手足口病(報告数30)
第4位《0》プール熱(報告数13)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は6週続けて報告数ゼロでした。そろそろ流行も終わりに近づいてきたようです。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。




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2013年10月08日

溶連菌感染症増加(秋の訪れ)

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の9月23日から9月29日までの集計結果です。

 全体としては夏から秋への境目の感染症端境期が続いているようですが、その中でも溶連菌感染症の増加が目立つようになりました。最近は野菜や果物と同じで病気の季節性というのも薄れていて、溶連菌感染症も1年中見られていますが、本来は秋から春先にかけはやりやすい病気です。秋の訪れを感じさせます。

 三大夏風邪は今年の流行のトップだった手足口病だけが報告数2桁でしたが、ヘルパンギーナプール熱はともに1桁台に後退しました。

 インフルエンザは今週も報告ゼロでした。

 この週2桁減の疾患はありませんでした。2桁増の疾患は溶連菌感染症(+12例)だけでした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、ヘルパンギーナプール熱突発性発疹が一度に1桁台に後退し、先週より3疾患減ってわずかに3疾患でした。

 順位は次の通りです。溶連菌感染症は先々週が第3位、先週が同数第2位でしたが、今週は単独2位となり、2週間かけて順位を1つ上げました。《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎(報告数88)
第2位《2》溶連菌感染症↑↑(報告数42)
第3位《2》手足口病(報告数24)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は5週続けて報告数ゼロでした。そろそろ流行も終わりに近づいてきたようです。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。




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2013年10月01日

夏の名残りのプール熱?

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の9月16日から9月22日までの集計結果です。

 夏から秋への境目には感染症が減少する傾向があります。今週の集計結果はそれを反映しているようですが、先週そろって減少に転じた三大夏風邪のヘルパンギーナ手足口病プール熱のうち、プール熱だけがわずかに増加しました。

 他の疾患はほとんどが減少しています。増加した疾患はプール熱に、水痘おたふくかぜ(どちらも報告数は1桁台)を加えた3疾患だけでした。

 プール熱の増加は江戸川区だけでなく、全国的な調査でも同じような傾向が見られています。夏の名残りを惜しんででもいるかのようです。惜しまなくてもいいから早くなくなってくれたほうがこちらは助かりますけどね。

 インフルエンザは今週も報告ゼロでした。

 この週も2桁増の疾患はありませんでした。2桁減少した疾患は2週連続の感染性胃腸炎(-10例)と手足口病(-10例)の2疾患でした。

 この週報告数が2桁以上だったのは、プール熱がわずか1週間で2桁台に復帰し、先週より1疾患多い6疾患でした。

 順位は次の通りです。第4位までは先週と変わりませんでした。順位のあとの《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↓↓(報告数80)
第2位《2》手足口病↓↓(報告数30)
第2位《3》溶連菌感染症(報告数30)
第4位《4》ヘルパンギーナ(報告数18)
第5位《0》プール熱(報告数15)
第6位《5》突発性発疹(報告数12)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は4週続けて報告数ゼロでした。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。




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2013年09月27日

感染症も夏から秋へ?

mizueyubisashi.jpg 「江戸川区感染症定点観測」(区内31か所の定点指定医療機関での患者発生数報告)の9月9日から9月15日までの集計結果です。

 感染症情報は毎週火曜日に掲載していますが、月曜日が祝日の場合には各医療機関の手元に届くのが週末になってしまいます。ご了承ください。

 今週は三大夏風邪のヘルパンギーナ手足口病プール熱のすべてがそろって減少に転じました。

 プール熱は報告数が先週の半分以下になって、ついに1桁台に後退してしまいました。

 インフルエンザは今週も報告ゼロでした。

 この週2桁増の疾患はありませんでした。2桁減少した疾患はプール熱(-11例)と感染性胃腸炎(-10例)の2疾患でした。感染性胃腸炎は先週まで3週連続の2桁増でしたが、今週は減少に転じています。

 この週報告数が2桁以上だったのは、すでにお伝えしたようにプール熱が1桁台に後退し、先週より1疾患少ない5疾患でした。

 順位は次の通りで先週と変わりません。プール熱が抜けただけです。順位のあとの《 》内の数字は前週の順位、数字0は前週の報告数が1桁だった疾患です。

第1位《1》感染性胃腸炎↓↓(報告数90)
第2位《2》手足口病(報告数40)
第3位《3》溶連菌感染症(報告数32)
第4位《4》ヘルパンギーナ(報告数23)
第5位《6》突発性発疹(報告数19)

 (矢印は前の週の報告数との比較で矢印1つが1桁を表しています/報告数というのは指定医療機関だけの集計で江戸川区全体の医療機関からの報告数ではありません)

 定期予防接種の対象となっている疾患としては、麻疹百日咳の報告数は今週も引き続きゼロでした。大流行と先天性風疹症候群の発生が懸念されている風疹は3週続けて報告数ゼロでした。


《成人への風疹予防接種》:このブログの4月11日の記事をご覧ください。

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